第八話 迷宮篇〜プロローグ〜
早めに投稿するって言って一ヶ月後に投稿する人…
遅れましたすみません。
今回めっちゃ飛ぶので混乱したらすみません。(久々に投稿した前回も混乱してそうですけどねw)
ッ!ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァッ……
確か、俺はクリーニアと話してた様な……
そう思い周りを見渡してみる。
しかし、周りに広がっていた光景は、美しい森の中で、太陽の光が木々の隙間から差し込んでいる幻想的な空間ではなく、いつもの魔物がわんさかいる世界だ。−−−−と言っても、転生後の世界だが−−−−
「ん? 魔物? え? 魔物? 何でッ!!」
外にましてや王都への街道に魔物がいるわけがない。
意識が覚醒した直後の回らない頭をフル回転し、なんとか考えて周りの様子がおかしいことに気付く。
周囲には魔物が1.2.3.4……20匹程いる。そして、太陽の日差しがない。
もう一度言おう。太陽の日差しがない。
ということはここはまた別の世界?
暗いのでよく目を凝らして周りを再確認。
魔物が40匹程と壁がありその材質はミスリルっぽい材質をしている。
ん?マモノガヨンジュッピキホド…?増えてる!?
悠長に考察してる場合じゃねぇ!!
天井もどうやら閉じられてるっぽいから火属性魔法は一酸化炭素中毒の危険性があるから止めとこう。
使用後転移してもいいが、人がいた場合その人たちを巻き込む場合があるから不味いということで水魔法!!
そこまで考えたところでようやくバトルフィールドが展開される。
そして俺は水属性魔法を発動させる。
『水よ、荒れ狂う水よ、我が魔力を糧とし、その荒れ狂う水を増幅させ、我が目の前に現れよ』
『グレートスパイラル・ウォーター!!!』
あっ不味い道続いてるみたいだし、自分も巻き込む!!
水じゃなくて草属性のが良かったァァァ!!!
いや、慌てるな、落ち着け俺。
冷静に結界よろしいってん?そういえばバトルフィールドって魔法による水って塞き止めなかったっけ?
まぁいい!万が一のことも考えて道にも結界を張っておこう。
脳内で結界のイメージをし、魔法を発動させる。
とここで、目眩がし倒れてしまいそうになるのを、なんとか食い止める。
どうやら、クリティカルギャングオウル戦で使い切りそうになった魔力がまた底に付きそうなことに気付き、2本目の魔力回復瓶を飲む。
少しクセのある苦味が完全に回りきっていない思考を安定させる。
少し落ち着いて来たので周りを確認する。
どうやら「グレートスパイラル・ウォーター」はもう少しで収まるようだ。
そして、この中で魔法を発動出来たが、転移魔法は発動できるか分からないない。
天井が塞がってるうえに、道が狭い。そして、魔物がわんさかいる。
これはファンタジー系で良くあるダンジョン(迷宮)と同じような特徴があるから転移できるか分からない。
なんなら目覚めたら迷宮の中だから階層も分からない。
クリーニアが迷宮が出来るとは言っていたけど、できるのが早過ぎる気がする。
まぁ出来てしまったぽい以上嘆いても仕方無いが。
ふと、周りを見ると、水は完全に無くなっていて、一本の道の先に光が見える。
念の為、転移魔法を試してみる。
そう思い、転移魔法を発動する。
−−−−−−−−が、しかし何かに弾かれたように魔法は発動しなかった。
転移魔法が発動しなかったので、光が見えた道の先に向かおう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
徒歩で約十分歩いてみたら上り坂になっており、その先から蒼き空が悠々と広がっているのが見えた。
どうやら、この階段を上ると外に出るらしい。
とりあえず外に出たら、アルフレクスやギルマスなどに会いに行こう。
そう思い、外に駆け出す。
迷宮篇ここに開始ッ!!
前回、匂わせて終わらせたのに今回の始まりが全く関係ないものからスタートしていると言う…
メタ的な発言するとスト(ry
そういえばヘルクレットさんも匂わせて全然出して無い…
ちなみに迷宮篇は5,6話位で終了したいと思っています。