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Xmate -クロスメイト-  作者: 紅弥生 
第三章 動き出す最悪
34/104

ー第九話ー スキルによるアドバンテージ。

総合PV4000突破!!ありがとうございます!!

 ッ!?ハァッ。ここは…… 

 そうだここは、俺が落とされたところだ。

 スキルの確認をササッと終わらせて、倒しに行こう。

 まず、「神之宴」は、魔力を無限に使えるようになり、重力を無視できる。いかにもこれじゃん。というか、魔力無限はチートすぎる。次に「天帝之頂」は雷属性魔法を扱えるようになり、能力アップ系のスキルがさらに倍加され、雑魚敵ならば、攻撃せずに自動的に雷魔法が発動し蹴散らせる。桁がおかしくなるし、なんというピンポイント。最後に「小サキ王」は、武器に毒属性を付与できるようになる。なんか最後だけ地味なのキター。これらのスキルは、貰いものだから、威張ってしまってはいけない。今はピンチだからいいけど、これからは、ピンチの時以外、使わないようにしよう。

 っと。そういう場合じゃない。スキル発動して、倒さなければ。


「闘神」


「神之宴」


「竜化」


【NAME:RILGLAYSIAは常時発動スキル「神竜の加護」を発動】

【NAME:RILGLAYSIAはスキル「闘神」を発動】

【NAME:RILGLAYSIAはスペシャルスキル「神之宴」を発動】

【NAME:RILGLAYSIAはスキル「竜化」を発動】


 竜化の変化が一瞬にして終わる。

 なので、すぐに落としたやつの所に行く。

 竜化してる姿を見られるのは構わない。

 わざと、ゆっくり近づいているため、相手にも気づかれる。

 俺の姿を見た瞬間、相手は喋りだす。


「おっとぉ!? 次は竜ですか。竜が入れるくらい、この街の警備は雑魚なんでしょうねぇ!!!!! まぁ、今は関係ないので、死んでもッ……!」


 相手の言葉は驚きで最後まで続かなかったようだ。

 何故なら、俺は「死んで」まで言った瞬間、素早く動き出したからだ。

 やっべ。イキってしまった。まぁ、いい。今はこいつに凄まじい怒りを抱いてるからな。

 相手は、すぐに周りを見る姿勢を取る。

 その時、俺はもうすでに相手の背後に回り込んでいる。

 そして、回り込んだ数秒後居場所を特定したようで、こっちを向くが、その時に俺はもう剣を振っていた。

 それに気づいた相手は、咄嗟に避けようとするが、俺の振った剣が先に当たり、相手を斜めに切り落とした。

 相手は驚愕の顔を浮かべるが、瞬間ニヤッと嘲笑う。

 しまった! 完全に油断したッ!

 そう思い、受け身の姿勢を瞬時に取る。

 それと同時に相手は小さな声で言い放つ。


「デス・パーティー」


 そう言い放たれた瞬間、彼を中心に爆発が起きる。

 俺は直撃したが、竜化による竜の再生力によって、耐えれる。

 暫く経つと、爆破が納まり周りを見渡せるようになる。

 爆発した場所は王都の上空だったため、ギリギリ被害は出ていないようだった。

 ただ、爆風で少々屋根が飛ばされた程度だった。

 そこまでを確認した瞬間、咆哮が繰り返される。


「JADBUINDIS」


 その咆哮が聞こえたほうを向く。

 そこには、「グラスディプコディア」と呼ばれる魔物がいた。

 そして、俺の視線に気づいたのか、こっちを向き、再度咆哮をする。


「BAAAAAAAAAAAL!!」


 どうやら、殺気とともに充てられたようで、俺は動けなくなってしまう。

 しかし、重力無視によって、俺は浮いたままになる。

 そしてグラスディプコディアは、凄まじいスピードで、俺に迫ってくる……

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逆境の騎士〜誰にもない属性魔法と特性でピンチをチャンスに〜
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