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弱味から始まる2人  作者: 新規四季


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「えっと」


鈴城さんがさせたい事が伝わらない。

床を見ろって訳じゃないだろうし、座れって事でもない気がする。


困惑している私に更に舌打ちをしてから不機嫌そうに言った。


「私の椅子になってよ」


椅子ときた。予想外の事だけど、それが望みならばと四つん這いになった。しかし、中々座ってこない。


この姿を見続けられるのも中々に滑稽で哀れだと思う。

普通の日常の中に誰かの椅子になるなんて無いから。


望まれる事は何でもする気だけど、無視は良くない。


「え、座んないの?」

「黙ってて」

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