第3話 ヤバい奴
前回、梅野理沙ことウメに会った。今は、昼休みだ。中休みが無いのに昼休みは、あるの?って思った人がいるだろう。気にするな。俺は、だいたい昼休みは、外に出て、誰もいない所で寝ている。が、今日は出来なさそうだ。何故なら、ウメに呼び出されているからだ。
「で、どうした急に呼び出して」
「いや~、君に会って欲しい人がいるんだよね」
「名前は?」
「緑川一樹」
何故俺に?まあ良いや
「で、その会って欲しい人は、どこに?」
「え~っと1年6組だったかな」
「オッケー、行ってみる」
そう言って、俺は、1年6組に行く。振り返った時にウメがニコニコしていたが、気のせいだ。そして、1年6組の前にいる。入ろうとしたとき、6組の噂を思い出した。
知らん人「6組の人達って性格悪いんでしょ?」
知らん人「うん、前カツアゲされそうになったよ~~」
その噂を思い出してから入ろうと思う勇気が出てこなくなった。だが、そんなことで折れる心でわないのだ。どうせ噂、嘘に決まってる。そして、ドアを開けると、カツアゲされている生徒と不良が3人いた。俺は、全速力で走りこの教室から逃げた。逃げる途中で「おいゴォゥラ」と声が聞こえたが、(耳を傾けた瞬間ボコボコにされる)と思い待たずに逃げた。しかも、捕まっていたら所持金は、なくなっていただろう。あそこの教室の教師は、なにをしているんだ。そして、ウメ許さんぞ!!。そうして、昼休みが終わった。たが、緑川一樹は、どいつだったんだ?。
そして、放課後。俺とウメは、教室に残っていた。なんでだって?それは、前回の話を見ている人なら分かる。居残りだ。最悪だ~と思っているとウメが話かけてきた。
「ねえ春?」
「どうした?」
「あだ名つけて良い?」
「別に良いけど」
「じゃあ、あだ名は、シロで良い?」
「いいよ」
そんなくだらない話かよ。そんなこと思っていると、不良が、ドアを蹴り飛ばして入ってきた。
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