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109話 迫り来る魔の手

 メリーナがメイシア人類共和国の地を出立したのは、トライソンが彼女の元で働くと言い出した翌日の正午だった。

 彼女としてはもう少し早く出たかったのだが、所用で出かけていたという2人の到着が思ったよりも遅く、深夜のうちに帰ったは良い物のマリリエッタ本人が睡眠をとっていたせいで報告が出来ず、この時間までズレたのだ。


 そしてトライソンは昨夜のうちに実家に引き継ぎなどの作業に向かうとの事で姿を消しており、一行はマリリエッタとミセラブルとコレール、そしてメリーナの4人だった。

 4人の実力差としては“メリーナが思う限り”だとマリリエッタと自分が同程度。それに少し劣る形ではある物の、トライソンよりは確実に強者だろうミセラブルとコレール……という具合で見ていた。


 マリリエッタも含め3人がほんとはプレイヤーなのではないかと疑いたくなるほどの強者である事は認めざるを得ないが、3人共どこか気の抜けた顔をして大あくびをしている姿を見てそれはないかと早々に結論付ける。


 これから行くダンジョンはヒナの『近付いたら死ぬ』というお墨付きであり、4人の内実に半分の者が商会の戦力とカウントできない身であるものの、シャルティエットから言われている同行させる戦力の条件は十二分に満たしていると言える。

 まぁ、この4人で束になってかかったとしても傷一つ与えられないだろう存在がヒナであり、そこにNPCの妹達もいるとなるとそれは無謀という他にない。


 仮にヒナだけであれば、魔法使いであるメリーナとコレールは戦力になれない。

 だが、剣士が2名在籍しているのでいい勝負それ自体は出来るだろう。それで彼女の命を終わらせるかと言われると、まぁ十中八九無理だろうが……。


「これから行くダンジョンってさぁ、何しに行くの?」

「商会の仕事さ。そこに出るモンスターが新種らしいからね。そいつから素材が取れないか。もし取れるのであれば、それは売り物になるのかどうかを確かめなければならない。まぁ、ガルヴァン帝国の帝都に派遣している商人達が持ち帰った素材を見てからでも遅くないだろうけど……」


 まったくせっかちだよね。

 そう小声で呟いたマリリエッタに苦笑を返しつつ、メリーナはふと考える。


 仮に雛鳥がこの世界に来ていて自分に気付いてギルド内に入れてくれたとしよう。

 ヒナも十中八九その恩恵に預かっているか、まだ真面目にダンジョンの攻略をしているはずなので、どちらにせよすぐに合流は出来るはずだ。

 しかし、問題はその後だ。


 ヒナを前にして自分が平静でいられるかどうかなんて自信は無いし、むしろキョどりまくって変な事を口走らないか。それだけが心配だった。

 仮にも一方的に想いをしたため、あまつさえ引退する時にそのチャット欄へ意味深な、重たい彼女が別れ際に送るメールのような物を送り付けているのだ。

 ほぼ確実にそんなの記憶にないだろうし、自分の事なんて覚えているはずがない。

 仮に覚えられていればそれはそれで嬉しいのだが、事はそう単純じゃない。むしろ、この場合は忘れていてくれた方が助かるという物だ。


 それに、シャルティエットの命令とはいえ同行してもらっている彼女達に雛鳥やヒナの存在をどう説明するべきなのか。それも考えなければならない。


 ダンジョンに行く。ここまでは良いとしても、それから先に待っているだろう展開に彼女達の理解が追い付くとは到底思えない。

 ダンジョンの最下層を抜けた先には居住区があるし、その居住区はこの世界の文明レベルとは一線を画している。

 まるっきり別世界と言われてもすんなり信じられるような光景が広がっているし、そもそもダンジョンが自分の持ち物ですとでも言ってしまえば、まず間違いなく商会内での立場が危うくなることだろう。


 シャルティエットだけは信じてくれるだろうが、それだけで人の心を繋ぎ留めておくことはできない。

 ただ1人の妄信的な愛や信頼だけではどうにもならない事もある。


 特にシャルティエット商会という大きな組織の舵取りを行っている彼女でも、メリーナ単体が運んでくる厄介ごととメリーナを抱えておくことで転がり込んでくるメリット。そのどちらが商会にとって得になるのか。それをしっかりと把握し、その時に最適な選択をするだろう。

 そこに情なんてものは存在せず……いや、存在して良いはずがない。

 友であろうと家族であろうと、それが害悪となり得るのであれば切り捨てるべきだ。


 これは、ヒナの考え方をほとんどトレースしているメリーナだからこそ瞬時に導き出せる答えでもあった。


 そして、どれだけの信頼関係を築けていようとも、それが崩れる時は一瞬である事も、彼女はよく理解している。


(いや、こんなに後ろ向きな事を考えてちゃダメだよね……。ようやくヒナさんに会えるんだから……)


 何年もその想いを胸に秘め、今思うと恥ずかしすぎる言動を数多く残してきたラグナロクだったが、それでも唯一叶えたい夢があるとすれば、ヒナとの対話だった。

 一方的にその隣で生きたいと熱望し、それが叶わないと知った時の絶望でつい彼女の元から離れてしまったけれど、この世界ではそうはならない。いや、そうしたくても出来ないだろう。


 思った形とは違ったまでも、彼女の生きる世界で共に生き、その隣を歩いて、その隣で笑って過ごしたいという夢が叶うまで、あと一歩のところまで来ている。

 幸いにも獣人は寿命という観点から考えれば100年以上は生きる事が出来る。

 ヒナは普通の人間だったはずなので最後は見送る形になってしまうだろうが、それは寿命に囚われる種族を選択し、世界が突如として変革してしまったが故に避けられない事態だ。そこに文句を言っても、しょうがないという物。


「そう言えば風の噂で聞いたんだが、ロアの街に出現したモンスターの大群は、指揮を執っていた男が居たという。その男の存在が今のところ不透明なんだけど、メリーナは何か知ってるかな?」

「……ん? あ、ごめん、なに?」


 ボーっとしていて話を聞いておらず、マリリエッタの問いに瞬時に答えられない。

 その事を詫びつつもう一度同じ話をしてもらい、シャルティエットから聞いた話にそれらしい内容の物があった事を思い出す。


「確かその場にいた冒険者の人に討たれたって話だよ。なんでも最高ランクの冒険者で、結構強いらしい」


 ヒナの正体や彼女に同行しているという3人のNPCについて、1人を除いてその性能を知っているメリーナからすれば、彼女達に1人で勝てると思っている方がどうかしている。


 まぁ考えてみればその指揮を執っていたという輩は自分のギルドの何者かだろうことは想像に難くないのだが、不思議とヒナに対する恨みなんかは微塵も湧いてこない。

 元々所属していたギルドという事もあって情なんてものは欠片も無いというのもあるだろうが、そもそも彼女が本当に所属したかったギルドはヒナが造り上げていた『ユグドラシル』というギルドであってあのギルドでは無かった。


 それに、自分の子供と言っても良いNPC達の扱いが非常に雑な彼らには、不満を持ちこそすれ尊敬や好意などは持つはずも無かった。


「結構か。その人と私達、もし戦うとしたらどちらが勝つかな?」

「まぁ向こう……じゃ、ないかな?」


 マリリエッタは自分の腕に確かな自信を持っている。それは短いながらも苦楽を共にし、任務で一緒に戦った経験もあるメリーナには分かっていた。

 それも単なる驕りなんかではなく、この世界ではある種無敵に近い存在と言っても過言ではない程の圧倒的な実力を兼ね備えているのが彼女だ。


 それに関してはメリーナにも同じことが言えるのだが、マリリエッタが気にしている人物の正体を知っている身としては、嘘は吐けない。

 いや、仮にこれがヒナではない別の誰かであれば、彼女の口から出てきた言葉は違ったものになっただろう。それ程までに、マリリエッタの実力は本物なのだから。


 一応即答してしまうとマリリエッタが怒るかもしれないと思い直し、一瞬言葉を濁した彼女だったが、ほとんど人と話してこなかったが故に不自然な間が生まれ、当人にその事を感付かれてしまう。

 その、あって無いような優しくも残酷な気遣いにふふっとだけ笑ったマリリエッタだったが、返ってくる答えがそれだと予期していたかのように「そうだよね」と呟くと、少しだけ歩く足を速める。


「その冒険者って何者なんだ? フィー……マリリエッタも相当強いだろ?」

「……お姉ちゃん、言葉遣いには気を付けないとダメだよ。その冒険者の正体とか、強さの秘密、知ってますか?って聞くのが正解。だよね“メリーナ”」

「え? あ……あ、うん……」


 言葉遣いに気を付けろと言いながら、お前は呼び捨てにしてくるんだ。そんな事を思ってしまった自分が異常ではない事を祈りつつ、メリーナはコクリと小さく頷く。

 なんで頷いているのかは自分でもよく分からなかったが、それでも条件反射的に頷いてしまったのだ。


「……ん、悪かったよ。で、そいつの強さってどれくらいなんだ? 大体で良いからさ!」

「私もシャルティエットお嬢様に聞いただけで詳しいことは聞いてないんですよ。なんでも少女の姿をした小さな女の子……くらいの情報しか無くて」


 剣士だったと言うのなら、それは間違いなくマッハさんだろう。その言葉を腹の中へ飲み込みつつ、メリーナは言った。


 この世界の人間がヒナについて知っても良いことなんてないし、その凄さや偉大さ、可憐さや魅力に至る全てを理解出来るはずがない。

 なので、必要以上の事は喋らないし語らない。言っても無駄だからだ。


 自分の好きな物について熱弁するのは良いのだが、相手がそれに興味を持ってくれなかった時はかなりの虚無感と気まずさ、そしてちょっぴり怒りの感情が腹の底から顔を出す。

 召喚魔法をほぼ全て雛鳥に託し、新たなクエストに挑戦する間もなくラグナロクを引退してしまったせいで徒歩で行くしかないのだが、そのダンジョンまでは1日と少しかかる。

 馬車を手配しようとしても道中は獣道が続くし、山を越えねばならないので歩いた方が早いとの判断を下したのだが、徒歩だと眠っているフリが出来ないので必然的に会話が生まれてしまう。

 人見知りでほとんど他人と会話する事も無く、この世界に来てもどちらかと言えば暗い人間として生活して来ていたメリーナにとって、それはヒナに会う前の最後の試練とも言えた。

 そんな道中で気まずい思いなんてしたく無い。


「そいつって魔法使い? それとも剣士? いや、それすら情報にない? 魔法使いならどんな魔法を使ったとか……そういうのも、出来れば集めたい」

「集め……ん? なんで?」

「……マリリエッタが、強敵の情報はいざ対峙した時に困るからできるだけ集めといた方が良いって、昔言ってた」


 突如としてコレールに指を指されたマリリエッタが複雑そうな笑みを浮かべた後、肯定するかのようにコクリと頷いた。


 そう言えばトライソンを含め、彼女達がどういう関係性なのか知らないな。そう思い、メリーナは気まずい無言の時間を作らない為に言葉を紡ぐことにした。


「3人ってどんな関係なの? 道場というか、修練場とかで一緒に過ごした仲……とか?」

「そんな感じ。孤児院で会って、そこでトライソンも含めて子供達を率いてたのがフィー……じゃない、マリリエッタだった。私達は、そこで生き方を学んだ。ね、お姉ちゃん」

「そうそう、イラの言う通り! 私らは孤児院で会ったんだよ!」


 その瞬間、メリーナは一瞬足を止めて前をトコトコ歩いていた3人を信じられないような瞳で見つめた。

 その怪訝そうな態度を取るメリーナに一瞬不穏な物を感じ取ったマリリエッタだったが、まだ取り繕えるかもしれないと必死でいつもの笑顔を浮かべた。


「どうかしたかい? まだ目的地までは距離があるよ?」

「……今、なんて言った?」


 声が震えそうになるのを必死で堪え、メリーナは唯一雛鳥に託さず残していた未来視のスキルを彼女達に悟られないように発動する。自分の身を、命を、守るために。

 そこまでしてもまだ安心が買えない。本能が危険信号を伝え、全身の細胞が今すぐこの場から逃げろと大声で叫んでいるような錯覚を覚える。

 それでも、足はガクガクと震え、まるで恐ろしい怪物を前にした時のような圧倒的な威圧感を受けて一切動くことができない。


「……ん? なんて言った、って……それ、私に聞いてる?」


 少しだけ不機嫌そうに、それ以上に嬉しそうにニヤリと笑ったミセラブルは、隣を歩いていた少女と共にゆっくりと腕を腰に回した。

 そのしぐさがとてつもなく恐ろしく、数秒先の未来を必死で脳裏に叩き込み続け、何か不審な動きがあれば即座にこの場を離脱しようと心に決める。


「私は……いや、ボクは……あなたたちのことは、よく知らない……。でも、あなたたちの主要メンバーが、全員ラテン語から名前を取ってることは……知ってる……」


 もはや肉食獣に睨まれた草食動物のような錯覚が全身を襲い、今にも力が抜けてその場に座ってしまいそうになる。

 だが、そんなことをしては命が……ヒナの隣で生きるという、唯一と言っても良い希望が消えてなくなる事になる。


 死ぬことよりも彼女の隣で……何よりも願った、彼女の隣で生きたいという願いが、再び消えてしまう事が、怖かった。

 命の灯が尽きるより、ここでぐちゃぐちゃに殺されるより、雛鳥に会えなくなるという後悔、未練より……人生で初めて抱いた希望を……一度は捨て、再びその手元に戻ってきてくれた希望を手放す事が、何よりも怖かった。


「『iraイラ』はラテン語に直すと怒りって意味になる……。そして、思い返してみればフランス語で怒りは『colere(コレール)』だったはず。そしてミセラブル……あなたは正確には『miserable』って名前のはず。これはフランス語名で、惨めとか、悲惨とかを表してる」

「……ふふっ」


 気持ち悪い笑みを形作るミセラブルから一歩距離を取り、メリーナは続けた。

 恐怖で支配されそうになる気持ちを必死で抑え、ある魔法が効果を発揮するようになるまでの時間稼ぎをするために、必死で口を開く。


「ボクの記憶が正しければ、ラテン語で悲惨って言葉は『miseria(ミセリア)』になるはず。その名前の人殺しを……ボクは……ボクは、知ってる……」

「あ~あ、バレちゃったよ。抜かったなぁ……こんなところで始めるつもりじゃなかったんだけどなぁ」


 悪戯がバレた子供のようにニヤリと笑ったミセラブル……いや、ミセリアは、隣のコレール――イラに肩を竦めてごめんねと軽く謝る。


「……お姉ちゃんは演技が苦手だから仕方ない。それに、フィーネがマリリエッタみたいな意味のない名前じゃなくて、わざわざフランス語名でイラ達の事を紹介するからバレただけ。お姉ちゃんは悪くない」

「だよなぁ~。サンの奴だって、潜入にはなんかどうでも良い意味わかんない名前使ってたんだし、僕らの時もそうしてくれれば良かったのにさぁ~」


 自分の責任を棚に上げ、頭の上で手を組んで下手な口笛を吹くミセリアに若干の殺意を抱きつつ、マリリエッタは確かにそうするべきだったかもしれないとあの時の自分を恥じた。


 フランス語名は全員が馴染み深いだろうとの事で潜入任務では多用していたのだが、今回それが仇になった……という訳だ。

 まぁ、今回正体がバレたのはミセリアの些細なミスからで、フランス語名の方はそれを裏付けるものになったに過ぎないのだが……。


「でも面倒だね。それだけ日本語を流暢に喋れるって事は、君日本人でしょ? よくラテン語とフランス語、両方の意味が同じだって分かったよね。魔王もそれだけ賢いとなると、処分が面倒だ」

「……っ! ヒナさん!」


 その瞬間、メリーナは後先考えず、待機させていた空中移動のスキルと目くらましの魔法を最大威力でぶっ放した。


『黄金の衣 砂嵐』


 天使シリーズの完全下位互換となるスキルはヒナが天使シリーズの魔法の数々を入手するまで愛用していたものだ。

 黄金の衣は天女の衣のような物が背後に出現し、高速で空中を移動できるようになるスキルだ。

 その代わり持続時間は5分と大変短く、次に使えるようになるためのインターバルもそれなりに長いという理由から、戦闘面ではほぼ役に立たないと言っても良いスキル。

 しかし、即座にこの場から撤退するにはこのスキルしか他に方法が無かったのだ。


 砂嵐の魔法は、その名の通り周囲に巨大な砂嵐を巻き起こし、モンスターにヒットすれば攻撃の命中率を大幅に下げるとともに、微量ではある物の固定ダメージを数分間与え続けるという物だ。

 この世界では目くらましとして非常に有効なのを既に実戦で確認しており、メリーナは早々に戦う事を諦めてダンジョンまでビュンと勢いよく加速する。この危機を、想い人へ伝えるために……。


「っ!?」


 しかし次の瞬間、未来視のスキルを発動していたその先で、数秒後自分の肉体が綺麗に上半身と下半身に別れているビジョンを見る。見てしまう。

 すぐさま防御魔法を唱えて攻撃に備え――


「あっと、惜しい! 未来視スキル持ってんのね~? って事は君、そこそこやる?」

「お姉ちゃん、必要ならサポートする」

「あ~あ、計画外だよまったく。死体の処理どうしようかねぇ」


 ふふっと気味悪く微笑む3人と、たった今発動した防御魔法がその効果を発揮して本来のダメージの半分程度のダメージをその体に与えてくる。

 体を鈍器のような物で思いきり叩かれたような感覚に襲われ、すぐさま態勢を立て直すため空中移動のスキルを解除して地上へと降りる。


「さてさて~、どれほどの相手なのか……味見ってとこ? なぁイラ、こいつに僕ら、負けると思う?」

「……お姉ちゃん、油断は禁物。もしかしたら上位プレイヤーかもしれない。徹底的に殺るべき」

「私は周囲の見張りしてくるよ~。そいつの処理は任せるね」


 腰に下げていた片刃の剣を鞘に納めつつ、その場を去っていくフィーネを恨みがましく見つめ、メリーナは呟いた。


「諦めて……あきらめてたまるか……」


 決意に満ちた少女の言葉は、未だに吹き荒れる砂嵐によって掻き消された。

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