表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Xmate -クロスメイト-  作者: 紅弥生 
第六章 世界冒険編終
84/104

第三話 力の確認

おくれましたすみません……

『神覚伝乱』

1.「不可侵防御:シールドを貼り、あらゆる攻撃を防ぐ[使用者の心力使用量により大きさ変化]」

2.「能力上昇:全能力値を100%〜500%[心力使用量により変化]上昇」

3.「両変換:心力を魔力に魔力を心力にそれぞれ変換可能」

4.「輪転:あらゆる生物に対して攻撃力、魔法攻撃力10倍」

5.「言語理解:他種族の言語を理解することができる」


 うっわぁ……「ぼくのかんがえた最強のスキル」過ぎる件

 しかもこれ別々に使用可能なのに一個使ったら他のは無償で使えるってマジかよ。

 なんなら言語理解に関しては心力使わないというかパッシブだしな……

 両変換はそれぞれどのくらい変換されるんだろう?

 まぁどうせ魔力1000に対し心力1とか言うとんでも変換なんだろうね。

 ちょっと試してみるか。

 なんとなく不可侵防御張ろう。

 まぁお試しで心力を100込めて見よう。


『不可侵防御』


 おぉ……めっちゃ神々しいバリアだこと。100で5,6人守れそうなくらいの大きさだな。

 もうちょっと試してみたい気持ちもあるけど、今はそういう所じゃない。

 よし。絶対意味無いだろうけど魔力を1だけ消費して変換してみよう。


『両変換:魔力変換量1』


 うおっ!!

 心力全回復した!?

 えーと心力総量が10,000で現在の量は11,900ってことはさっき消費100して9,900そこから11,900だから変換量2,000!?

 これは嬉しい誤算。さて。今度は魔力を消費する為に適当に魔法を。


 ボォォォン!!

 ドガァァァン!!


 うーん。空に向けて放ったけど、威力なんか増してね?この国の人々がびっくりして兵士派遣しなきゃいいけど……

 まっ、いっか。

 これでとりあえず魔力は1,000消費した。

 心力1でどれくらいかなー。


『両変換:心力変換量1』


 うーん。同じで2,000だな。総量は桁数えんのめんどくさいから見てないけど下から5桁だけ変換前後で確認したけど同じ量変換されてるな。

 あれこれ無限……。

 うん。何も考えないようにしよう。

 まぁ魔力回復ポーション代が俺の分は減ると考えることにしよう。

 いや元から戦闘時は魔力無限だったけど。

 もう俺魔力と心力については考えない。


「おい、リルグレイシア、お楽しみのところ申し訳ないが、我のことを忘れるでない」


「あっ……すまん」


「ったく。少しは我らにも気を使わせろってんだ……」


「ん?なに?」


「なんでもない。ところでこのシールドは新しいスキルか?」


「うん。『神覚伝乱』って言うスキルを獲得して、その中の付属スキル的なので、「不可侵防御」って言うやつを使った」


「で、さっき急に空に向けて魔法放ったのは、なんでだ?」


「それも付属スキル的なのの一つで「両変換」 と言う魔力と『神覚伝乱』を使用する為の心力って力をそれぞれから変換してくれるスキルでそれぞれがどのくらい変換してくれるかって言うのを確かめる為に。ちなみにこの不可侵防御もそれの為に使った」


「なるほど。はァ……何故そこまでお前のスキルは自己完結してしまうんだ……」


「え?なんか言った?」


 さっきからヘルクレットの様子がおかしい気がする。

 気の所為かな?ま、呼び出したくせに俺が無視するから拗ねちゃったのかな?

 集中すると周り見えなくなる癖どうにかしないとな。

 それで過去に10年くらい放置したから……

 最近は一人でどうにかする癖をようやく改善できるようになって来たってのに。

 ま、まだまだ長い人生、一歩ずつ確実に治していけばいいよね。

 でも神様がここに神法陣とやらを設置してることが気がかり……

 いやここ元々人類滅亡組織の基地だったからジュグメアが設置しててもおかしくないか。

 っと話しがありえないくらいどっか行ってたけど戻そう戻そう。

 そうそう、手に剣をシュバッて出す術を試そうとしてたんだ。


「じゃ、ヘルクレット話戻すけど試してみたいことするからアドバイスよろしく」


「おう。厳し目に見るぞ」


「あはは……少し優しめにお願いします……あはは……」


 まぁうん。アドバイスしてくれって言ったけど万一鬼畜なら無視すれば良い。

 正論突かれたら無視できないけど……

 とりあえず気楽にね気楽に。

 出来れば奇襲とかあっても対応可能だし。

 ん?待てよ?不可侵防御使えば……いや止めとこう。

 流石にね、そこまで守り固めると安心しちゃって逆に警戒心薄れるから。

 警戒しすぎるのも良くないけど。

 話が逸れた逸れた。

 えーとイメージ的には手に剣を直接出してそのまま横切り。もしくはガード。

 つまり勢いを殺したら駄目なやつだ。

 とりあえず剣を構える姿勢になって……手の付近にアイテムボックスを作り出し……剣を抜き取り、シュバッ!!

 うーん。アイテムボックスから抜き取る際に少し勢い無くなってるな。

 いっそのこと、アイテムボックスから手にワープさせるってのはどう?

 どうせ無限魔力だし、人間の転移は出来て構造が単純な物品の転移できないって謎だから出来るっしょ。

 いやまてアイテムボックスの空間に魔法効くのか?

 とりあえずアイテムボックスからの物品の転移。

 あっ。うん。転移は効かないみたいですね。

 空間に干渉する魔法同士は反発しあうって感じなやつかな。

 空間に干渉って言ってもアイテムボックスは空間作り出してるし、転移は転移でワープしてる様だけどあれ空間作り出してそんなかを光速より早く通ってるだけ……いや転移も空間作ってるじゃん。

 ん?俺そもそも両手で剣持つじゃん?

アイテムボックスって2つ以上つくれないのかな。

 それ試してなかったな。

 よし。アイテムボックス2

 お、作れるじゃん。

 よし、3つ目作って、入口を縮めて……柄を持ちやすく、出しやすくして……

 よし調整完了。

 また構えてと……アイテムボックス2,3出現させて……剣取り出し……斬るッ!!

 おおっ!成功した。

 まだまだ改良の余地あるけどとりあえずこれでいいんじゃない?

 そういやヘルクレット何もアドバイスしてこないけど……

 こっちから振ってみるか。


「おーい、ヘルクレット」


「ん?なんだ?」


「アドバイスなんか無いかなって」


「いや我戦闘のアドバイスなら幾らでも出来るが、そういう、どういう風に出したら良いかの出し方アドバイスは出来ないから黙って見てたぞ」


「なるほど。ま、実戦で使ってみないと心地分からないからな。よし、付き合ってくれてありがとう」


「ふむ。分かった。暇なときはいつでも呼んでくれ」


 そう言って、ヘルクレットは中に戻って俺は転移で宿まで戻った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お読みいただき有難うございます
小説家になろう 勝手にランキング
作者のTwitterは下のリンクから!!
Twitter
投稿再開しました
逆境の騎士〜誰にもない属性魔法と特性でピンチをチャンスに〜
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ