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俺、ピンチ!?

皆さんお待たせしました。

これからは定期的に出していく予定です。

でももしかしたら病気になるかも知れませんけど出来るだけ頑張ります。

意識が深い闇の中から浮いてくる。そして俺は目を覚ました。


『おはようございます。マスター。ご気分はどうですか?』


気分は悪くない。なぜだか体の底から力が湧いてきてるような、なんか変な感じがするんだかこれって? あと俺は何時間意識を失ってたんだ?


『解。それはマスターが進化した事で新たな力を手に入れることが出来たからです。あと、マスターが失っていた時間は約1時間程度です』


そうか。……よし。とりあえずは、ステータスオープン


====================================

種族 ハイスケルトン Eランク

状態 正常

名前 名無し(ノーネーム)

Level 1/20

HP 25

MP 21

ユニークスキル

叡智(メティウス)

スキル

暗視・闘術1・身体操作・保有魔力上昇

====================================


へぇー。次の最大レベルは20か。さて、叡智(メティウス)質問だが、保有魔力上昇っていうスキルはその名の通りの効果だと受け取っていいのか?


『解。そう受け取ってもらえて結構です。だだ、正確にはレベルが上がるごとに5から10だけ魔力が上昇するというスキルです。ちなみに上昇する魔力はランダムです』


なるほど。つまりは運ゲーって感じか。まぁ、一旦それは置いといてレベリングに行くか。確か、ここから約500m先にゴブリンの集落らしきものがあるらしいからな。さて、どれだけレベルが上がるかな。


ゴブリンが一、二、三、四……


『2、300はいると思われます。ちなみにあの集落の中には相当な力の持ち主がいると思われます。いかが致しますか?』


えぇー!それはなんかめんどくさいな。……よし。辞めておこう。なんか嫌な予感がするし。それに、死んだら元も子もないしね。


『了。なら、近くにダンジョンがあるのでそこの上層でレベルアップしてみてはいかがでしょうか。それに、そこは世界で一番大きいダンジョンですし、まだ人間達にも見つかっていないので丁度いいかと』


へぇー。なら、次の目的地は世界一のダンジョンの攻略っていうことで。じゃあレッツゴー。


ここが世界一のダンジョンか。……まぁなんというか、入口が結構地味なんだけど。しかも傍から見ればただの洞窟だし。こりゃ人間達も発見できるわけないな。


はい。やって参りました。今私がいる場所は世界一大きいダンジョンの第一層です。そして私の目の前には進化前の同種だったスケルトンがなんとびっくり五体もいるではありませんか。しかもそのスケルトン達はちゃんとした連携をとっているのです。全くもって驚きです。


おっと、五体のうちの一体が私を発見したようです。そこからドミノのように次々と私を発見していくスケルトン。いやー有名人?有名スケルトン?は大変だなー。


なんて現実逃避をしている場合じゃないな。というか、あのスケルトン達ヤバすぎだろ。剣持ってる奴とか杖持ってローブ着てる奴がいるじゃん。完全にあれスケルトンメイジやスケルトンファイターじゃないですか。何なの? 初見で俺をボコボコにする気? ふざけんなよ!


『解。別にふざけている訳ではありません。マスターが効率よくレベルを上げたそうだったのでここを選んだというだけです。でも大丈夫です。マスターもあのスケルトン達も丁度進化したばかりだと思われるのでいい勝負になると思われます』


いやいやいや。いい勝負って言ったってあっちは剣を持ってたり、魔法を使ったりしてくるんだよ? それをどうしろって言うんだよ! 俺が持ってるスキルで戦いに使えるのって闘術1と身体操作だけだよ!


『解。まず始めにマスターが闘術スキルで戦えるようにします。次にマスターが身体操作でマスターの記憶にあるCQCで奴らを倒していけば何も問題はないかと。それに、マスターには私がついているのでなんの問題もありません』


それはありがとよっと、クソ! やるしかないのかよ! そう言って俺は闘術スキルと身体操作スキルを発動した。そして身体操作スキルで俺の記憶にあったCQCを使った。


まず始めに前衛の三体のスケルトンファイターに攻撃を開始した。スケルトンファイター達は叡智(メティウス)の言った通りまだあまり自分の体をうまく動かせていないようだった。なので以外と簡単に一体目のスケルトンファイターの頭をかち割ることができた。


二体目のスケルトンファイターの頭をかち割ろうとすると後衛のスケルトンメイジ達が魔法を使ってきた。その魔法は俺の肋骨に二発とも命中した。


その隙を狙ってくるかのごとく二体のスケルトンファイターが俺に向かって剣を振るってきているのが俺の視界の端にチラリと映りこんだ。

種族 ハイスケルトン Eランク

状態 正常

名前 名無し

Level 1/20

HP 25

MP 21

ユニークスキル

叡智

スキル

暗視・闘術1・身体操作・保有魔力上昇


保有魔力上昇とはその名の通り自分の魔力、つまりMPをレベルが上がる事に上昇させるというスキルである。

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