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Xmate -クロスメイト-  作者: 紅弥生 
第二章 行く先
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ー第十五話ー 学園祭2

 朝ごはんを食べた俺たちはそのまま、教室に向かう。

 そして、教室に着く。

 そこには既に数人いた。

 着いた瞬間に視線を向けられるが、俺達だと分かった瞬間に視線を戻す。

 それを確認しながら、席に向かう。

 椅子に座り、しばらく待つ。

 しばらく、経つと先生がくる。


「じゃあ。今日は学園祭だ。ルールは昨日話したが、一応簡単に説明するぞ」


 入ってきて、そう言い放つ。

 そして、続ける。


「まず一つ目は、学年対抗でやる。二つ目は、魔法とか、アシストスキルの使用は禁止。三つめは、めいっぱい楽しもう。この三つだけだ」


 学年対抗は1~5年までのそれぞれの人がでて、それぞれ競いあう。ただしそれでは公正ではないということで、2~5年はハンデが課せられている。

 2年は5秒後スタート、3年は10秒後スタートと学年が上がるにつれて5秒ずつ遅れてスタートする。

 それ以外はそのままだ。

 そして、先生は競技を説明するので続ける。


「次に競技だが、学年対抗リレー→目隠しリレー→陣取り→バトルロイヤルの順で行う。」


 対抗リレーはそのまま。

 目隠しリレーは二人一ペアで、一人は目隠しをし、走る。一人は目隠ししないで、目隠ししてる人を案内する。

 陣取りは一斉スタートで、学年ごとに陣地が有って、他学年の陣地に置いてある結晶を触れば、その陣地は自分たちの陣地となる。時間制限とセットがあってセットは5セット。時間は基本1セット30分。しかし、4・5セット目は60分となる。

 バトロワはA/B/C/D/Eの計5つのブロックがあって、今日は予選で明日は本戦だ。予選は各ブロックごとに2VS2で行う。まぁよくスポーツである、勝てば次の試合に進める制だ。名前を忘れたが。予選で1位だった学年のペアは明日の本戦で2VS2VS2VS2VS2で戦うことになる。ちなみにバトルロイヤルではスキルと魔法は禁止だが、アシストスキルはOKとなる


「じゃあ、頑張って一位とるぞ!!」


 先生のその言葉が合図となり、全員が各自動き出す。

 ペアとの最後のミーティングだ。

 俺はやはりというべき、アルフレクスとペアなので、アルフレクスのところに向かう。

 そして、話しかける。


「アルフレクス、目隠し対抗リレーの時はあの手はずでな」

「おう」


 そういい、グータッチする。

 あの手はずとは、目隠し対抗リレーの時に、俺が目隠しして走って、アルフレクスは目隠ししないで走る役をするが。普通なら、手を引いて、ゆっくりと走るが、俺は「目隠し透過」というスキルを「暗視」スキルとともに入手したため、周りからは目隠ししているように見えるが、自分からは、通常の視点のように見える。なんともご都合がいいこと。ただし、目隠しは透けるが、壁や体は透けて見えない。

 その「目隠し透過」スキルを使って、早く走る。アルフレクスと手をつないで走るが、アルフレクスはただ、俺と走るだけで良いという作戦だ。


あ。各学年の人数は20人ずつです

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