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[15]隣に立つ人⑥



 何時もなら煌びやか飾り立てられ、嬌声が絶えることのない色欲の街が今ウソのように静かになっている。


「気味の悪い街だな」


 夜に人気のない花街ほど、薄気味悪いものもないと思った。


タクミよりは世の中知っているつもりだが、今までの人生でもレンマは、こんな街は見たことはもちろんない。


「死んでるみたいだ」


 恐ろしいほどの静寂、聞こえてくる音は限りなく少ない。


 自分でこの街を作り出したと解っていても、物珍しく思ってしまう。


「……虫どもの鳴き声も消えたな」


 ミミズの鳴き声すらしない。大地の奥深くから這い出してくる何者かの存在を感じて、人間より早く逃げ出したか?


 なにも聞こえない夜ってのは酷く味気なかった。天高く映える蒼い月すら、不気味に見えた。


 ただ、レンマの耳に悲しい女のすすり泣きが聞こえないことだけは嬉しかった。


 レンマがここに来る前のこの街は女の悲しみで溢れていた。朝を迎えると共に悲しみの声は外へと漏れ出してくる、げっそりとした彼女達の表情が仕事場での条件の悪さを語る何よりのものだった。


「おまえ等を買ってやる」


 意識しないままに口から出てしまった言葉。


 その言葉を、後悔しているわけじゃない。悲しい女を助けてやるのはオレの趣味みたいなもんだしな。


 タクミがそんなオレを見て、苦笑いしていたのも知っている。


 アイツ自身、気紛れに色々な奴を拾い上げてやるくせによ、まぁ時と場合を選んでくれってことだろ。


でも、だからこそだぜ。


ここに居れば確実に贄として死ぬのがわかっている幸薄い女たちなんだ。


 もう少し、幸せ味わってから死ねてもいいじゃないか、と思う。


 国の奥さんが、今回の金の無駄遣いを怒るだろうが、本気では怒らないでいてくれるだろう。


 たぶん、彼女も苦笑いして許してくれる「オマエらしいな」そんな一言をつけて。






「先輩」


 レンマの使っている部屋のドアは開きっぱなしだったので何の気なしに中を覗き込んでしまった。


「先輩」


 小さく呟く言葉は、口の中で潰れて外には出て行かない。


 タクミの目に映る、一人の男。


 神を殺そう。と、持ちかけた自分に力を貸してくれている人。


 元の世界でも、こちらの世界でも追いつけたと思えたことのない広くて深い男。


 そのレンマが憂うように窓の外に広がる世界を見つめている。


 これから死ぬ街を、大地を、覚えておこうとしているようだった。




 拓巳、オレが死ぬほど嫌いなのはな。誰かに無償で物を貰う事だ。……それは、犬のやることだって御袋にオレは習った。




 そう言って、意固地なほどに神を避ける男。


 神々に支配されたこの世界で、練磨が神々からどれほど否定された存在かは拓巳には解からなかった。


 ただ、神々からどんなに嫌われても、練磨は人と世界を愛しているのを知っていた。


 とても、自由で奔放に、愛を楽しむ生き方をしている練磨。


「どうした?拓巳」


 ハッとした。


「気づいてらっしゃったんですか」


 何時もの無害そうな笑顔で振り向くレンマ。


「とうぜん。何か聞きたそうだったから、待っててやったんだよ」


 そこまで解かるのか。と内心、冷や汗を掻いてしまう。


「聞きにくいことなのか?」


「いえ、詰まらない好奇心ってやつですよ」


 練磨は今度こそニヤッと笑って振り向いてきた。


「珍しいな。オマエがオレのプライベートに興味持つなんてよ」


 根掘り葉掘り聞いて来い。行き着くとこまで教えちゃるぞ。


 ニヤニヤと笑いつつそんな戯言を言ってタクミの話を誘ってくれる。


「練磨先輩はココに落ちたとき他の人たちとも一緒だったんですよね」


「ああ、あの時落ちた人間の正確な数はオレにもわからないけどな、たぶん一割くらいのやつとは同じ場所に落ちたと思うぜ」


 そう、あのときこの世界に投げ出された異郷の人間たちは、全員バラバラに放り出されたわけじゃない。


 偶然、ボクは一人でアンスカレット家の近くに放り出され、先輩は三つほど国を挟んだ向こう側にたくさんの人間といっしょに落ちてたらしい。


 仲の良い男や女と一緒だったと聞いた。


「奈津に桐香、騎馬の野郎に迫田。こいつ等と一緒だったのはけっこう心強かったぜ」


 同郷の名を出してレンマは笑った。


「それなのになんで、先輩はユーリさんを選ばれたんですか?」


 普通は、同じ境遇の者が寄り添うと思う。


 そう思っていったら、思いっきり拭き出されてしまった。


「ははははは、やっぱオマエ可愛いわっ。ビミョーなとこが幼ねーんだもん」


 タクミが憮然とする前で馬鹿笑いするレンマ。


「そんな涙流すほど笑うことないじゃないですか」


「いや、悪い悪い」


 擦れた呼吸音に笑いの余韻を残しつつ謝ってくるタクミに謝るレンマ。




「よーし、練磨兄さんが星空教室ひらいてやる。ここ座れ」


 隣のベッドをタフタフと叩いて勧めてくる。


 タクミは苦笑いのまま隣につく。


「いいか?拓巳。よーーく聞けよ」


「はい」


「おまえに幼馴染の女が居たとする。ずーっと一緒に育ってきて、十八歳になったときにもしアメリカ人の女におまえが惹かれたとするぞ。


 そのとき、オマエの友人がこう言った。


 なんで、オマエは日本人を選ばないんだってな」


 そのとき、オマエならどう答える?


 ニッと笑いながら答えを促された。




 ボクの答え。


 なんだろ?どう言えばいい?傍に居たからって惹かれるとは限らない。なんで他人を欲しくなるのか、その理由は知らない。その他人をどういう尺度で選んでいるのか知らない。


 でに、本気で欲しくなることがある。




 ボクの答えを静かに待ってくれる先輩。


 その口元が優しい笑みを浮かべている。


「答えは。オマエの中にある」


 もちろん、オレの中にもオレの答えがな。


 言ってやれよ?オレにじゃないぜ。


 オマエが欲しがってる娘にだ。




 ポンっと背中を押されて、ボクは立ち上がった。


 振り返ると先輩がグッと親指を上げてくれていて、今やらなきゃならないことの意味が解かった。


「先輩。………アリガト」










「夢見渡り」


 暫くして、隣室から力が溢れたのを感じ取ってレンマはニーッと笑った。


「女に会いに行ったか。ふぅん、ネンネの坊やじゃなくなったのは確かみたいだな」


 レンマの細めた瞳に一心に東へと向かうタクミの姿が映っていた。


「いいねぇ。初々しくってよ。あーーオレもユーリに会いてぇな。いいよな。魔法使える奴はよ」


 神を信仰せず、悪魔とも契約していないレンマには奇跡も魔法も扱えない。


 不便だと思ったこともないが、脳裏に蘇る奥さんの姿に羨ましく思った。










 何がそんなに悲しいのか。


 このところ、レイドゥースは心ここに在らずといった様子でいられることが多かった。


 紅い猫に甘えられるときだけ、小さく微笑みをお浮かべになられる。


 そうかと思うと、急に涙を流されることもあり。


 御屋敷の雰囲気は、アンスカレット家始まって以来というほどに沈んでしまっていた。


 屋敷に住まう下々の者たちはもちろんその沈んだ雰囲気を撒き散らす人物にもその理由にも気づいていたのだが、主家の大切な娘に恋愛のイロハを教えてやれる者など、それこそ彼等の上役であるタクミの仕事であったりするわけで、他の者がレイドゥースに親身に近寄れるわけでもなく腫れ物に触れるようにレイドゥースを見守っているだけだった。




 そんなレイドゥースに声をかけてきたのは、お屋敷の中での評判はもうひとつだけど、沈んだ雰囲気なんかものともしない図太い性格の男、つまり御屋敷の仕事をただのバイト程度にしか考えていないルクスであった。


 なんといってもこの男、タクミの腹心が自分の本当の仕事だと割り切っているところがある。


「お嬢さま」


 当然、レイドゥースに話しかけるのもタクミのためである。


「……なに?ルクス」


 伏せられていた顔には赤く涙の後があった。


 ウワチャーー、ムチャクチャ色っぽくなってきてるよ、お嬢さん。


 目元が紫に染まって、なんともまぁ艶やかでらっしゃること、普通、こんな時って顔が崩れてブサイクになるんだけどな~。


 それにチョッと痩せられたのかな、儚げな印象が男心くすぐるよ。


 これも恋に悩むゆえ?


 って、自分で言っても恥ずかしぃーー。


「………?」


 レイドゥースを見たまま、固まっているルクスに不思議そうな顔をしてみるレイドゥース。


 おっと、いけない。本題を伝えなくちゃね。


「お嬢さま、タクミさんが旅先からお嬢さん宛にプレゼントを送ってこられましたよ」


「タクミッ」


 うぁ、華が咲いたよ。


「ホント!?」


「ホントですよ。お嬢さまのお部屋にお運びしたのですが、いらっしゃらなかったのでおいて置きましたよ。正面の丸テーブルに置いてあります」


 ルクスの言葉を最後まで聞かずに、レイドゥースは走り出していた。




 行っちゃったよ。


 嬉しそうな顔しちゃってさ。泣いたカラスがもう笑うっていうのはこんなこと言うのかな?


「そう思わないかい?ティコ」


「ナァオ~」


 声をかければ必ず現れる神出鬼没の毛玉が一つ。


「おっと、ティコ今回は天井から降ってきたね。前回は地面から這い出てきたし、その前は風船みたいに浮いてきたから、下からくるとは思ってなかったけどさ」


 得意そうに、邪悪に笑ってるよ。こいつ。


 なんかこの毛玉、オレとお嬢さんとじゃ愛想のよさが違いすぎるんだよね。


 餌やってるの、オレなのにさ。


「オニャエ、ケイニィオ、ハニャウニィアニャイシニャイ」


 おまえ、敬意を払うに値しない。って、それ酷すぎないかい?


 犬だって三日餌をやれば恩義を忘れないってのにさ。


「ソンニャ、コトニョリ」


 わかってますよ。仕事の話でしょ?


「ボスが例の呪物を渡せって言ったってことは、とうとう怪獣大決戦の幕が開けるってわけだ。レシド伯爵夫人に働きかけて国境線に兵力を集めとかないと一気に平原を蹂躙されちゃうな」


「ナァーオ!!」


「ああ、あのときの馬鹿貴族たちを最初の盾にしろってんだろ?わかってますってボスにもその辺はちゃんと指示されてるからね」


 というか、そのこと以外はほとんど何も指令を受けていない。


 一つ目に、役にも立たない能無し馬鹿貴族を前線で殺せ、ということ。


 二つ目に、戦時のドサクサに紛れてぼろ儲けせよ、ということ。物資さえ、あればこれは誰にでもできる簡単なお仕事。


 いったい、どのくらいの利潤が出るんだろ。


 たぶん、皇都の王宮が二つ、三つ建てられるくらい儲かるんじゃないかな?


 三つ目に、レイドゥースを前線に立たせるな、ということ。……これが一番、重要だね。


 前線で、お嬢さんにもしものことがあったら、というか毛筋ほどでも怪我をされてしまったら、ボス、怒り狂ってなにをしなさるかオレにもわかりゃしないよ。


 国が枯れたりして?


 おぅ、怖。




「ティコ、これからはずっとお嬢さんについてろよ。家の戦力で当てになるのは、剣聖の爺さんとシドさん、それから兵隊長のカジマ、それからオレとオマエだけ。そこら辺がお嬢さんに並べる戦力だろうからな」


 以外とすくないアンスカレット家の本当の戦力。


 しかも、神と戦えるほどの力を本当の意味で持っているのは剣聖の爺さんだけ。


「今回の戦にはアンスカレット家は参戦しない。それがボスの決定だけど」


 うまく交わせることだろうか。


 もし、交わせなかったときは我等がアンスカレット家が皇国の盾とならねばならない。


 オレ的にはそんなの冗談じゃないって感じだけどね。


 オレってば純血の殺し屋さんだから、戦場での戦って勝手が違うし。


 しかも、敵は狂った神さまとその御一行。あ~やだ、やだ。


「チニャウ、チニャウ。タニャ、オニャエヨニャイニャケ」


「なになに?ちがう、ちがう。ただ、オレが弱いだけ。……………ティーーーコーーーー!」


 思わず、踏み潰そうと左足を振り下ろしたが、この毛玉、黙って潰れてくれるほど可愛い奴ではない。


 パッと飛び跳ねるようにしてバク宙を決めて踏み足を綺麗によけやがった。 


 クニャリと歪んだティコの顔。


 口が耳の辺りまでスッと開いて笑っている。


 お嬢さんも、ボスもなんでこんな悪魔みたいな生き物可愛がってるんだ?




 バタンっと凄い音をたてて自室の扉を開いたレイドゥースは入り口から見えるところにタクミのプレゼントを見つめて、固まった。


「タクミ」


 言葉にしてタクミの存在を確かめた。


 たったの数日、顔を見ていないだけ。それなのに、タクミと何年も会っていないような気がしてならない。


 便りが来ないと忘れられてしまったような気がする。


 後ろ手にドアを閉める。


 この空間を、他の人に共有させてあげるのはとても、勿体無い気がした。


 この空気はワタシとタクミで独占したい。


 ユックリと時間をかけてプレゼントのあるテーブルまで歩いてみた。


 この時間も、まるでデートみたいじゃない?


「で、デート?………ですか」


 ボッとレイドゥースの顔が真っ赤に染まる。


 自分で考えた言葉に、その意味を考えると心臓が零れそうになる。


「デートなんて言ったら、まるで恋人どうしみたい」


 カーーッと、体温が上がってくる。


 落ち着きなさい。レイドゥース、これはワタシの弟からのプレゼントよ。


 そう、少しは落ち着いて。


「すー。はー。すー。はー。っと、よし。落ち着いたわね」


 胸に手を重ねて深く深呼吸。


 テーブルに置かれた長方形の箱。そこには綺麗な包装が施されていてレイドゥースを喜ばせた。


 リボンを解く瞬間、タクミに触れたような気がした。


 そうだよね。今、ワタシはタクミの心に触れてるんですもの。




「わー。綺麗な剣」


 レイドゥースが感嘆の声とともに取り出したのは朱塗りの大太刀。


 拵えがどこか女性的で、大きさに反して驚くほどに軽い。


 なによりタクミからの贈り物。


 無骨な剣が、初めて手に馴染んだ気がした。




 ニコニコ、テレテレとしながらためつがめつ太刀を眺めた。


 鞘から刃を引き抜く瞬間、


「あら、この剣。……………片刃なんだ」


 皇国で手にする剣は両刃で肉厚だが、タクミの剣は片刃で細かった。


 優美な剣だった、それでいて力強い粘りがあるのがレイドゥースの騎士としての眼には見て取れた。


 目の前に掲げてその刃を見つめる。


 冷やりとした殺しの道具。


 それなのに、暖かい。


 刃に自分の顔が映っている、そしてその後ろからいるはずのないタクミがこちらを見ているような気がしてとても嬉しくなって今までの不安と焦りが不思議と消えていた。


 タクミがワタシを見てくれている。


 ワタシがタクミを思っているように、タクミがワタシを思ってくれている。そう思えた。


「帰ってきたら、いっぱい話ししたいよ。………ワタシのことみんな話してあげる。タクミの言いたいこともみんな聞いてあげる」


 それから……。


 それから、ワタシは一歩進みたい。


 できることならタクミ、貴方をワタシの隣にして。




 タクミの目の前でレイドゥースは静かに寝息をたてている。


「レイン」


 声に愛おしさが溢れた。


 眠る彼女はとても無防備で、可愛らしかった。


 抱き上げて寝室に運んでやる。


 諸手に抱いた剣を外そうと思ったが、しっかりと抱きとめられていて外せなかった。


 ギュッと抱かれた、その力が嬉しい。


 長身のレイドゥースの体は驚くほどに軽い。


「……涙の痕?」


 抱き上げて流れた前髪が隠れていたレイドゥースの目元を表して始めて気づいた。


 紫色に染まった彼女の儚い顔に。


 今、幸せそうにホッとしたように眠っているレイドゥース。


 彼女が泣いていた理由が直感でわかった。


「ごめんね。レイン、次に現世で会った時に必ず言うよ。……ボクはレインを愛してるって」


 優しく寝台に寝かせてやる。


 よく眠っているレイドゥースはタクミにまったく気がつかない。


 チョッと戸惑ったけど、その柔らかくて良い匂いのする髪に触れて、………唇を落とした。


「愛してます。レイン、貴方だけを、貴方の害になる者はボクがすべて切り払います」


 剣となり盾となって貴方をお守りします。


 誓いを立てるようにその髪を押し抱いた。


神などにレインは渡さない。




「……んん。……タクミ…………。」


 ドキッとした。


「お、お嬢さま?………寝言、か」


 聞かれたかと思って固まってしまった。


 そうだよね。この姿はボクの影なんだから、声が届くわけがない。


 ホッと安心したのもつかの間。


「……タクミ。…………好きだよ……………大好き」


 言葉を零す可憐な唇に視線が釘付けられた。


「今。…好きだって……」


「すぅー、すぅーー、すぅー」


 それからいくら待っても、言の葉は紡がれなかった。


 でも、確かに聞いた。


「好き」


 という、言葉。


 初めて聞けたこの言葉に、ボクは震えて、レインに被さっていった。




 ボクは飢えているほうじゃないと思ってたけど、今夜は止まれそうにない。




 なんど夢で見たことか、何時も欲していたその唇にボクはそっと口付けた。










 夜が明けたとき、レイドゥースはなぜか、赤くなっていた。


「どうしてかしら、なんだか唇が熱い」


 寝台にのぼせた頭のまま座り込んでいた。


 唇に当てた指先がいつもより明らかに熱くて、そして、なぜか甘く感じる。


 抱きしめたタクミのプレゼントの剣もまるで人肌のように温かく感じる。


「タクミ、きてくれた?」


 そんな事あるはずないのに、不思議とそう思えて温かくなった。









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