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弱味から始まる2人  作者: 新規四季


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なんで、こんなことをするの。

そんな言葉すら声に出来なくて、転がった岐阜さんを見下ろす。


「帰るね」


岐阜さんは何事も無かった様に部屋から出て行く。

その背中を見ることしか出来なかったけど、声をかける気もしない。


私は床に右足が付かないようにしながら、大きなため息を吐く。

夕方になる。外は暗くなりつつなる。


いつまでも立ってるのもおかしな話で、風呂場へ向かう。

シャワーで足を洗う。


ここを洗ってた時の岐阜さんはご機嫌に歌なんか歌ってたのに、今日の岐阜さんはおかしかった。


「なんで思い出すのよ……」

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