表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
173/238

173話 救援の到着、そして再会

 ジンジャー達4人がwonderlandがある湖の近くへとやって来たのは、ステラを出発してからちょうど半日が経過した頃だった。

 情報ではどんなに急いでも1日はかかると言われていたので少々拍子抜けではあったが、救援要請にやってきた人物はあくまで召喚獣であり、プレイヤーやNPCでは無かった。


 それに、仮にプレイヤーだったとしてもマッハのように超高速で走れるプレイヤーの方が少ない。

 そのせいで、使者は「大体このくらいだろう」と目算で伝えたに過ぎない。その点は、お互いにとって想定外があったというだけだ。


 ここに来るまでずっとソフィーにおんぶされていたイシュタル――セシリアは、彼女にお礼を言いながら数時間ぶりに地面へと降り、胸いっぱいに空気を吸い込んだ。

 そんな彼女を微笑ましそうに眺めつつ、ジンジャーは誰に言うまでもなくポツリと呟いた。


「シャーディス王国か。ステラから出たのも久々だが、この国に来たのはもっと久々だな。こんな近くに母上の故郷があったのか……」

「正確には故郷ではなく、母上が暮らしていた場所だがな」


 答えを求めていたわけでは無いその独り言に割り込んで来たファウストに少しだけイラっとしつつ、こんな調子だから彼女もできないで陰鬱な性格になってしまったのだろうと思ってしまうのは仕方がない。


 彼の場合はマザコン過ぎて言い寄ってくる女に興味が無いだけなのだが、ジンジャーがそんなことを知るはずもない。

 過去には主君である王の娘……つまり王女にも求婚されたほど、彼は王宮でも非常にモテる。

 まるで芸術品のように美しく、犯し難いほどの美貌を兼ね備え、王宮内でも並ぶ者が少ないほどの強者ともなればモテるのは必然だ。

 そして、決して誰のものにならない孤高の存在という周囲の評価が、彼の人気にさらに火をつけている。


 まぁそんなどうでもいい事は割愛するが、曇りゆく空模様を見ながらファウストは考えた。

 このシャーディス王国はそこまで土地が広大な国というわけでは無い。軍事力や文化的な面から考えても、ステラの敵になり得る存在ではない。


 ただしかし、この国から輸入されてくる魚に関しては別だ。

 シャーディス王国から輸入されてくる魚は質が良く、国民にも大変人気で非常に有益な経済効果をもたらしてくれている。

 仮にこの先、シャーディス王国の魚が食べられないとなれば暴動を起こす愚か者が数十から数百人規模で出る事だろう。


 人口500万という数の胃袋を満たせるほど輸入が出来ている訳では無いので今でも不満は各地で聞こえてくるのだが、漁獲量が減ってしまったと言われれば、ステラとしてはどうしようもない。


(以前僕が調査に来た時は湖の魚が確かに減っていた。だが、ここの連中は漁獲量には気を付けているはず……。長年の疑問だったが、よそ者が勝手に漁獲してその計算を狂わせていたという事か)


 シャーディス王国の民達は、自国の経済を支えているのがステラを始めとした他の国々に輸出する自国の魚である事を十分よく理解している。

 しかし、誰の入れ知恵なのか、彼らは魚を漁獲しすぎてその生態系を破壊してしまわないように細心の注意を払っていた。


 漁獲しすぎて湖の中の魚達が減ってしまえば、繁殖期を迎えたとしても増える魚の量は高が知れている。

 確かに大量に漁獲すればその時に得られる利益は膨大になるだろう。

 だが、この国の民達はそこをちゃんと弁え、漁獲する最大値をキチンと設定し、そこを超えないように国民全員が協力していた。


 だがしかし、ある時を境に漁獲量が減ってしまった。

 それはつまり、各国に輸出する魚の量が減ってしまう事を意味し、シャーディス王国はかなりの経済的損失を被り、他の国々も彼の国ほどでは無いにしても痛手だった。


 そこで、ステラのみならず他の国々もこの国で唯一魚が獲れる湖に調査へ赴いた。本当に魚達は減っているのか。そして、本当だとすればそれはなぜなのかを調べるために。

 ただ、各国の専門家や諜報機関がいくら調べたところで、原因は分からなかった。


 生態系が破壊されてしまうイレギュラー。例えば、唐突に巨大で凶暴な魚が出現したとか、野生動物が魚の味を覚えて暴食しているなどの外部的な理由。

 もちろん、なにかの病気が湖内で蔓延していたり、繁殖が何かしらの原因で上手く行っていない等の内部的な理由。

 不漁の原因は、そのどちらでもなかったのだ。


 結果、各国もシャーディス王国と同じく『原因不明の不漁』という結論に至り、ここ数十年はさらに捕獲量を減らし、輸入量が減らされていく現状を見逃すしかなかった。

 だが、今ここにきてようやく原因が判明したのだ。


(この辺りに住んでいる母上の仲間の方々が、備蓄していた食料が尽きたとかそんな理由で湖の魚達に手を付けたのか。母上がやって来たのは200年以上前だ。それだけの期間を賄える食料の備蓄を一体どうやって可能にしたのか疑問は残るが……そういう物だと思うしかないか)


 今母が住んでいたという王国『wonderland』に何人の者達が住んでいるのか。そこまでは知らない。

 だが、母の話が確かならば、寿命を超越している人間が少なくとも3人はいるはずだ。3人もの人間が数百年問題なく生活出来る食料の確保なんて、そう容易ではない。

 その保管方法もそうだが、そんな膨大な量の食料をどうやって入手するのかという問題もある。


 しかし、そこはこの世の物とは思えないほど強大な力を持った母の仲間達だ。それくらいのことは平気でやってのけると納得するしかなく、周辺国家の状況を知らないのであれば、湖の魚達に手を伸ばしたのも仕方が無いと言える。

 いくら王国の者達が漁獲量を制限していたとしても、よそ者がそれを気にすることなくどんどん漁獲していたならば、必然的に魚達の絶対数は減っていく。


「……いや、待て。誰かが密漁しているなんて情報は一切出てきていないぞ……。うちの諜報部もそうだが、僕自身が数日かかりきりで湖を見ていたんだ。それは間違いない……」

「なにをブツブツ言ってるんだ?」


 そうだ。誰かが王国の規則を破って密漁しているのではないか。そう考えたのはファウストだけではない。

 むしろ、その可能性が一番高かったという事もあり、各国の調査団はそこを徹底的に調査していた。

 結局は無駄に終わった訳だが、今はそれが逆に不自然なのだ。


 仮にファウストの仮説が正しく、wonderlandの面々が湖から魚を獲っていたのだとすれば、各国の調査団に見つかっているはずだ。

 仮に調査団がいない時を狙って漁獲していたのだとしても、数か月単位で入れ代わり立ち代わりで調査していたのでそれは無い。そんな事をしていれば、食料が尽きて餓死してしまうだろう。


 それに、魚は鮮度が命という事もあって保存が利かないというのも有名な話だ。

 つまり、ある時期に大量に漁獲して備蓄しておくという事が不可能なのだ。


(仮にそれが出来る手段があったとしても、数か月も持つほどの量を獲ってしまえば魚が絶滅しかねん。それならまだ、身を隠して漁獲していたと言われる方が納得出来る。僕の目を誤魔化せるほどの魔法が存在するとは考えたくないが……)


 ファウストはジンジャー達と違って魔法にはそこまで詳しくない。

 無論人並み以上の理解はあるにしても、ジンジャーとソフィーは知っているが彼は知らない魔法の真理や知識という物は存在する。

 なので、それを応用した魔法や全く未知の『異端者』特有の魔法を使用されれば、その姿を発見できないかもしれない。


 しかしながら、数か月持ちこたえられる程の量を一度に漁獲していたと言われるよりは、そんな未知なる魔法で誰に発見されることも無く密かに漁獲していたと言われた方がまだ納得できるのも確かだった。


 なぜこんな時にそんなどうでも良いような事を彼が考えているのか。

 それは、使者が言っていたのは『シャーディス王国にある湖に王国がある』という事だけで、正確にどこに行けば良いと言われた訳では無いからだ。

 湖に王国があるというのは理解出来る。実際に魚の捕獲量が減っているのは、湖の近くに住んでいるその者達が勝手に獲っているからだろう。

 そして、今救援を求めているのはその者達だ。


 しかし、正確な場所を聞いていない以上、どこに行けば良いのか。それが分からない。


「なるほどね。確かに大気中に戦場となっているほどの生々しい空気は漂っていない。血の匂いもしなければ何かが焦げているような香ばしい香りもしない。剣が鍔迫り合う音も、魔法がぶつかり合う激しい音も聞こえてくる気配はない」

「あぁ。だから余計に混乱している。お前がどう考えているのかは知らないが、僕はただ純粋に、母上の育った場所を守りたいという一心でここに居るからな」

「それは未だに疑わしいと思っているけど、ここで言っても事態がどうにかなる訳でもないから言及しないでおくよ。それにセシリアも、あの様子じゃどこに王国があるかは知らないみたいだしね」


 そう言われ、ファウストは少し離れたところでソフィーと地面の土にお絵かきをしているセシリアを見てはぁとため息を吐いた。

 ここから無事に帰られるか分からない。むしろ死ぬ可能性の方が高いとも言えるのに、なぜそんなにのんきな事が出来るのか不明だが、モンスターの大侵攻を止めた英雄はこれくらいじゃビビらないという事だろうか。

 そんな、的外れな事を考えて肩を落とす。


「ともかく、住人に話を聞く。少し待て」

「知ってるとは思えないけどね。何を聞くつもりだい?」

「ここ最近怪しい奴とか軍隊が通らなかったか聞くだけだ。それさえ分かれば、大体の予想は付けられるはずだ」


 ジンジャーは有力な情報など出るはずがない。そう思って肩を竦める事で返事をする。

 しかし、ファウストと共に近くの小さな村に足を運んだその時、その認識を改めた。

 そこには、死体の山が築きあげられている地獄のような光景が広がっていたからだ。


 村民達の死に顔は笑顔から驚愕に彩られたものまで様々だったが、全員に共通しているのは、体をなにか細いレーザーのような物で撃ち抜かれているという事だ。まず間違いなく、剣などの物理的な手段で殺されたのではなく、魔法によるものだろう。

 村は焼き払われ、煉瓦や焼き石で造られている家々は倒壊し、その残骸がそこら中に散らばっていた。


「ば、バカな……。死臭なんて一切――」

「いや、血の匂いもしない。焼け焦げた匂いもしないんだ。これはなんらかしらの魔法によるものじゃないのか?」


 そう言われ、ジンジャーは改めてその場ですぅっと空気を肺の中に取り込んでみる。

 すると、ファウストが言う通り濃厚な血の匂いや建物が焼けた匂い。その他戦場に広がっていなければおかしい死の気配を漂わせる香りが、全て存在しなかった。

 仮に目を瞑ってここに一流の戦士を連れて来たとしても、ここが戦場だと分かる強者は絶対にいないだろう。そう、言い切れた。


「匂いを抑える魔法ってのはあるのか? もしくは、それらの物を発生させない結界」

「少なくとも、私が知っている中では存在しないね。そもそも匂いってのは魔力とか空気と同じようなものなんだ。人を入れないような結界や閉じ込める類の結界は私でも作れるけど、流石に空気まで遮断する事は不可能だ。そんな術式は組めないし、自然の物を遮断する事は不可能だからね」


 少なくともジンジャーが持ちうる知識の中では、匂いを遮断したり発生させない魔法は存在しない。

 それは、彼女の驚愕と興味に彩られた子供のような表情を見れば誰でも分かる。

 いくら彼女を憎んでいるファウストと言えども、その判断を間違えるほど愚かでは無い。


 今ここで重要なのは、この世界でも並ぶ者がいないほどの魔法に関する知識を持ち合わせているジンジャーでさえ理解不能な現象を引き起こしている何者かがいるという事だ。


「いるな」

「あぁ。それも、私達からそう遠くないところにね。村の人達を殺したのは、自分達の情報を救援に来た人間に話されない為だろう。なら、母上の故郷までの距離はそこまで――」


 ジンジャーがそこまで口にしたところで、その場に耳を塞ぎたくなるような大声が――歓喜の声が響いた。


「あぁぁぁぁぁぁ! 妹ちゃんだ! なんか強い子が来たと思って嫌々見に来たけど、来て良かったぁぁぁ! また会えたね!! これ、きっと運命だよね! あぁ、嬉しいなぁぁぁ!」


 妹ちゃん。そんな言葉を使うにふさわしい人間がこの場に居るとすれば、それはソフィーでは無い。

 もちろんジンジャーでもなければ男であるファウストでもない。


 ならそれは必然的に――


「セシリア!」

「っち! やっぱり異端者そっちか!」


 2人は急いで湖付近に置いて来た2人の元へと戻った。

 数百メートルという距離を3秒足らずで移動した彼女達が見たのは、ブルブルと恐怖で震えるセシリアを背中に庇い、戦う構えを見せているソフィーと、妙な格好をして頬を赤らめている女だった。


「妹ちゃん! 私の大好きな妹ちゃんじゃん! え、なんでこんなところにいるの!? 私を追ってきてくれたの? 嬉しいなぁ、そんなに私の事を気に入ってくれたの?」

「そ、そんなわけ……。そんな、わけ……」


 彼女にとって、トライソン――レベリオは恐怖の対象以外何物でもなかった。


 もちろんメリーナを殺し、ヒナを怒らせた憎い相手であるのには違いない。

 しかし、大前提として彼女は自分を殺そうと画策し、その一歩手前まで行った正真正銘の強者だ。

 ヒナがほんの一片ではあったものの本気を出して殺せなかった相手というのもあるが、一番は命を狙われ、あまつさえメリーナが居なければ、死んでいたのは自分だったという恐怖を植え付けて来た張本人だ。


 ヒナを始めとした3人がレベリオを憎い対象としてしか見ていないのに対し、直接命を狙われ、攻撃手段を持っていない三姉妹の末っ子である彼女からしてみれば、それは恐怖でしかない。

 出来る事ならもう二度と会いたくなかった。

 せめてヒナやマッハ、ケルヌンノスの誰か。自分の身を絶対に守ってくれるような人の隣に居る時でないと嫌だった。


 もちろんジンジャー達も自分の事は守ってくれるだろうが、その力は自身の家族に比べると赤子と大人程の戦力差がある。


(良かった……。私はまだ、ヒナねぇと一緒に居たいって……思えてる……)


 恐怖で震えながらも心のどこかにそんな思いがある事に今更気付くも、それは安心を得られる材料にはならない。

 むしろ、事態を呑み込めていないまでも自分を庇おうとしてくれているソフィーがどれだけ頼りなく、力不足なのかを実感してしまう事にしかならない。


「私もね、妹ちゃんに会いたかったんだ~! お姉ちゃんの方がもちろん良いんだけど、それは私がお姉ちゃんの事をこの世界の誰より大好きで愛しているからっていうだけで、妹ちゃんが嫌いとかじゃないからね!? これは、言ってしまえば好きな芸能人が複数いる人が『あの人に会いたい』って言ってるのと同じ現象。その中でも順位付けは行われるけど、私の中で一番に会いたいのはいつだってお姉ちゃんだから、それは忘れないでね!? そして、理解もしてほしい! 妹ちゃんは私の事を大好きで私も大好きだけど、あくまでお姉ちゃんには敵わないってだ――」

「黙れ! あんた、何者!? セシリアに、なんの用!?」


 両手で頬を抱きながら恍惚とした表情を浮かべ、今にも絶頂しそうなほどの快感を全身で感じていたレベリオは、ソフィーの怒りに満ちた声で瞬く間に平静に戻った。


 それはまるで、一時期社会問題になっていた『カエル化現象』で大好きだった人をあるきっかけで一瞬にして嫌いになってしまうような変わりようだ。

 楽しみにしていた旅行が出掛ける数分前に無くなった時のような、虚無と言っても良いほどの無表情を浮かべ、はぁとため息を吐く。


「あのね、私が興味があるのはお姉ちゃんと妹ちゃん“達“だけなの。あんたなんてそこら辺にある石ころ同然の存在なの。どうせ人生を惰性でしか生きてないつまらない人間なんでしょ? いや、仮にあなたがお姉ちゃんと同じでこの世界、もしくはこの世界じゃない場所で”本気で“生きているのだとしても、それは好きでもない作家が新作を発表してまったく売れなかったとSNSでぼやいてるくらいにはどうでも良い事。私にとって大切な人はもう何百年も前から決まってて、それが覆る事も無ければ新しくそこに追加される人がいるなんて事も……まぁ、多分無い。もうこの世界に、メリーナはいないからね」

「……」

「それを理解もしない、理解しようともしないで……。お姉ちゃん以外の人間が……ゴミムシが、私と妹ちゃんとの会話に割り込むなんてどういうつもり? 殺されたいの?」


 ギロッと殺意と怒りが込められた鋭い視線を向けられ、ソフィーは途端に動けなくなった。

 人にそんな感情を向けられたのが初めてだからではない。彼女の異常性と重すぎるほどのセシリアと“お姉ちゃん”への愛をその身で感じ取り、その愛の一片に触れたせいだ。


 それは、自分が200年という長い時間をかけて姉を蘇生したいと願っている以上の重たい愛で、歪んだ愛情(もの)だった。


「まずはあなたからにする? ねぇ、そこの邪魔な2人もそうだけど、私と妹ちゃんのラブラブで感動的な再開シーンは見世物じゃないんだよ。分かってる? さっきからジロジロストーカーみたいに見てるけどさ、なにか面白い訳? 私の純愛を邪魔するの? 笑うの? 人を本当の意味で愛したことも無いだろうお前らみたいな欠落者が?」


 肩を落として首を左右に振った彼女は、次の瞬間、マッハを襲った時と同じようにノーモーション・無詠唱で魔法を発動した。

 その魔法は奇しくもあの時とまったく同じ効果をもたらし、今回は存分にその破滅的な威力をソフィーの体に振るった。


「ガハッ!」

「私の邪魔をする奴を、私は絶対に許さない。感動の、運命の、宿命の再会を邪魔する奴は、私が殺す。私の前に存在する事なんて、絶対に許さないから」


 ソフィーの四肢が吹き飛ばされ、その体が宙に浮く。地面が爆ぜ、土ぼこりが辺りに舞った。

 それは、戦いの始まりを報せるゴングに早変わりした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ