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第1話 主人公の秘密
学校のチャイムが授業の終わりを告げる。
何故勉強しなきゃいけないのだろうか。理由は分かっている。分かっているがしたくない。だがしなきゃいけないのだ。そして、
「次は体育か」
と、小さくな声で呟き体育館に向かった。
今日はマット運動の日だった。俺は、いつもどうりにマット運動をした。そしたら……背中を強く打った。
「痛った!」
「大丈夫?」
大丈夫なわけがない。正直涙が出そうな位痛い。だかしかし、友達の授業を邪魔をするわけにはいかない。
「大丈夫」
「涙出てるよ」
「・・・」
とりあえず立ち上がった。そしたら足くじいた。
「・・・・す、少し休もうかな?(汗)」
そして、椅子がある所まで歩こうとしたら転んだ。
「もう嫌!」
察しの良い方なら分かるだろうが俺は、運動音痴である。体が弱いという訳でもなく、ただただ運動が出来無いのだ。そして俺は、
「速く終わらないかな。」
と、呟いた。そうして2時間目が終わった。
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