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Xmate -クロスメイト-  作者: 紅弥生 
第三章 動き出す最悪
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ー第十一話ー 冒険者登録

突然ですが、今回で第三章を終わりにします。

 案の定陛下に呼び出し喰らって、最悪の亜竜の時と同じ流れになった。

 違う点と言えば、騒ぐ連中がいないのと、俺が気絶しなかった点だ。まぁ、寮に帰った後、疲れでぐっすり寝てしまい、陛下に合う予定時間を大幅に過ぎてしまったが。

 これで、准男爵から男爵に爵位アップというわけだ。わーい。じゃねぇよ!

 貴族やだ貴族やだ。まぁ法衣貴族だから、ほぼほぼ自由にできるけどね。絶対次爵位アップしたら領地渡されそう。だって子爵だもの。世界を救う使命を背負ってはいるけど、目立った行動できないな。ただ、冒険者やってるうちにお偉いさんのところ行くときに、取り込まれなくて済むのと、名前が通るからその辺だけ考えると非常に良い感じだな。まぁ、他国のお偉いさん生きはほぼ確定だろ。だって、ファンタジー系物語と流れ完全に一緒だもん。これで異なったら恥ずかしいけどな。

 まぁそんなことは今はどうでも良い。

 今どこにいるかというと、学園の中庭だ。

 入学式同様、訓練場(体育館)が破壊されてしまったからな。

 というか、入学式、卒業式でこんな最悪のこと起きるなんて、まるで……

 いやこの話は止めておこう。

 話を戻してと。卒業式も、そろそろ終盤だな。

 もうすぐ、楽しい冒険が僕を待ってるんだ!!

 楽しい(地獄)かもしれないけどな。

 でも、冒険と聞いてwkwkしてしまうのはしょうがないであろう。

 大人になったとは言え、子供心を忘れてはならないとはこのことかな。度が過ぎるのはいけないだろうけど。

 っと。いろいろ考えてるうちに学園長のあいさつが終わるようだ。


「……では、君たちもそろそろ、飽きて来たであろう。これからは、冒険者となり自由に冒険していけ! 自由とはいえ、悪事に手を染めてはならんぞ。 ではご武運を期待している!」


 この五年間のうちに学園長も交代していた。

 気難しそうな学園長から、今のユニークだけどメリハリをしっかりしている学園長に。


「学園長、ありがとうございました。 それでは卒業生が退場します」


 その合図とともに、卒業生が退場していく。

 まぁ、退場(校舎内に行く)だけどね。

 恐らく、演技で泣いているであろうけど、泣いている生徒もいる。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

―約二時間後―


 俺はアルフレクスと共にギルドに向かって歩いている。

 アルフレクスとはあれからもずっと仲良くしている。

 戦争から帰ってきても、アルフレクスは変わらず友達として接してきてくれた。

 ほかのやつらも接して来てくれたが、やはり恐怖とか、尊敬するような感じの思いを抱いてるやつもいたからな。

 ちなみに、クガベットは突如として学園から姿を消してしまっていた。

 夜飯のごはんの時に死んでしまったのか、あの「人類滅亡組織ヒューマン・エクスティンクション」とかいうクソ組織の仲間で、俺が敵対したと分かったから逃げたのかは分からない。

 クガベットと仲が良かったやつらはいるが、死んだと言ってない以上恐らく後者であろう。辛くて逃げだしたのを口止めされているか、後者で、口止めされているか。それは仲が良かったものしか真相が読めないだろう。

 おっと。そんなことを考えてるうちに着いたようだ。

 アルフレクスと互いに向き合って、頷きあって中に入る。

 どうやら、昼という時間帯だから、空いていた。

 空いているなら、それでいい。

 そのまま、受付に向かい、冒険者登録をする。


「あの、冒険者登録したいのですが」

「学園生さんですね。では、市民票おねがいします」

「あぁ。パーティ組む予定なので、一緒にお願いします」

「分かりました。では、市民票をお願いします」


 そう応対し、冒険者登録をする。

 俺はアルフレクスと交代し、後ろで待つ。

 しばらくしたら、冒険者カードが出来たようだ。


「こちらが、冒険者カードです。再発行不可なので、無くさないようお願いします」

「分かりました」


 冒険者カードを渡され、確認する。

 ランクは俺もアルフレクスもFのようだ。

 めっちゃ活躍はしてたけど、あれは登録前だからしょうがない。

 冒険者カードを貰ったところで、受付にパーティ登録の申し出をする。


「パーティ登録します」

「分かりました。ではこちらに記入してください」

「分かりました」


 紙を貰いパーティ登録のやつを書く。

 まず、パーティ名。「真紅の剣(ルビーソード)」とアルフレクスと決めていたからそれでいいや。

 メンバーは今のところは二人なので、俺とアルフレクスの名前を記入する。

 記入した紙を受付に渡し、確認してもらう


「パーティ名「真紅の剣(ルビーソード)」メンバーは今のところリルグレイシアさんとアルフレクスさんだけですね。では、こちらにカードを乗せて下さい」

「分かりました」


 なんか近未来チックな道具出て来た。

 恐らくあれで、左上のバーが追加されるであろう


「OKです。では、これにて登録を完了します。良い冒険者ライフを!」


 受付はそう言って俺たちを送りだす。


 これから、どんな旅が待っているか、分からない。

 けれど、どんな困難が待ち受けて居ようと、俺たちの足は止まることはない。

 頑張って前に進み続けよう。

前回と同じ流れなのでほぼカットしてます。

そして、安定のネーミングセンスの無さ(笑)どうしても厨二臭くなってしまうから、これでも悩んだ方です(笑)厨二の方が良い場合は変えます。

卒業式も、彼の消した作品「召喚魔術師は仲間を求めて旅をしているようです。」を見た人ならわかると思いますが、それとほとんど同じ感じだと思います(笑)

作者はそのシーンを部分的に覚えているだけなので多少の違いはあると思いますが(笑)

予告しておきますが、この作品終了後再び「召喚魔術師は仲間を求めて旅をしているようです。」を投稿したいと思います。

そして、予告なしに第三章を終えてしまい申し訳ありません。

めっちゃ区切り良かったので第三章を終えてしまいます。

第四章をお待ちくださいませ!

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逆境の騎士〜誰にもない属性魔法と特性でピンチをチャンスに〜
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