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Xmate -クロスメイト-  作者: 紅弥生 
第二章 行く先
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ー第ニ話ー 混沌の入学式前編

遅れてすみません。

明日、予定があるので恐らく一話しか投稿できません。

出来たら、一話二話+するかもしれません

――2日後――


 試験日から二日が経った。

 俺はアルフレクスと一緒に学園へ向かうため、冒険者ギルド前で待っている。

 すると、アルフレクスから声がかけられる。


「よっす」

「お。きたな。よし行こうぜ」


 そう話し、学園に移動する。

 まぁすぐ隣にあるから数歩歩くだけで着くけどね。

 そして、二人で合格者掲示板の前に行き、確認する。


「えーと、俺の番号は……よし! あった!」


 合格した時の嬉しさでつい、声のボリュームを少し上げてしまう。

 合格といえば、高校受験の合格発表の時も嬉しくてついボリュームを上げてたな。

 そういえば、アルフレクスは?


「アルフレクス、あった?」

「おう。あったぞ」


 あっちは嬉しくて声が出てなかったみたいだ。

 剛も出てなかった気がする。


「じゃあ、受け取りに行こうぜって……なんでお前泣いてんの?」

「え?」


 アルフレクスが泣いてることを指摘してくる。

 気づいたら泣いてたみたいだ。剛とか、他のクラスメンバーのことを思い出してしまって。


「いや、なんでもない。嬉しくて泣いちゃったんじゃないかな」


 苦笑しながら誤魔化す。

 アルフレクスも苦笑しながら返す。


「そうか。じゃあ、入学準備物を受け取りに行こうぜ」

「おう」


 あいつら、元気にしてるといいな。まあ、こっちよりも地球のほうが時間経つの早くて、俺の知ってるやつみんな死んでたりして。

 そういうことを考えながら、受け取りのところに行く。


「あの、合格したので荷物を受け取りたいのですが」

「受験番号を確認させてください」

「あ。はい」


 受験番号が書かれた紙を渡す


「確認します。受験番号[168]名前「リルグレイシア」さんですね。どうぞ」

「ありがとうございます」

「後、寮に入寮したい場合は、こちらをお書き下さい」

「あっ。はい」


 入寮届を書く。


「あっ。あと、入学式は明日です」

「分かりました」


 ちょうどあっちも終わったみたいで、話しかけてくる。


「終わったか?」

「おう。お前は、入寮届書いたのか?」

「あ。やべ書いてねぇ」


 そう言われて俺は苦笑する。


「わり。助かった」

「おう。じゃあ、出店寄りながら帰ろうぜ」

「おう」


 そう話して、出店に寄りながら帰った。

 お金を使う額を設定して使ったが。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

――side:???


「あれを学園内に放つ準備はできてるな?」

「おう」

「学園内なら、王宮の対応が遅れる筈だ。明日、入学式の時に放て」

「分かった」


 そう話し合い、彼らは自分の持ち場に着く。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

――side:主人公


―翌日―


 朝になり、朝の支度をし、またギルド前に向かう。

 アルフレクスと一緒に向かうからだ。


「あいつ、昨日も少し遅れたから、今日も遅れたりして」


 そんな独り言を喋りつつ向かう。

 すると、人にぶつかってしまった。


「あっ。すみません」


 ぶつかった人に謝ったが、振り向きもせず言ってしまった。

 もしかして、と思い所持物を確認する、どうやら何も取られてないようだ。


「なんだったんだあの人」

「よっ!」

「うわっ!」


 またもや独り言を話してると、前から話しかけられた。


「なんだよ、脅かすなよ」


 声の主(アルフレクス)にそう返す。


「わり。で、何言ってたんだ?」

「いやなんでもない」

「そうか」

「じゃ、行こうぜ」


 そう言い、学園に向かう。

 数歩歩くだけで着いた、すごい既視感がするけど。

 そして、受付に向かう。


「入学生ですね。こちらへどうぞ」


 着いた瞬間に言われ、困惑しながら差された方に移動する

 着いた部屋には、大勢の人が集まっている。

 みんな、入学式待ちみたいだ。

 俺たちは部屋の端に陣取り、話しながら待つ。

 しばらく経った後、入学試験の時に演説台に乗って話した男性がきた。


「では、訓練場に移動する。ついてこい」


 男性はそう言い放つ。

 みんな、移動し始める。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「それでは、入学生が入場します」


 そうアナウンスがなった後、拍手とともに盛大な音楽がなる。

 アナウンスは風属性魔法で拡大しているのだろう。

 入場し、席に座ったと同時にアナウンスが入り、学園長が、ステージの演説するところにつく

 これは長くなるな。と思い気を引き締める。


「えー。では話させてもらいます」


 長い学園長の挨拶と激励の言葉が終わった。

 学園長がステージから降りた。


「GYAWWWWWWWW!!!!!!」


 降りたのと同時に咆哮がよぎる。

 みんな慌てて咆哮した方を向く。

 そこにいたのは――――

 ――――危険度SSS(トリプルエス)のモンスターだった。

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逆境の騎士〜誰にもない属性魔法と特性でピンチをチャンスに〜
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