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Xmate -クロスメイト-  作者: 紅弥生 
第四章 迷宮篇
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第十二話前編 迷宮篇〜探索〜

--------翌朝--------


 ポクロン。そしてフェルとパーティを組み、そしてダンジョンへ潜る。

 今は一緒に行くために二人待ってる。

 まぁお互いの戦力とか確認してないけど。

 物は試しだ。ピンチになったら俺が全スキル解放して倒して、ダンジョンから抜け出そう。

 そう簡単に行くと思えないけどね。

 ちなみにフェルは弓兵でポクロンは召喚術師らしい。

 うん。どっちも後衛陣。

 だからといって一番後ろにすると挟み撃ちされた時に一番最初にやられてしまうから一番前にアルフレクス。真ん中にフェルとポクロン。一番後ろが俺。

 1-2-1のバランス構成にすれば何とかなるだろう。

 二度目だけど簡単に行くと思えないけどね。

 おっと、色々考えてたら来たようだ。


「おーい。待った?」


「いやいm……大丈夫待ってない」


 あっぶね、彼女に待った?って聞かれて今来たところとかいう恋愛物でよくある流れをするところだった。

 謎の動揺を隠しつつ聞く。


「ちゃんと道具も食料も大量に買ったけど、そっちは武器の準備万端?」


「おう。万端だ。じゃ行こうぜ」


「了解」


 まぁ今の流れは俺とアルフレクスは食料調達、そしてフェルとポクロンが武器調達。主にフェルの矢の為だけどね。

 俺の武器は5年前の誕生日の時に父親に貰って前世の貧乏症が働いて残してた、銀の剣でいいか。

 今まで使ってたやつは指名調査クエストのときに壊れてしまったし、忘れてたしね……

 この際もったいないけどこれしかないから使うしかないか。

 そんなことを考えつつ、迷宮の入口に向かう。


------------------------------------------------------------


 さて入口に着いた。まぁ50階層目までは俺(の中にいるヘルクレット)の案内だけどね。

 ちなみにアルフレクスたちには50階層まで行ってきた人たちにルートを教えて貰ったと言っている。

 だってヘルクレットのこと話せる訳ないじゃん……

 あ、それと50階層を超えても教えて貰うが、敢えて知らないふりをしてどっちに行くとかはこっちに行かねー的な感じで俺のリアルラックが、高いアピールしとくけどね……

 自分自身、こっちの世界来てからリアルラック低いような気がしてならないけど……

 それは置いといて。


「さて入口に着いた。攻略開始だ!」


『おー!!』


 唐突に振ったのに、驚きもせず乗ってくれるというね。

 ノリの良さには感謝しかないわ……


------------------------------------------------------------


--------1〜10階層:難なくクリア


--------11〜20階層:こちらも難なくクリア


--------21〜50階層:途中、中ボスの「ライトホーン(光属性の馬。危険度B)」、「ベライアス(闇属性の虎。危険度A)」に遭遇するというアクシデントがあったが難なくクリア。


------------------------------------------------------------


 俺はレベル的にまだ行けるが、全員が消耗してきたので一旦休憩としよう。

 一番酷いのは一番レベルが低いフェルだ。良くここまで耐えたって位消耗してる。

 一応フェルのことを心配して途中途中で休憩挟もうとしたけどそのたびにまだ行けますと言っていたので無理をさせてしまっていたようだ。

 休憩を強制して行えば良かったが、そこまで気が回らなかった…

 もう、終わってしまったんだから悔やんでも仕方がない。


「さて、51階層まで来たからとりあえずここで一旦休憩しようと思うけど良い?」


「まだ……いけます……!」


「いや、リルグレイシアの選択には賛成だ。フェルお前これ以上無理をしたら死んでしまう。それに俺もちょっと疲れてきてしまったからな」


 おっと流石この中で一番最年長。気付いていたようだ。いや舐め過ぎか。流石にアルフレクスも気付いているだろう。

 ん?消耗してるの気付いてたのに、なんでフェルの反論を今まで止めなかったし……よくないけど、いいや

 てかど直球に死んでしまうと言ったぞ…まぁそのおかげでフェルはこれ以上反論は無いようだけど。


「アルフレクスは?」


「異論は無いぞ」


「分かった。誰も反論が無いようだから休憩にする。えーと、見張りはどうする?俺はまだまだ行けるから俺がずっとやっても良いけど」


「お言葉に甘えたいところだが、交代制の方が良いだろう。リルグレイシア→俺→アルフレクスで良いか?」


「俺は良いけど、アルフレクスは?」


「俺もそれでいいと思う」


「ちょっと待って下さい。私が入ってないじゃないですか!私もやらせてください!!」


「いや駄目だ、フェルはたっぷり休め。これからの探索でバテてしまったらみんなに迷惑がかかる」


 言ったぁーー!!。この人、ど直球に言いおったぁー!!

 流石の俺もこれには苦笑いだわ。

 まぁド直球に言ったほうがこういう場合には良いんだろうけど…

 そんな感じで休憩で決めるべきことを決めて休憩をとる。

遅くなった割に1〜50階層を全カットしたのは、文量があり得ないくらい多くなるからですw (メタい)

進行がものすごーく早くて理解が追いつけなかったらすみません。

Twitterの方でお知らせしたんですが、怪我をしてしまったので、治るまで投稿を休止させて頂きます。

それとTwitterでは第十二話を投稿したらと言ったのですが、第十二話は前編後編に分かれるので、後編を投稿したらに変更させて頂きます。

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お読みいただき有難うございます
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