からっぽ
別にこれといって好きなものも無い
生粋のオタクみたいに一つの事に熱意を注げれない
かといって何もしないのも苦痛でしかない
趣味嗜好が違うせいで普通の人の話に混ざりにくい
SNSや動画で時間をつぶしても終わった後の空虚なあの感覚に耐えれない
何か新しいことを始めようとしてもすぐに飽きてしまう
そのくせ誰かが活躍しているのを見ると嫉妬する
「明日からはがんばる」と決心しても次の日になったらすぐに忘れてる
誰かから愛されたいのに自分からは愛さない
そんなクズな人間だけど死ぬ気にもなれない
死ぬのは構わないけど周りに迷惑はかけたくない
将来のことを考えた時のあの恐怖を味わいたくない
けれど何をするにもこの恐怖が脳裏にちらついて離れない
新しいことをしようとしても面倒臭さが勝ってしまう
普通な育ちのくせに悲劇のヒロインぶる自分に嫌気がさす
それでも自分を肯定するためにふとした時に使ってしまう
他人に興味が湧かないから恋愛も向いてない
でも周りの評価を気にする程度には他の人の視線を気にする
これが取るに足らない悩みだと、他の深刻な問題に比べたら大したことないのは知っている
それでもこのどうしようもない感情は静まらない、収まってくれない
明確な解決法なんかあるわけ無いのに求めてしまう、縋ってしまう
自分が弱い人間だと自覚しても強くなろうとは思わない
分かりやすい将来像も無い、強固な道徳も無い
かといって自分で作り出す気にはなれない
そんな私だけど毎日生きている
大した目標も夢もないけど、これといった生きる理由もないけど
惰性で毎日を貪っている
命日はいつだろう
ただ私が感じてた感情を言語化、あるいは誰かと共有したかっただけです。
共感してくれる方が一人でもいるなら書いた意味はあるのだろうと思います。