第九話 迷宮篇〜プロローグ2〜
遅れてしまい申し訳ございません。
久しぶりに書いてるのと、急いで書いたので文章が幼稚というか、コミュニケーション障害みたいになってますが、ご了承願います。
直せるところは後で直します。
美しくそして眩しく輝く太陽。
永遠に続きそうな地平線。
青く澄み渡るようにある空。
うーん、お外はやっぱr
ってこんなこと言ってる暇ない暇ない。
外に出れたのは良いけどどうするか。
転移で王都に戻るか?助けを待つか?それとも、壁まで歩いてくか?
最初のやつはみんなを驚かせるし、説明がめんどう。二番目のやつは見つけてくれるまで何日かかることやら。最後のはこれも普通に説得めんどくさ。
うーん。いい案がない!!
「ん?お前リルグレイシアじゃないか?」
え?あなた誰。
いつからそこに!?
考えてたから気付かなかった!!
まぁそれはいいとして、早く返答しないと怪しまれる
「そうですけど……」
「やっぱり、リルグレイシアか!! お前が三日前にいなくなってからすぐに捜索隊が結成され、この三日間捜索隊に入った冒険者は一生懸命探してたんだぞ! 一体何処行ってたんだ!」
ん?心配してくれてるのか文句言ってんのか分からない。って失礼か頑張って捜索してくれてたのにこんなこと考えるのは。
てか三日間!?もうそんなに経ってたのか!!
これは迷惑をかけてしまった……早く帰って安心させてあげないと……
「そうだったんですか。すみません。では、早く帰って安心させてあげないとですね!」
「おう、そうだな」
「ちなみに、あなたのお名前をお伺いしても?」
「俺の名前はどうでもいいだろ。まずは英雄さんが帰ってきたことを知らせねば」
と言って俺の背中を押してくる。
意外と力強いなこの人……
ってちょっと待ったぁ!!
英雄?今この人英雄って言った?
確かにこの街(王都)を2度も救ったけど、それだけで英雄呼ばわりはおかしくないか?
これは俺しか知る由もないけど、二度も死んでその二度も神とやらがスキル付与したおかげですけど!
いやこんなこと考えるのはいつでも出来るだろ!!
落ち着け俺。
「すみません。自分で歩けるので歩きます」
「いや苦労人は甘えて良いんだぞ」
「いや、自分より捜索してくれてた皆さんの方が疲れてると思うので気持ちだけで結構です」
「まぁ、本人がそういうなら良いけど」
と言って、押すのを止める。
そして、城門に向かって歩きだす。
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城門に着いた。
どうやら捜索隊は顔パスがある様で一発で入れてくれた。
それで良いのか王様よ……
中に入った後、王宮へ直行。
まぁ、王宮の入り口で俺の発見者はギルドへ向かった。
つまり俺だけのin王宮三回目。
てかなんで王宮へ連れられてきた?
まぁ報告が大事か?
そんなことを考えつつあの扉の前…じゃなくて別の部屋の前に着いた。
なんでこっち?
そう思っていると、俺を連れてきた騎士が言葉を発する。
「王よ。 リルグレイシアを連れてまいりました」
「分かった入れ」
そのやり取りをし、扉が開く。
そして、開いたら先には王様が一人座っていた。
「ご苦労。自分の持ち場に戻ってよいぞ」
「はっ」
また短いやり取りをし、騎士は戻って行く。
騎士を見送った後、王様が口を開く。
「リルグレイシア、久しぶりだな。失踪したと聞いたから心配したぞ」
「久しぶりです。自分も今さっき帰ってきたばかりなので、質問攻めは止めて頂きたい」
「そう言うのであれば聞かぬ。ところで、失踪する前に、クリティカルギャングオウルとジャンボフォレストエルダートレントを討伐したようだな。二度この王都を守ったに飽き足らず、三度も守るとは大儀である。何か褒美を……」
あ、これまた爵位上げようとしてるな?
褒美と言っても何もいらないし、俺に回すのなら、むしろ捜索隊の人たちに回してほしい。これは断ろう。
「褒美はいりません。お気持ちだけ貰えれば幸せですし、俺に回すのなら捜索隊の人たちに回して下さい」
「むぅ。そう言うならそうしよう」
不服そうな感じで返答されたが仕方ない。
その後も色々と話し合った。
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王宮から出た俺はそのままギルドへ向かう。
というか、なんで英雄呼びされたんだろうな。
まぁいいか。王を安心させたんだから今度はギルドの皆を…
って、ギルマスは例外か。あのギルマス「死んでもらっても構わない」という理由で指名したんだから……
と考えているとギルドの前に着く。
そのまま中に入ろうとするが、話しかけられる。
「おかえり、リルグレイシア。心配したぞ」
「おぅ。ただいま。アルフレクス」
そして二人で中へ入っていく。