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110話 抱き続けてきた希望

 ディアボロスの2人に命を狙われている。そう悟ったメリーナが初めにやった事は、自分の力の再確認とこの状況から1人の少女を救い出すためにはどうすれば良いのか。それを考える事だった。


 この場合の救い出したい少女とは無論メリーナ本人でも彼女の唯一の心残りでもある雛鳥でもない。

 彼女が幼い頃から憧れ、恋焦がれ、その隣を生きたいと本気で願った少女だ。


 情報が正しければ彼女はまだダンジョンの中にいるはずで、潜ったのが何日ほど前からなのかは分からないが、彼女達ほどの実力があれば数日と経たずにダンジョンそれ自体は攻略出来るだろう。

 ヒュプノスで手こずる可能性があると言えばあるが、ヒナがやられるとは思えないし、自分でも太刀打ちする事は出来ないだろうNPCが3体も着いているとなれば、これはもう負ける方がおかしい。


 最悪の事態は彼女がダンジョン内に存在しているNPC達を全て殺害し、その居住区でヌクヌクと日頃の疲れを癒している事だが、それは無い。

 なにせ、ヒナは優しい性格の持ち主だ。特に家族には並々ならぬ想いを抱いているだろうことは調査の段階で既に分かっていたし、NPC達にも単なるゲームシステム以上の愛を与えていたというのも確認済みだ。


 ギルドではNPC達に対する扱いが散々だったせいでその差に落胆し、ヒナへの崇拝の念を余計に高める結果になっていたのだが、今冷静に考えれば、それは誰よりも“家族”という物に固執していたが故……では無いだろうか。

 そうだとすれば、誰かの子供という認識を持つであろうNPCを簡単に殺すとは思えず、雛鳥がヒナの存在にさえ気付いてくれればその設定に従って丁重に迎え入れ、友好的な関係を築けているはずだ。


 この際だ。自室の悶絶死するような大量の資料が読まれているかどうかは置いておき、ヒナの身の安全は、現時点では確保されていると考えていい。


 では、次に考えるべきは彼女に迫っている魔の手を、彼女自身は知っているのかという事だ。


(ヒナさんほどの頭脳があれば既にその可能性についても十分……いや、そもそも接触してきてないならディアボロスの面々がこの世界に来ている事すら……)


 ブリタニア王国は、その名から考えるとシェイクスピア楽団と同じようにプレイヤーか誰か……少なくともこの世界にアーサー王伝説なる物が存在しているとは思えないので、元の世界の知識を持った人間が関わっている国家だろう。

 プレイヤーがこの世界に来ていると分かればその正体もおのずと見えてくるし、そこから予想ではあるものの思考を纏める事が出来る。


 これほどまでに、過去拷問のような勉強漬けの日々を送ってきたことを感謝したことは無い。

 今までの日々のおかげでとてつもないスピードで思考を纏め、ヒナを救うための策を考える事が出来るのだから。


「なぁイラ、こいつの名前ってランキングで見た事あるか~?」

「……お姉ちゃん、イラ達がランキングに名前が載ってる人の事を覚えてるはずがないでしょ? アムニスや頭のおかしなマニア共ならまだしも、イラ達はそこまで暇じゃ無かったもん」

「だよなぁ~。でも未来視のスキル持ってるって事は、少なくとも神は殺してるよなぁ?」

「……お姉ちゃん、イラ達はそのスキルを持ってないんだから確認のしようがないよ。面倒だけど実力でねじ伏せるしかないと思う」


 目の前でそんな物騒極まりない会話を繰り広げている2人と、後方で楽しそうに鼻歌を歌っているフィーネをチラリと見つつ、メリーナは自分の力を改めて確認し、絶対に勝てないだろうことを早々に結論付ける。

 雛鳥に力を託す前であり、彼女達の装備や所持しているスキルや魔法がメリーナが引退する前のままであればいくらか勝機も見いだせただろう。


 メリーナはヒナの戦い方を参考にしつつ、かなり無理やりレベルを上げて育成していたので、冗談抜きで彼女達3人を相手にしても勝てる自信はあった。


 しかし、今はそんな状態ではない。

 持っているスキルはどれも数世代遅れているだろうことは明らかだし、当時でも汎用性の高かったスキルや魔法のほとんどは雛鳥の方に移植済み。

 唯一パーティー内で効果が共有される未来視のスキル等は自身に残しているが、逆に言えば防御系の魔法や回復魔法が中心で、強力なダメージを叩きだせる魔法なんかは既に所持していない。


(私の最高打点が悪鬼シリーズの魔法……。当時でもそこまで強くなかったし、ゲームだって数年進んでるんだから装備とかのインフレも進んでるはず。なら、ここは相手を倒す事は諦めた方が賢明か)


 悪鬼シリーズ。そう呼ばれる魔法の数々は、威力こそ天使シリーズの魔法に劣るまでも、魔力の消費量やインターバルの短さから、メリーナが現役でバリバリやっていた頃、サポート系の魔法として大変重宝されていた。

 火力が出ないという理由から雛鳥に移植されていない数少ないまともに戦えるだろう魔法だが、相手方の装備などを考慮するとまともにダメージが入るとは考えない方が良いだろう。


 先程の会話からも、自分の事をどこかで始末するつもりだったのは明らかだ。

 メリーナが魔法使いであることはマリリエッタ……いや、フィーネは知っているはずなので、それ相応の装備でこの場に来ていなければおかしい。

 もしかすれば油断しまくっているせいでそこまで強力な装備ではないかもしれないが……


『悪鬼羅刹 地獄の門ヘルゲート


 メリーナは胸の前で両手を握り締め、背後から禍々しい一枚の大きな扉を出現させる。

 その扉はグギギっと嫌な音を立てながらゆっくりと開き、中から禍々しい黒い炎と邪気を発生させ、中から額に2本の角を生やした悪鬼を出現させる。


 悪鬼シリーズの中でも一番強力とされる魔法。その効果は、レベル70の鬼系モンスターをランダムで召喚し、従える事が出来るという物だ。

 その性能は攻撃と防御がバランスよく備わっており、巫女姫の護衛である南雲には劣るまでも、召喚獣としては破格の性能を持っていると言って良い。


 その追加効果として、その悪鬼の姿を見たプレイヤーには恐怖の状態異常と地獄の炎と冷気による固定ダメージが付与される。

 その対策をしていないプレイヤーなら死神の下位互換のような存在に感じられるだろうことは間違いなく、ダンジョンに配置されているNPC達でもこれを倒せる者と言えば自身が創り出した雛鳥だけだとメリーナは確信している。


 しかしながら、ミセリアとイラの2人は慌てる事も無くふわぁと退屈そうにあくびをする。

 その姿に一瞬呆けるも、脳裏に飛び込んで来た数秒後の未来に背筋を震わせ、咄嗟に左へ飛び退いた。


「未来視のスキルってやっぱめんどいのな~。僕らが感覚でやってることをほぼ自動でやってくれるとか反則過ぎないか~? なぁイラ?」

「……お姉ちゃん、だから言っても仕方ないってさっき言った。何度も同じこと言わせないで」


 そこそこの防御力と膨大なHPを兼ね備えている悪鬼は、ミセリアが放った斬撃と、それに合わせて放たれたイラの天使シリーズの魔法によって跡形もなく消滅する。


 どちらもスキル名と魔法を唱えずにそれらを発動していることから、この世界では詠唱が必ずしも必要ないという今必要のない知識が身に着いた事に少しだけ感動しつつ、メリーナはさらに頭を回転させる。


(こいつらがいる限り、ボクはこの場から逃げられない……。かと言って今のボクじゃ、この人達に勝つのは無理。存在隠蔽系のスキルも持ってないし、その手の魔法も持ってない……)


 正確には持っていたが雛鳥に託したという、もう何度後悔したか分からない事態に陥っている。


 唯一使えそうな魔法は天女シリーズと呼ばれる、空中移動系のスキルや魔法に特化した物と、先程最強の魔法が破られた悪鬼シリーズの魔法くらいだ。

 後は低レベルの相手にしか使えないような物ばかりで、砂嵐等も効果が無い事は先程確認済みだ。


 一応回復魔法は必要最低限所持しているが、それはあくまで必要最低限。膨大なHPを一度に半分以上回復出来るような汎用性の高い物は全て雛鳥に託してしまっており、先程消費したHPを回復するのにも3度ほど魔法を発動しなければならず、それに扱う魔力を考えると余裕がないので未だに唱えられていない。


 魔法使いにとって魔力は生命線だ。先々の状況がまだハッキリと分からず、むやみやたらと使っても自分の死期を早めるだけなので、効果が期待できない魔法は使えない。


 ここから離脱する方法は、分かりやすい物で言えば援軍が現れて助太刀してくれる。

 もしくは彼女達が自分を諦めて退散するか。そのどちらかしかありえない。


(援軍……? こんな山の中に彼女達を倒せる人がいるとは思えない……。ただでさえこの世界の人達はレベルが低いのに、ランキングの上位に名を連ねている3人を相手にまともに戦える人なんて、それこそ同じランキング上位者くらい……)


 記憶が正しければ、今は戦闘に参加する意志を示していないフィーネはランキング一桁をウロウロしており、ミセリアとイラの両名は100位以内には確実に入っている。


 そんな人物達とまともに戦える人物なんてのは、それこそ同じくランキングに名を連ねていたプレイヤーくらいで、パッと思いつくのはやはりヒナだ。

 しかし、彼女がこの場に都合よく表れてくれると思うほど、メリーナは楽観的な性格をしていなかった。


 となれば彼女達がメリーナを諦めてここから去るという選択肢しか残されていないのだが、それはそれでありえないと言う他ない。


 彼女達に狙われる理由はメリーナ本人に心当たりはないまでも、ラグナロク時代のディアボロスの評判は今でも覚えている。狙った獲物は逃がさず、自分が死ぬか相手が死ぬか、どちらかの結果しか望まない狂人の集団。それが彼女達だ。


 つまるところ、彼女達が望むのは相手の死か自分達の死だ。その前提がある限り、彼女達が殺しの獲物を諦めるという事は無い。

 ヒナのような、正面から戦っても絶対に勝てないような相手に相対するようなハプニングが起これば話は別だろうが、肝心のヒナが来るはずないと言うのは先に述べた通りだ。


(いや、落ち着け。ヒナさんならこんな絶望的な状況でも絶対に諦める事はしない。道筋を見つけて細い糸を手繰り寄せるように勝ちを拾う。あの人は、そういう人だ……)


 ずっと憧れ、ストーカーと思われても仕方のないほど彼女の戦い方を学んでいたメリーナだからこそ分かる。ヒナも、絶対に諦めるという事をしない人物だ。

 どれだけ自分が窮地に陥っていようともその状況すらも楽しみ、どうすれば自分の望む結果を導き出せるかをすぐさま計算し、それがたとえどんなに困難な道だろうとも瞬く間に達成させる。

 その圧倒的な力が、判断力が、彼女を魔王たらしめていたのだ。


 その隣で生きて行こうと言っているのに、その程度の事が出来なくてどうする。

 隣で生きていくとはつまり、ヒナにおんぶにだっこの生活を送るのではなく、お互いを支え合い、苦楽を共にすることを言うのだ。

 今のままではヒナに多大な迷惑をかけるだけでなく、その命すら危険に晒しかねない。


(私のせいでヒナさんが死ぬ……。そんなこと……あっていいはずがない)


 自分のせいで自分が命を落とす。これならまだ分かる。そんなのは自業自得であり、自分を恨めば良いだけなのだから。

 しかしながら、自分のせいでこの世でただ1人の大切な人が命を落とす事は絶対にあってはならない。そんなのは決して許される事では無いし、許して良い訳もない。


「戦闘中に考え事かぁ!? 随分余裕だなぁ!?」

「っ!」


 目で捉える事が出来ない速度の剣撃をなんとか躱しつつ、それを放ってきた気持ちの悪い笑みを浮かべているミセリアを睨みつける。が、それを許さないとばかりにその場に天使の槍が降り注ぎ、辺り一面の地形を変化させる。

 左腕の骨を折るという重傷を負いつつもそれを地面をゴロゴロ転がる事で回避して退けたメリーナは、肩で息をしつつすぐさま空中移動のスキルを発動させて宙へと浮く。


 それを予想していたのか、既にイラは別の魔法を発動させており、メリーナの背後でボンっと大爆発が起き、瞬く間に彼女の背中や後頭部を焼き尽くさんとばかりに炎が迫る。

 未来視であらかじめ察していなければ間違いなく死んでいただろう魔法の直撃を受けさらにHPが削られるが、ここでも回復魔法は発動させない。いや、出来ない。


(アイテムの残数はそこそこ……。課金アイテムがあれば心強いんだろうけど……私が持ってる唯一のあのアイテムは1つしかないからまだ使えない……)


 幸いにもアイテムボックスは課金が出来なかったのでそこまで容量がなく、その容量の小ささから常に持ち歩くことが出来るサイズにカスタムしている。


 その中に入っているアイテムはほとんどがポーションなどのあまり役に立つとは思えない品々と、ヒナが愛用していた課金アイテムが1つだけ。

 そのアイテムを使えば多少今の絶望的な状況はマシになるかもしれないが、それはあくまでも一時的な物。

 それに、仮にそれを使用したとしても事態が好転する訳でもなく、問題を先送りにするだけだ。それでは意味がない。


 こうなれば、たとえどんなに薄い可能性だろうと賭けてみるしかない。

 もし上手くいけばこの状況をひっくり返せるし、上手くいかなければ今の状況がもっと悪くなるだけ。それも、相手の援軍が来るとかではなくこちらの魔力が著しく消耗しているという間接的な物で、死期を早める結果になるだけだ。


 しかし、ここで何もしないよりかは遥かにマシだし、たとえ数パーセントの薄い確率でも魔王なら……ヒナなら、その数パーセントの確率を毎度自分の手元に手繰り寄せる。

 こうならなければ死ぬという状況でも、それを打開する術があり、それがどんなに薄い確率でしか成功しない物だったとしても……


(ヒナさんなら、きっとやる……)


 それだけで、メリーナの決心は決まった。


 ヒナの隣で生きたいと願っているのにヒナに頼り続ける生活などできないし、ヒナが居なければ何もできないというレッテルを貼られるのはもっと嫌だ。

 何より、そのレッテルを貼るのはヒナでも彼女を慕うNPC達でもなく自分だ。

 そうなってしまえば、もうヒナの隣で生きていく事は二度と許されない。

 なにせそんな人間が……そんないい加減で無力な人間が、ヒナの隣にいる事なんて許されない……いや許さない、許せないのだ。

 誰よりもメリーナ本人が、それを許せない。


 なら、ここで取るべき行動は一つだ。自分の信念に従い、ヒナならやるであろう賭けに、自分の命と初めて抱いた希望をベットする。

 その賭けに勝てば希望が叶う可能性を僅かにだが残せるし、賭けに負ければ命を失う。簡単だ。


『ボクはあなたの隣で生きていくために、今日まで生きて来たんだ……。それが叶わないのなら、死んだ方がマシだ』

「あぁ~? 何言ってんだぁ?」

『どうせあの時、ボクは一度死んだ。なら、ここで死んでも同じこと。一度、自分で捨てた希望なんだ。またその希望に縋る事を許されただけで、ボクの運は使い終わってる』

「……お姉ちゃん、何かする気。すぐ仕留める」


 ギュッと目を閉じて天を見上げたメリーナを見て何かを感じ取ったのか、イラはすぐさま自身が放てる最大威力の魔法を迷わずぶっ放す。

 それを瞬時に察知したミセリアは、妹の得体の知れない危機感に少しだけ疑問を抱きつつも、イラの魔法とほぼ同時にその首元めがけて剣を振るった。


 しかし、それらは間一髪で彼女が唱えた防御魔法によってその威力を軽減され、メリーナのHPを1割ほど残す結果に留まった。

 その代償として肋骨やわき腹の骨が砕け右腕の肩から先が消滅するも、弱音の一つすら吐かず、メリーナは天に向かってある1つの魔法を放った。

 それは、高火力を誇る魔法でもなければ何か状態異常や目くらまし等の効果を及ぼす類の魔法という訳でもない。


「……花火だぁ? 気でも狂ったか?」

「花火……?」


 誕生日にログインし、比較的簡単な誕生日特別クエストをクリアすると報酬として与えられる花火の魔法。

 効果は、真っ赤で美しい大輪の花を遥か上空で咲かせること。それだけだ。


 人に放つことはおろか、モンスター相手にも扱えず、仮にそれが当たったとしてもダメージは与える事が出来ないという類の魔法だ。

 その魔法を見た者は総じて『綺麗だ』と小学生のような感想を口にする……くらいの、極めてどうでも良い魔法。


 しかし、ゲーム内ではそうだろうともこの世界ではある1つの可能性を生み出す逆転の狼煙になり得る。

 ヒナか彼女のNPC達が偶然地上に出ていて、偶然花火が見える位置にいて、偶然その魔法を気にし、偶然その魔法が放たれた場所に行こうと決断し、偶然……。偶然、ディアボロスの面々がメリーナにトドメを刺す前にこの場に来てくれれば……。


 いくつもの偶然が重なれば、この魔法は起死回生の一打となる。

 あのまま戦っていてもどうせ勝てない。唯一状況を変える事が出来るだろう課金アイテムを使用しても自体が好転する訳ではなく、あくまでも時間稼ぎにしかならない。

 ならば、彼女にはこうする他に選択肢は無かった。


「マッハねぇ、あれじゃない?」

「ん~? あ、ほんとだっ! よっしゃ、行くぞ~!」


 恐らくその場の誰も……魔法を放ったメリーナさえも半ばありえないと思っていた援軍は……この状況を一手にひっくり返せるだろう援軍は、どこか頬を緩ませてしまうような声を響かせながら、数秒と経たずにその場に姿を現した。


「じゃじゃ~ん! 救世主、マッハの登場だぁぁぁ! 久々に暴れられる~!」

「……マッハねぇ、バカっぽいから止めて。恥ずかしい」


 見覚えのある1人の少女の姿を瞳に映し、メリーナは歓喜に震えた。

 そして、叫んだ。


「マッハさん!!」


 その言葉にどれだけの歓喜と安堵が含まれていたか、分かるのはメリーナだけだろう。

 だが反対に、マッハを除いたその場の全員が理解している事がある。形勢は、完全に逆転したのだ。

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