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「どうして」
どうしてそんな景色を私に見せてくれるの。
それは貴女の過去の共有させてくれるということなの。
これが貴女が私にする「なにか」なの。
どう言った意味があるの。
そんな疑問が引っ括めてのどうしてだった。
「……何をすればいいか、結局分かんなかった」
「それで景色?」
「不満?」
「ううん、とっても綺麗……」
1の中でも最も短い夕方の時間帯を目に焼きつけるように真っ直ぐ見つめて、でも硬い表情でそう言った。
正直、なにか物でもくれるものだと思ってた。
雑でもプレゼントなんて言われたら私は嬉しかったから。
まさか、こんなロマンチックな結末になるなんて思わなかった。
眩しくて目を細める。
「上書きしちゃったかな?」
「なにを」
夕焼けを遮るように鈴城さんの前に立って。
「夕焼けは過去の思い出じゃなくて私との思い出に」
「……知らない」




