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「何か作ってくれるの?」
私は遅い時間で、雨の中無理して来たから夜ご飯位は奢ってあげようって意味だったのに、岐阜さんは私が何かを作るんだと勘違いした。
「作らない」
「なら、どう言う意味で聞いたの?」
不思議そうにするけど、きっと分かってて聞いてるから腹が立つ。
その証拠にニマニマと締まりの無い顔をしてる。
「外でって事」
岐阜さんに近付いて右手で顔を掴んで不満を表すけど、岐阜さんはなおも楽しそうで不愉快だ。
徐々に力を入れると慌てて私の腕を掴んでくる。
その掴む力が強くて私の方が痛いから離すと、顔を撫でながら睨んでくる。
珍しい顔を見た。
「痛い。手加減してよ。それに、なんで笑ってるの」




