第二話 指名調査クエスト
デオトラントによるレベルアップの部分カクヨム様に投稿するときに見つけました(笑)
なので、第三章の第十話部分を手直ししました(笑)
それと4/2日の20:30ごろにPV数とUA数確認してみたらPVが後、半分で一万を越えます!!
お読みいただきありがとうございます。
ギルドに向かい、クエストを確認する。
うん。やはり狩猟クエストはないようだ。お手伝い系を別々にやって、クエストカウントを誤魔化すというか増やすという、ギルドも暗黙の了解で了承しているけれど、非推奨行為でもある。
しかし、俺たちはまだかわいいものであろう。やばいところでは、50人くらいのパーティの一人一人がそれぞれクエスト受けて、ランク素早い速度で上げてるところもある。
勿論そのパーティはパーティの機能をしていないという理由で解散させられたらしいが。
そんなことは今はどうでもいい。とりあえず、クエスト選ぼう。
それぞれ、やるクエストが決まったようで、その紙に手を伸ばした瞬間。
受付にパーティ名と名前を呼ばれる。
「パーティ名:真紅の剣のリルグレイシアさん、アルフレクスさん」
突然名前を呼ばれたので驚いて振り返る。
振り返ると、こっちに来てという合図を手で送ってきたのでとりあえず向かう。
その受付の所に着くと、受付は話し始める。
「すみません。突然呼んでしまって。別々のクエストをやろうとしたのを咎めるわけではないので、ご心配なく。えーと本題に入るんですが、ギルマスがあなたたちを指名してやって欲しいクエストがあるの」
指名クエスト?なんで例外オブ例外の時にしかやらない指名クエストを俺たちに?
ちなみに、指名クエストとは、ソロ又はパーティを一つから二つ程度指名して行ってもらうクエストで、魔石持ちの魔物が出たりとかして、その緊急クエストが貼られて、やられた人が多数いたときにのみ、発動するクエストのこと。指名された人は報酬がそのクエストだけ良くなるという。
でも、今回まだそう言った緊急クエストの類も出ていない状態での指名クエスト?
一体何が起きているのであろうか。
とりあえず、気になったので聞いて見る。
「指名クエストって緊急クエストまだ出てませんよね? 何でですか?」
「なんか、その辺も特例で王都の東側にある魔物の森の様子が最近おかしいらしくて、調査して来て欲しいらしいです。君たちのパーティは何が合っても対応できるだろうから。とのことです」
何があっても対応できる?少し、こっちの命を甘く見てませんかね?
別に受けること自体は構わない。けれど、なにが合っても対応できるは、こっちの命を甘く見てるだろ。
「冒険者に危険はつきものだ。」「冒険者は何があっても対応できなければならない。」確かに二つの通りだけれど、おかしいだろ。理由が。「君たちなら安心して任せられるから」とかならまだ許容範囲。「君たちのパーティは何が合っても対応できる。」つまり、「君たちに死んで貰って構わないから森を調査してこい」という意味になる。少なくとも俺目線からだと。
死んで貰って構わないって言われて、行く馬鹿がどこにいるって?
絶対こういうのには魔石持ちの魔物がいて、大勢の人が死ぬ。この責任は普通はギルマスが負うべきものを、ギルマスが勝手に調査しろと言ってしなかった奴らが悪いって言って、そこからもめごとが発生するパターンのやつじゃん。
拒否権あるように見えてないの本当にウザい。
これじゃあ受けるしか道が残されていないじゃないか。
そして、受けなければ、俺の「人を助けるためには命散らしてもいい」という覚悟に反してしまう。
しょうがない。受けy……いや、アルフレクスと話し合わなければ。
というかアルフレクスと話し合って決めればよかったじゃねーか。
まぁもうそれは後の祭りだからしょうがないか。
とりあえず、アルフレクスと話し合おう。
「アルフレクスどうす……」
「受けるよ。勿論俺も、死んで貰って構わないって言われたら流石にやる気失せるけど、後々大変になったらいやだから」
「OK分かった。俺も同じ理由で受けたいと思った」
思ってないけど。流石に、俺の覚悟を他人に押し付けるわけにはいかないから、話を合わせる。
というか、アルフレクスとほとんど同じ思考だったな。
アルフレクスと同じ意見になったので、受付の人に受けるという趣旨を伝える。
「その依頼受けさせてもらいます」
「分かりました」
受付が指名依頼書の紙にハンコを押す。
「では、気を付けて下さい」
その言葉と同時に俺たちはギルドをでて、東門に向かう。
この小説随筆する前に寝落ちしてしまって、寝落ちして起きた後に開始した話なので変な箇所もあると思います。