ー第五話ー 襲撃とバトル
バトル回ですので少し短いです。
「GYAOOOOOO!!!!GAW!!!!」
ッ!?何だ!?
と思い、鳴き声した方へ向いた瞬間
【Battle start】
という表示が横からスライドしてきた。
それと同時に俺と声の主を囲うようにバトルフィールドが展開され、両親のHP,MP,NAME,Lvが自分のバーの下に追加された。
ということは、このバトルには両親が自動参加したのか、自動でヘルプメッセージが親に流れたのかは知らない。が、両親が駆け付けるまで俺が食い止めないと!
「闘神!!」
【NAME:RILGLAYSIAがスキル「闘神」を発動。NAME:RILGLAYSIA,FALMAIL,ALIAの直接攻撃力・魔法威力を10倍化】
【NAME:RILGLAYSIAの常時発動スキル「神龍の加護」が発動。NAME:RILGLAYSIA,FALMAIL,ALIAの経験値が2倍+筋力・俊敏を10倍化】
多分親にもスキルがばれたな。まあいずれ言うから。それが早まっただけだ。
よしまずは牽制としてさっき覚えた炎魔法ブッパしよう。
『我の魔力を糧とし、牽制なる炎を発動せよ』
「ファイヤーアスペクタルレジストレーション!!!!」
MPがごっそり抜けてく感覚が……
どうだ!
【NAME:RILGLAYSIAが牽制炎魔法「ファイヤーアスペクタルレジストレーション」を発動】
【ENEMYNAME:GAWBORNは牽制炎魔法「ファイヤーアスペクタルレジストレーション」を無効化中】
【ENEMYNAME:GAWBORNは牽制炎魔法「ファイヤーアスペクタルレジストレーション」を無効化失敗】
ん?がうぼーん?あぁ。敵の名前か。
牽制魔法を無効化ってあんのかよ……まあ失敗したみたいだし結果オーライ
ていうか表示でるとか、この世界まじでゲームかよ
と、考えていると、声がした。
「待たせたな! リル!」
「待たせたわね!」
この声は……
「お父さん! お母さん!」
「おう! あとは、俺達にまかせろ」
と言って父「ファルメイル」と母「アリア」はそれぞれ構えだした。
≪我のマジックポイントを糧とし、彼の剣に炎をともせ≫
「ファイヤーギビング!!!!」
「ソード・ダンス」
【NAME:FALMAILはスキル「ソード・ダンス」を発動】
と母は父の剣に火をともし、父はスキルを発動し、火がともされた剣で10連撃攻撃をした。
【ENEMYNAME:GAWBORNはNAME:FALMAILのスキル「ソード・ダンス」で倒された】
【NAME:RIGLAYSIA,FALMAIL,ALIAはXP.100を所得した】
【NAME:RLGLAYSIAのLvが2に上昇した】
【NAME:RILGLAYSIAの筋力は12に上昇した】
【NAME:RILGLAYSIAの直接攻撃力・魔法威力は20に上昇した】
【NAME:RILGLAYSIAの防御力・魔法防御力は20に上昇した】
【NAME:RILGLAYSIAの俊敏は25に上昇した】
【NAME:RILGLAYSIAのHPは2500に上昇した】
【NAME:RILGLAYSIAのMPは4500に上昇した】
もうゲームの世界でいい気がするわ。
「ふう。やったわね」
「ああ。そうだn……リル!!」
親の言葉が最後まで続かなかったのは、俺が気絶したからだった。――
お読みいただきありがとうございます。
※魔法は味方には当たりません
※書物庫のそばでバトルしてますが、バトルフィールドが現れたら隔離されます
※味方はフィールド内に入れますが、バトル終了まで出れません