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71話 一番大切なもの

 エリンが顔を上げた時、そこには自分の常識を疑う光景が広がっていた。

 いや、常識という言葉は相応しくないだろう。まさしく、自分の目を疑い、耳を疑い、目の前に広がっている光景の全てが自分が絶望しすぎた故に見えている幻想だと思ったほどだ。


「し、師匠……?」


 まず彼女が目を見張ったのは、死んだはずの英雄であり、母方の祖母であり、戦い方を教えてくれたマーリンが、自分の小さな体を優しく抱き上げていることに対してだった。

 確かにさっきもその目にその姿を宿していた気はするが、泣いていたせいでそれは今よりも幻想めいた光景だったのだ。

 その暖かな抱擁と溢れんばかりの愛は言葉を交わさずとも感じ取れ、今までの悲しみや憎しみ、怒りなんかの感情が全てどうでも良いとさえ感じ、不思議と体がスっと軽くなったような気がする。


 そしてその背後でオロオロ泣きながら同じくマーリンに縋り付いている女を見て、やっぱりこの光景は夢か何かだと強く意識する。なにせ、そこにはつい数分前に自分の手で殺したはずのシャトリーヌがいたからだ。


 彼女が自分の唯一の支持者……というか、恩人であるということも未だに納得は出来ないけれど、エリンがシャトリーヌを恨んでいた理由は、平たく言えば『マーリンを殺したのが彼女だから』という、その一点だけだ。それ以外では特に関心など寄せておらず、マーリンが生きているのであれば彼女の事なんて、言葉通りどうでも良かった。


 無論支持者とか恩人だとかのそれがまだ飲み込めていないだけで、それが本当なのであれば大変嬉しい限りだし、言葉の限りを尽くして感謝を述べなければならないだろう。

 しかしそれを、今この場で考えろという方が無理な話だった。


 それに加え、周りに広がるドーム状の何か。これは、マーリンが使用している魔法の一種だろうと直感的に悟り、無意識的に自身の能力を使用してこの後に起こるだろう展開を先読みする。

 そこで彼女は、再び自分の目を、耳を疑った。


「ねぇおばさん、サッサとそれ解いてくれない? アイテムとか使いたくないんだけど~」

「お、おばっ!」


 自分の唯一の友達であり、マーリンがいなくなった今――目の前にいるが――唯一心を許していた4人のうちの1人であるマッハが、これまたいなくなってしまったはずのヒナの隣で怒りに染まった顔を浮かべながらそう言ったのだ。

 その手元には見事な細工が施された刀が握られており、見ただけでも強力な力を宿している事が分かる。

 しかしながら、その瞳の中に宿る怒りと憎悪は、彼女が見てきたどこかいい加減な印象を受けるマッハのそれとはまるで別人であり、知らぬ間に恐怖で膝が笑いそうになってしまう。


 彼女におばさんと言われたマーリンは引きつった笑みを浮かべながら乾いた笑いを漏らしているが、彼女は精神的なダメージを受けているだけらしいので無視しても問題ないだろう。

 しかし、なんで彼女がそんなに怒り心頭……というか、なんでそこまで怒っているのかエリンにはよく分からず、思わずポツリと呟いた。


「マッハ……? なんでそんなに怒ってるの……?」


 首を傾げながらそう言った彼女に、マッハはふんと鼻を鳴らしながら刀を向けた。

 それは既に友達に向けるそれではなく、お前もそちら側にいるのであれば敵認定するぞという無言の意思表示だった。


 いくら心を許した友達であろうと、当然ヒナに対して危害を加えようとした存在と仲良し……とはいかないまでも、その人物を庇うのであれば、“彼女”にとっては同罪だ。なにせ、彼女にとってこの世で一番大切なのは、後ろでビクビク怯えてケルヌンノスを大事そうに抱えている姉なのだから。


「なぁたる、あの魔法って効果時間どのくらいだっけ?」

「……確か、アイテムとか諸々込みで10分弱。攻撃魔法とかスキルも使える、存在隠蔽系の物の完全上位互換。その代わり、魔力消費がバカにならないやつ」

「ふーん。見た感じだと、あいつアイテムとか持ってないから実際はその半分くらいだよな? じゃあ、効果時間切れたら斬るぞ?」

「…………エリンは?」


 心配そうに呟いたイシュタルに対し、マッハは少しだけ迷うように頭を悩ました直後、最後のチャンスだとばかりに刀を鞘に納めてエリンへと語りかけた。その声はさっきのような怒りと憎悪に塗れた物ではなく、警察が立てこもり犯にするような、対話を望むような優し気な物だ。


「エリン、そのドームから出てこっちに来て。私も、あなたを斬りたくはない。だって、友達だもん」

「マッハ……?」


 何がなんだか分からず、エリンは未だに混乱する。

 だが、そんな状態でも唯一物事を冷静に考えられる人物がいた。マーリンだ。


 彼女は、マッハがエリンの事を友達だと言い、シャトリーヌに対してイシュタルが発した言葉の内容も正確に聞いていた。

 そして、このピリピリした状況を生み出したであろう張本人がシャトリーヌであろうことは、マッハの態度から見ても明らかだった。


 彼女が発動させた魔法の効果はマッハの言う通りあと4分も持てば良い方だ。

 それに、魔力総量にはまだまだ余裕がある彼女でもこの魔法を連続で使用する事はインターバルの関係で出来ないため、もしもの場合に備えて次の防御魔法を使用する用意を進めておく。

 間違ってもマッハ達に危害を加えようとしてはならない。そうなったら最後、今はまだ混乱している魔王でも、彼女達に加勢する恐れがある。


「ねぇシャトリーヌ……。色々分からない事はあるだろうけど、今は全部忘れて私の質問に答えてくれる? あの子達……特にあの、真ん中の一番大きな女の子に、なにかやった?」

「……? マーリン様? い、いったいなにを――」

「良いから。なんかその……めっちゃヤバそうなこと、言っちゃったりやっちゃったりした?」


 若干声を震わせているマーリンを不思議に思いつつ、シャトリーヌは自分がここ数日で彼女達にやって来た行為と、その理由を全て簡潔に説明した。

 要所要所を省きつつもその命知らずとも言える行為の全てに戦慄するマーリンは、目の前のマッハの怒りは最もだと納得すると共に、全ての元凶がシャトリーヌではない事に少しだけホッとする。

 もし彼女が主体で動いていれば、まず彼女の生存は諦めねばならなくなるからだ。


 次に話を聞くべきなのはもちろんエリンだ。

 なんでマッハと友達なんて関係になれているのかも詳しく聞きたいが、そんな悠長な事をしている暇があるはずないので、マッハに断りを入れてエリンと少しだけ話をする時間を貰う。

 マッハがそれを許可してくれたのには驚いたが、友達の願いなら多少は聞く耳を持つという事だろう。今回は、それに救われた。


「マッハと魔王……じゃない。ヒナと、どういう関係なの?」

「……? その前に師匠……生きてたの……?」

「今はそれどころじゃ……って、そうよね、あなた達にはこっちの方が重要よね……。でも、ごめん。それはまた後日ゆっくり説明してあげるし、なんならいっぱい謝るから、今は私の言う事に答えてくれない?」

「……」


 エリンもシャトリーヌ同様今にも泣きだしてしまいそうな顔をしている――少し前まで泣いていたが――のに、健気に小さく頷くと、彼女達との関係についてザックリ説明する。

 その内容はマーリンを大いに驚かせる物であり、特にヒナがまだ20も超えていないらしいという事に驚きを隠せないが……それはまぁ後で聞ける機会があればその時に聞けば良いだろう。


(この状況から、どうやってこの子を助け出すかだけど……)


 マーリンは、うーんと考えながら後ろで不安げな瞳を向けてくるシャトリーヌを見やる。

 彼女が死亡しても、究極のところ魔法で蘇生させることはできないでもない。

 しかし、それをした場合次に狙われるのは確実に自分になるだろうし、サンや他2人の時と違い、マッハは油断などせず確実に命を奪いに来るだろう。そうなってしまえば二度とこの世界に帰ってくることはできないと考えるべきだ。


 それに、このままシャトリーヌを見逃すという選択肢も彼女の中には存在しない。何があったかはまだザックリとしか聞いていないし、王城内……引いては王国内にサンを含めたディアボロスの影響が色濃く出ている事はもはや疑いようが無い。この国が汚れてしまったのだって、恐らくはそれが原因だろう。

 そして、シャトリーヌは自分がいなくなったせいでその毒牙にかかってしまっただけだ。

 なら、その責任の一端は自分に帰結するし、なによりサンの思惑通りに彼女達と敵対するのは面白くなかった。


(目覚めたと思ったらとんだ業務が待ってたものよね……。残業手当は出るんでしょうね■■?)


 これでサービス残業だよなんて笑顔で言われれば反乱を起こすぞと心の中で吐き捨てつつ、彼女はヨイショと立ち上がってエリンをシャトリーヌの横へやって両手を上げる。ちょうど、拳銃を向けられた凶悪犯のように、戦う意志は無いと告げながら少しだけ前に出る。


「今、2人から話を聞いて色々事情は把握したよ。そっちに対話の意志があるなら聞いてほしいんだけど……どうかな?」


 引きつった笑みを浮かべながらそう言う彼女に、マッハは当然怪訝そうな顔を浮かべながら無駄と知りつつスキルを発動させた。

 彼女の意志に従って緋色の鱗を輝かせる巨大な龍が出現し、白く輝く牙を覗かせながらマーリンへと迫る。


「……さいですか」


 ドーム型の障壁にその攻撃を阻まれながら消滅したその幻の緋色の龍は、マッハの内心を代弁するかのような身を震わせるような咆哮をあげて再び彼女の背後に姿を現した。

 そのスキルも円卓の騎士の中で持ってる人は片手で数える程度しかいなかった超レアスキルだし、獲得する為にクリアしなければならないクエストはとても1人で攻略できる難易度では無い。そう心の中で愚痴りつつも、ふぅと肩を落としてどうしたものかと頭を抱える。


 しかしながら、そんなマーリンの心情なんてどうでも良いとばかりにマッハは口を開いた。そこには、エリンに向けた優しさなど欠片も無く、怒りと憎悪に塗れた、幼子が聞けば途端に号泣するような物だ。


「事情が分かったんなら、ヒナねぇに怖い思いをさせたってのも分かっただろ。それがどれだけ許し難い行為かってこと、分かってる? 私さ、エリンとおばさんは別に殺すつもりないんだよ。後ろのそいつだけ殺せれば、私は満足だから。だからさ、どいてくれない?」

「そりゃできないんだよ。ひとまず落ち着いて話さないかい? せめてヒナとも話をさせてくれ。もちろん、怖い思いをさせたことは詫びるし、なんなら相応の対価も支払う。でも、この子の命を狙うのは止めてほしい。頼むよ」


 ペコリと頭を下げたマーリンに驚いたのは、彼女の背後に庇われるようにして座り込んでいる2人だった。

 彼女達は、立場は違えどもマーリンを世界一の魔法使いだと信じてやまなかった2人だ。

 エリンに関しては本気になったヒナとどっちが強いのだろうと思わざるを得なかったが、少なくともマーリンを高く評価しているのは変わらない。


 そんな人物が、足を、拳を、わずかにではあるものの恐怖で震わせながら自分達を必死で守ろうとしている姿には、彼女が生きていたという衝撃と同様の驚愕が襲ってくる。


「あんたとヒナねぇがどんな関係なのかは知らないけど、ヒナねぇだって立場が反対だったらおんなじことするよ! それに――」

「まぁ、ちょっと待ってくれよ」


 額に血管を浮かべながら再び抜刀しようとした彼女を制止したのは、障壁を隔ててではあるが、マーリンの隣に立ったムラサキだった。

 その時には既に狐の面を被っていつものようにその顔を隠していたが、お面の下に真剣な表情を浮かべているだろうことは誰の目から見ても明らかなほど真剣な声色だった。


 ムラサキは一度だけマーリンを振り返り、次いでその後ろに庇われるようにして座っている2人の少女を見やる。そして、誰にも聞こえないような小声で「そういう事か……」と呟くと、ふぅと小さく息を吐いて今すぐ逃げ出したくなる心を必死で奮い立たせる。


(師匠……お力を、お貸しください……)


 彼からの贈り物であり、唯一の形見でもある紫の着物の袖をギュッと掴み、震えそうになる声を意志の力だけでいつも通りの物にする。


「君の怒りは最もだと私も思うさ。だけどね、それは君個人の意見だろう? せめて、ヒナや友達の意見に耳を傾けてみてくれないか? 余計な犠牲を出したくないと、君自身も言っていたじゃないか」

「……お前、何か勘違いしてないか? 私やけるが余計な犠牲だと思うのは、ヒナねぇに何もしてない、そこら辺に転がってる弱い連中の事だ。私達にとって、ヒナねぇに危害を加えた奴は余計とか必要とか、そういう概念なんて必要ない。単なる『ヒナねぇの敵』なんだよ。ヒナねぇの敵は、総じて私達3人の敵でもある。それだけだ」

「うん、その価値観や君達の尊い姉妹愛に関して何かを言うつもりはないさ。でもね、今回の件に関しては特別な事情があった事も否めないんじゃないかなって、私は思うんだ。エリン……様と呼んだ方が良いのかな? 君達が、彼女が王女様だって知らなかったことによる悲劇もそうだし、マーリン様が生きておられた件についても何か事情がありそうだ。ここは、少しばかり落ち着いて話をしないかい?」


 肩を竦めながらそう言ったムラサキに、マッハはただ苛立ちを募らせるばかりだった。


 彼女にとって、そこにどんな理由があろうともヒナに危害を加える事は許されないのだ。その禁忌を犯した時点でそいつはそこにどんな理由があろうが、どんな事情があろうが関係ない。なにせ、ヒナに危害を加えたという事実は変わらないのだから。


 そして、運の悪いことにムラサキが再び口を開こうとしたその瞬間、マーリンが施していた魔法がその効果を失った。

 ドーム状の障壁が何事も無かったかのように消え失せ、予想外の援軍が現れた事で気を緩めていたマーリンにそれが感知できるはずもなく――


(あれ……これ、ヤバくない?)


 彼女がそう思ったのは、奇しくもマッハが走り出し、その背後にいた少女が魔法を発動したコンマ数秒後だった。


「――!」

「ちょ、ちょっと待ってよ……!」


 魔法の効果で再びその場にドーム状の障壁が張られ、その障壁を一閃の剣筋が走ったその瞬間、その場に悲痛とも呼べる少女の声が響いた。


 ガラスが叩き割れるような鼓膜を破る耳障りな音がキーンと響き、ドームの内側にいたムラサキを含めた4人が思わず耳を塞ぐ。

 その音は、マッハの攻撃が先程のそれより本気だったことを告げる大音声で奏でられ、下手すれば遥か遠方にいるはずのワラベにすら届こうかという物だった。


 だがしかし、その不快極まる音を奏でた張本人は、驚いたように両目を見開いて背後を振り返った。

 そこには、マーリン達に右手を向けながら隣にぷんすか怒っているケルヌンノスを従えたヒナが、両目から涙を浮かべながら立っていた。


「……ヒナねぇ。な、なんで……? なんで、こいつら庇うの……?」


 まさか、自分が間違った事をしているのか。もし仮にそうだとしたら、ヒナにいらない子だと……怖いから捨てようと言われるのではないかと……瞬く間に、その恐怖がマッハの心を埋め尽くしていく。


 日頃からヒナの愚痴を聞いていた……いや、3人の中で最初に作られたからこそ、妹2人は知らない事を、マッハは知っていた。

 ヒナは、本来誰よりも怖がりであり、自分の周囲には自分の害にならない存在だけを置いておきたいと思う、非常に保守的な人間なのだ。


(私……今……)


 その瞬間、マッハは自分の右手から刀が滑り落ちる音を聞いた。客観的に見れば、自分がかなり怖いこと……恐ろしいことをしていると、今更ながら気付いたのだ。

 そして、ヒナに怖いと思われたのなら、それは自分にとっての実質的な死を意味する。ヒナがいない人生なんて、マッハには考えられなかった。


 妹2人は、彼女に捨てられるなんて全く思っていないだろう。なにせ、日頃から十分以上の愛を受け、日頃からその役に立っているのはもちろん、ヒナの本当の性格を、彼女達は知らないから……。

 だが、自分はどうだろう。役に立ったことなんて思い返す程度しか無ければ、家ではずっとぐーたらしているし、あまつさえこんなに恐ろしい本性を隠し持っているなんて知られたら――


「ヒナねぇ……ごめん……。ごめん……」

「……ま~ちゃん?」

「やだ……。すてないで……。いなくなっちゃ、やだ……」


 ボロボロと大粒の涙を零し、まるでゾンビかなにかのようにヨロヨロとヒナの元へ歩く。

 それで拒否でもされようものなら、彼女はもう立ち直れない自信があった。少しでも彼女に怖い思いをさせようものなら、マッハは自分の事を許せなくなる。


 シャトリーヌに対して怒りを爆発させたように、マッハはヒナが怖がりなことを姉妹の中で唯一知っており、彼女を怖がらせるようなことをした人物を人一倍許せない性格だった。

 それなのに、自分が同じことをしたら、どうして自分を許せるだろうか。


(ヒナねぇ……やだ……。ごめんなさい……ごめんなさい……。あやまる……いっぱいあやまるから……)


 たった数メートルのはずなのに、その距離が今まで走って来たどんな道よりも長い気がする。

 もう、一生あの暖かい腕に抱かれることは無いのだろうか……。

 もう、一生あの暖かい言葉を投げかけてもらえることは無いのだろうか……。

 もう、一生彼女と言葉を交わす事は、無いのだろうか……。


「ヒナねぇ……やだ……。ゆるして……ゆるして…………」


 いよいよ歩くことも出来なくなり、その場にちょこんと座り込んで子供のように大声で泣き出してしまったマッハは、数秒後ゆっくり、割れ物でも扱うかのように優しく抱きしめられた。


「ど、どうしたのま~ちゃん……。私、別に怒ってないよ……? 捨てるとかいなくなるとか……そんなこと、するはずないじゃん。こんなに可愛い家族を残して、どこかに行くはずないでしょ……?」


 耳元で囁くようなその声は、マッハのさらなる号哭を天に響かせた。

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