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迂闊探偵を殺さないのは難しい  作者: 黄鱗きいろ 赤柴紫織子
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第一話「黄鱗きいろ」

 先生の馬鹿。馬鹿アホ間抜け。この粗忽者。うっかり八兵衛。

 雇い主をスラスラと脳内で罵倒しながら、私は神妙な顔をしていました。

 かくかくしかじかで殺人事件が起こった古びたペンション。

 その一室で、雇い主である探偵「六梨モキョ」が変死していたのです。

「一体どういうことだ……」

「もしかして、連続殺人ってことですか……!?」

「こんなことなら早く警察を呼んでおけば……」

「この中に人を二人も殺した殺人犯がいるの!?」

 すみませんうちの先生が……!

 倒れている先生の手元にはそこら中からかき集めてきたらしいホウ酸団子がありました。

 先生はきっと、このペンション中にしかけられた殺鼠剤を迂闊にも食べてみただけなのです……!

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