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いつも通りにコップを2つ持ってきた鈴城さんに軽くありがとうと伝えるとやたら喉が乾いていたからすぐに飲み干してしまう。
鈴城さんが少し引いた表情をする。
「……えっと、もう一杯いる?」
「いえ、いいです」
立ち上がろうとする鈴城さんを制して遠慮する。
ヤバい。変に緊張している。
この部屋に初めて来た時以来の緊張だ。
脂汗が凄くて手もびっしょりで、呼吸の仕方が分からなくなりそう。
「暑そう」
「そうかも」
珍しく鈴城さんが心配するほどに私は余裕が無い顔をしてるんだろう。私がボタンを1つ外すと、鈴城さんは部屋の窓を開ける。
カーテンがなびいて涼しい風が部屋の空気を変える。




