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インターネットヒーロー  作者: しくらん
3/3

ワームで死ぬかも

あっっははははははははっふえんfhrjfjdっjっfんfjっd

「んにゃーああああ」

いい朝だった

清々しい太陽が憎たらしく思えるほどに。


今日も私の一日が始まる。


トロイの馬殺害事件から数週間のあいだ

私は社員さんから現実拡張プログラムや戦術を学び


ついにバイトから正社員にレベルアップした


つい一ヶ月前は無職だったのに気がつけば正社員になっていた。

「人生ってぬるいなー」その言葉を吐いたと同時に

死にたい気分に襲われた



とにもかくにも

正社員としての出勤は今日が初めてだ。


早速仕事場につくと社員さんがワームと戦っていた

ワームというのは自身を複製して他のシステムに拡散するマルウェアウイルスのことだ。つまり分身してしまうのだ!


ワームの外見はもちろん芋虫

社員さんが「ウリャウリャウリャー」とワームに向かって剣を振り降ろすとワームはすかさず分裂する。


はじめの頃は一匹だった芋虫ワームが三十分もしないうちに800匹に増えていた。

仕事場に芋虫が大量に発生しているのである。


正社員一日目にしてゲロを吐いた。

ワームが私の体を這いつくばり耳から脳へ侵食してきた。

頭がおかしくなっていった。


おかしくなった私は

苦し紛れにRPGを仕事場にぶっぱなした。

スドーンという音と共にワームの体液が部屋に飛び散った。


私「きれーいきれーいきれーいきれーい」オロロロロorororo

社員「あっはははっはきれーいきれーいきれーいきれーい」卯hdhsっjん


脳のなかにいるワームはまだ死んでないようだった。

私、正社員一日目にして死ぬかもしれない。


誰か助けて



(ちなみに剣や銃も電子プログラムでできてるからリアルでは無害だよ☆)


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