説教とこの世界の事
コーシンです
「もう――いつまでやってるんですか!!」僕は・・うん現在ハルメさんからお説教を受けています・・流石に一日中やってたんだからそうなるよね・・実は昨日やってた事がハルメさんにばれました。
「ちょっと!?聴いてる?結局貴方は何を今日の朝までしていたの? 」聴いてます、聴いてます、ちょっとうざいと思ってます
「 ......聴いてますよ・・ちゃんと」とりあえず答えては置く。
「とにかく、今後あんな怪しい事はやめる!!分かった?」何故か必死に言ってくるハルメさん
「.......分かりました」ハルメさん・・笑顔ですけど目が笑ってないですって無理とか言ったら何する気ですか
「分かればよろしい、で何か欲しい物有った? 」どうやら彼女お説教はようやく終わった様だ、欲しい物かやっぱりあれだな
「これです」そう言い僕が差し出したのは――
「本当にこれで良いの?良いけどもっと良いのあるよ?」そう言い少しハルメさんが驚いている、それもそうだろう、僕の差し出したアイテムは、道具効果調律の御守りと言うアイテムだ、このアイテムは全てのアイテム効果を二倍にするという効果で僕の能力でコピー出来なかったアイテムの数少ない一つだ。
「はい構いません、僕には必要な効果ですから」僕の能力的にこの効果は実質自分の能力を強化するのと同じ様な物だしね
「なら良いけど……貴方これからどうする気なの?この世界の事とか良く分からないんじゃないの?」
「あぁ~そうですね、とりあえずハルメさんがここに置いてくれるなら、ここでハルメさんにこの世界の常識を学ばせてもらって、街とか行きたいなと思ってます」今、街に行っても不振に思われるだけだし
「別に良いけど……狩りとか手伝ってもらうかも知れないし……」と悩んでいるハルメさん
「別に構いませんよ?少しは僕も戦えますし」僕の能力の事はあえて言わないよ、今はね
「じゃあ問題無い……かな?まあ大丈夫だよね!! 」
こうして僕はしばらくハルメの家に泊めてもらう事となった。