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花を添えて。

作者: 旗杯

ハンバーグを食べる。棚の上に置かれたテレビはニュースを読んでいる。戦争が過激化しているということらしい。人はどうして争うのか。と思う。定食屋の時計は3時を指している。私は窓の外を眺める。セミが鳴いている。食べ切った。とても不味かった。タイムマシーンで現代に帰ろうか。タイムマシーンは激しい音を立てる。ゴゥンゴゥン。それは夏の日を思い出させる。妻の同窓会があった日。私は思い出を完全に断ち切った。さようなら、過去。

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