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Xmate -クロスメイト-  作者: 紅弥生 
第五章 世界冒険編序
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第ニ十六話 問題発生?

2日間投稿できずにすみません。

それと、ブックマークありがとうございます

 部屋の明かりを消し、よく目を凝らし、外を見る。

 まだ異常は無いようだ。

 念の為、上空の物体も確認する。

 こっちも動きは見られない。

 にしても、なんの情報も無く突然異状生命体が現れるとはな。

 どのような形で顕現するのか分からないけど、もし突然異状生命体との戦闘になってしまったら恐らく二人は逃がせられない。

 クガベットとの戦闘は対人間だったからバトルフィールドが発動せず、逃がせられた。

 異状生命体は部類としては分からないけど多分対人間とはならないはずだからバトルフィールドが発動するはず。

 そうなった場合、俺は二人の命を守る事が出来るのだろうか……?

 こればっかりは置いとけないし、後回しにできない。

 いやそもそも、二人とも強いから自分自身は自分で守れるか……?

 はぁ、仲間信頼することも大事なのに……

 二人は俺を信頼してくれていたのに、俺は二人を信頼しきれていなかったのか……?

 いや、そこに気付けただけマシか。

 そもそも監視しなきゃならないのに何してんだ俺は?

 まぁいい。いつまでもウジウジしてられない。今は一つのことに集中しよう。


------------------------------------------------------------

------明け方


 さてそろそろ明け方になるな……

 あれからどっちも動きなかったし。

 さてちょっと寝るか…ってん?

 なんかあそこでモゾモゾと動いてる人影が…?

 よく目を凝らして見てみる。

 なッ!何でゴブリィンが街中に!?

 恐れて出て来る人が少ないだろうけど街の人が襲われる前に討伐しなければ……

 窓を静かに開け、鞘とそれに挿してる剣をアイテムボックスから取り、腰に掛け、気付かれないように近づく。

 しかし、目の前のゴブリィンは陽の光が当たると溶け始めてしまう。

 周りを見てみると周りにいたゴブリィンも溶けていた。

 これはどういうことだ……?

 とりあえず謎を考えるのは後、宿屋に戻ろう。

 窓から再び入り、布団になだれ込む。

 なんで、陽の光でゴブリィンが溶けるんだ……?

 もしかして、人類滅亡組織ヒューマン・エクスティンクションが人間を魔物にする……あの戦争の終結間近に起こった事件をここで再来させようと……?

 だとすればなぜ溶ける……?

 異状生命体の生贄にしている……?

 なら何で夜でも溶けない?

 そもそもなんでゴブリィンなんだ……?

 ゴブリン種でも一番人族に近い姿形で知能も割と高いから……?

 いや俺一人で考えたって仕方ない。皆で共有して皆で考えよう。

 よし、少し仮眠しよう。


------------------------------------------------------------

------1時間後


 おはようございます。

 完全に日が昇ってるね。

 さて朝食でも食べよう。

 身支度をし、部屋から出る。

 すると、フェルと会う。


「おっフェル、おはよう」


「リルグレイシアさんおはようございます」


「アルフレクスは……なるほどあいつ割と朝に弱いからなぁ……。うん。先に朝ごはん食べてよう」


「待たないんですか?」


「いやあいつが起きるまで待つのは流石にめんどいし、ご飯食べながら待てばいずれ起きてくる」


 苦笑しながらそう言い、二人で食堂に向かい、ご飯を食べる


------------------------------------------------------------

------数時間後


 あいつどんだけ寝てんだ……?

 もう昼の時間に近いだぞ?

 流石にあいつでも昼の時間までは寝たことない。

 珍しいな。これ。


「アルフレクスさんなかなか起きてきませんね」


「流石にここまであいつでも寝たことが無いのにな。まぁ、もう少し待とうか」


「そうですね」


------------------------------------------------------------

------更に数時間後


 流石に遅くないか?

 なんでこんな時間まで起きてこないんだ?

 もうすぐ夕方だぞ?


「流石に遅すぎますね。様子を見に行きません?」


「そうだな、俺、宿屋の主人さんに合鍵借りてくるわ。部屋の前に先行ってて」


「分かりました」


 俺はカウンターに行き、主人さんに話しかける。


「すみません、仲間が全然起きてこなくて、ちょっと様子を見に行きたいので合鍵貸して貰えますか?」


「貸すことは出来ないけど開けてあげることは出来るよ」


「あ、じゃあ、お願いします」


「あいよ」


 主人さんと二人で部屋の前に向う。


「フェル、どう?起きる様子ある?」


「うーん。分かりませんが、ノックしても反応は無いですね…」


「了解」


「お兄さん、この部屋でいいのかい?」


「あ、お願いします」


 すると主人さんはよく見るリングに鍵を付けてるやつを腰から外し、部屋の番号と合う番号の鍵を、鍵穴に差し込み、開ける。


「あいよ」


「ありがとうございます」


 お礼をしながら中に入り、声をかける。


「おーいアルフレクス。起きてるかーい?」


 入口付近からベッド付近を確認する。

 次の瞬間俺は主人さんに断りを入れながらドアをそっと閉める。


「すみません。まだ起きてないようなので、起こしますね。鍵開けていただきありがとうございます。主人さんはそろそろ夕飯時なので、他のお客さんの相手をしてあげてください」


 主人さんは首をかしげていたが、夕飯時なのを思い出したようで、食堂に向かっていった。

次回も遅れるときは連絡したいと思っているのでTwitterで確認して頂けると幸いです。


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お読みいただき有難うございます
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逆境の騎士〜誰にもない属性魔法と特性でピンチをチャンスに〜
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