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弱味から始まる2人  作者: 新規四季
弱みから始まる2人

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「キスは断られたから、キスマを付けよってね」

「は?」


手を繋いだ。

ハグをした。


そこまでは特別じゃなくても、友達ならする人達もいる。

可部さんが鈴城さんにそういったことをしてるところを見た事がある。


でも、キスまではしないと思う。だってそれは普通の事じゃないから。鈴城さんは私との間に分厚い壁を作ってはいるけれど、時々その壁は脆く、いとも簡単に崩れ去ることがある。


鈴城さんの手を絡めるように握る。

私は手の甲まで掴むように握るけど、鈴城さんの手は開いた状態のまま、力が入ってない。


鈴城さんは戸惑いを見せるも、強い拒絶は無い。

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