表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

〈前編〉わたしの決断

目に留めていただきありがとうございます。

最後まで楽しんでいただけたら幸いです!

「大きくなったら結婚しようね」


そう約束したのは、たしか4歳か5歳の時だったと思う。


同じ幼稚園に通っていた男の子と、そんな約束をしたことを覚えている。


でも、その約束をした男の子が誰だったのかはすっかり忘れてしまった。


人は1日に3万5000回も決断をしているらしい。

あの時の私も、「大きくなったら結婚しようね」という言葉を口に出して彼に伝えるかどうか、さぞかし悩んだことだろう。


それなのに、今となっては約束の相手の男の子が誰だったのかも忘れてしまった。


たぶん彼も同じだろう。

彼も私のことなんてすっかり忘れているはずだ。

もしかしたら、そんな約束をしたことすら忘れているかもしれない。


当時のことを思い出したら、何故だか急に胸がソワソワしてきた。

まだ幼かったとはいえ、よくもまあ「結婚しよう」だなんて大それたことを口にできたものだ。


こんな時は甘いものを食べて心を落ち着かせるに限る。


夕飯の材料を買いに近所のスーパーへ行く途中だったが、今日は最近行きつけの喫茶店でパフェでも食べよう。


ダイエット中の私は喫茶店へ向かう途中、果たしてこの決断は正しいのかと何度も自問自答した。

だが、喫茶店に着いてパフェの一番上にのっているチョコレートアイスを口に入れた瞬間、私の決断は間違っていなかったと確信した。

前編を読んでいただきありがとうございます。

後編も投稿中です!

是非、ぼくのために読んでやってください(´;ω;`)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ