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珈琲ライダーコフィア  作者: くろくまくん


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5/6

ある喫茶店の息子たち

ん? 今回も何かいつもとスタイルが違うぞ。


コメディではないような、少しコメディなような?


だが、ひと言いっておくが、この作品のジャンルは……


アクションだ。

 ある小さな町の、商店街の外れにある、小さな喫茶店。


 その2階の6畳二間の住居スペースで、母親と、2人の男の子が暮らしていた。母親は35歳、2人の男の子は6歳と3歳だった。


「ヨウ! はやくはやく〜! ライダーが始まるぞ!」


 小さなブラウン管テレビに2人は釘付けだ。毎週日曜日の朝は、特撮のヒーローものの番組がやっている。


「ほらっヨウ! 変身するぞっ! どぇい! へん……しん……!!」


「どえい!」


 母親は朝から下の喫茶店で働いているので、この時間は男の子2人でテレビは独占できるのだ。


『なんだ君はと聞いたか……?俺の名は……仮面ライダーホワイトだっ!! 弱きを助け、強きをくじく! くらえ!! ホワイト企業パンチ!!』


 ん。なんか余計な言葉がテレビから聞こえてきた気がするが……まぁ気にしない気にしない。


「なんだきみはと……オレの名は……ホワイトだ! とうっ!」


「だぁっ! とぅっ!」


 お兄ちゃんのマネをする弟のヨウちゃん。ちなみにお兄ちゃんは菴《イオリ》くんと言うようだ。と、下の喫茶店から2人の母親の声が聞こえてきた。


「イオリ〜! ヨウ〜! 母ちゃん、配達に言ってくるから、おりこうにテレビ見ててね〜!」


「「はーい!!」」


 もちろんテレビの独占タイムに、わざわざ外に出ることはしない。


「ヨウ。俺は大きくなったら、ヒーローになる。みんなを助けるんだ。ヒーローはカッコいいからな」


「どえいっ!」


「ヨウも兄ちゃんみたいにヒーローになりたい?」


「うんっ、ヒーロー!どえい!」


 小さい頃の男の子は、ヒーローに憧れる子が多い。それをずっと夢見続ける子もいれば、大きくなるにつれ、現実に打ちのめされ、諦めてしまう子もいる。


 ヒーローは、現実にはいない。


 ヒーローは、テレビの中だけ、物語の中だけの存在なのだ。


「ヒーローはきっといるぞ! 兄ちゃんは少し大きくなったら、ヒーローの弟子になりにいく!」


 え、お兄ちゃん、そんなこと言って大丈夫? ヒーローはテレビの中だけだよ。実際は俳優さんが演じているだけだよ。


「きっといる、きっといるぞ!」


 そうなの……まぁ、頑張ってね。


 夢は叶えるためにあるんだ。でも、きっと諦めてはいけない。何事も諦めずに、それを絶対に成し遂げたいと、強く願っていれば、きっと叶うよ。


 イオリくんとヨウちゃん。大きくなっても喧嘩しないで、仲良くしているんだよ。


すまない。


今回はつい2人の男の子に感情移入してしまい、語りかけているようなナレーションをしてしまった。


だが、文字数はおおむね1000字前後になっていると思う。


ちなみに、2人の男の子の弟のヨウちゃんとは、宇田川榕《うだがわよう》のことだ。


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― 新着の感想 ―
アクションなんだ。Σ(-∀-;) コメディじゃないの? 仮面ライダーホワイトがホワイト企業なら、 仮面ライダーブラックはブラック企業勤務なのかな?? 仮面ライダーブラックRXは、常に残業してそうですね…
あ~、前回出てた、就職失敗したヒトだ(*'▽'*) きっと、ヒーローヒーロー言ってたからダメだったんだね。 ……………昔のマンガでそんなキャラがいたような…………翼男……………ウィング………う、頭が……
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