第十三話 迷宮篇〜異常事態1〜
怪我の具合が良くなってきたので書きました。
ッツ!!!!!
またかよ……どんだけ俺は運が悪いんだ……
そして今転移しようとしたけど、即キャン……
戦うか死ぬしか道がないようだ……
「というか、そこで見てるやつ誰だ。姿現せ」
「!?」
殺気とかその辺がだだ漏れなんだよ……
驚くなら殺気とか隠せよ……
「フォッフォッフォッ。見事見事。この儂の隠蔽を見破るとは」
「いや、殺気だだ漏れだからまず隠蔽の前に隠せや」
老人っぽい人が出てきた。
ハッ!思わず突っ込んでしまった。
ギャグ路線でいくと死ぬ。
「ほう……殺気だだ漏れ?それに気付くとは鋭いな。まぁいい。一つ作戦が台無しになったが、こうなれば新しい作戦を考えるまでよ」
そう言い、老人っぽい人は杖(?)らしきもので魔法を発動する。
ん?魔法?
なんの魔法だ!
そう思い身構えてると、ヘルクレットが反応した。
(ぬう!!!こやつ、「洗脳魔法」を使っておる!!)
(なに!?)
(お前は我のお陰で防げてるが、他のやつらは耐えれないだろう。かかったらどうなるかまでは分からぬ!!)
(チッ!厄介な!!)
どうする、俺。
上手く無力化させるか……
それともあの洗脳魔法を使ったやつをぶっ叩くか……
いや、待てよ?
なんでわざわざ皆に洗脳魔法かけた?
皆耐えれないことを考慮しなかったのか?
ッ!!まさかッ!!!
そう思い皆の方を向く、やはり耐えれなかったようだ。
そして、最悪な予感が当たり、皆熊の方へゆたゆたとゆっくり歩いている。
後1分で熊の前に着くッ!
不味い!!!
これはあの老人を叩くしかッ!
でも、生半可な攻撃じゃあ、無意味であろう。
スキル出し惜しみしたら俺以外全滅!
しょうがない!この際倒れてもいい。
「闘神」
「神之宴」
【NAME:RILGLAYSIAは常時発動スキル「神竜の加護」を発動】
【NAME:RILGLAYSIAはスキル「闘神」を発動】
【NAME:RILGLAYSIAはスペシャルスキル「神之宴」を発動】
敢えて「竜化」は使わない。
出し惜しみしないと言ったが、殺しちゃうと捕虜に出来なくなる。
捕虜にして情報など聞き出さないと……
ピンチになりそうだったら使う!!
--------------------time limit「00:00:45.29」--------------------
そして俺は剣を引き抜きながら駆け出し、老人が間合いに入った瞬間に切るッ!!
「せいッ!!!」
--------------------time limit「00:00:23.67」--------------------
老人は避けようとするが避けきれず、体に直撃し、倒れる。
「ガッハッ!!」
そして俺は、老人の横を通り過ぎ、着地する。
--------------------remaining time「00:00:09.98」----------------
振り返ると、皆正気に戻ったようで慌てて後退している。
よし!!成功!!良かったぁ!!危ねえ!!
これで老人は無力化した。
後は熊だけ!!
「よし!行くぞ!皆!!!」
そして体勢を立て直し、連携して熊に攻撃する。
少し書き方を特殊にしてみました。
いかがでしょうか?
見にくいのが余計見にくい!等あったら遠慮せず言ってください。(言わなくても良いですが出来れば、どういう風にして欲しいかも一緒に添えてください。)
次回は早目に投稿したいと思います。