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Xmate -クロスメイト-  作者: 紅弥生 
第一章 初まりの始まり
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ー第ニ話ー 最悪の旅行後編

この話は後編です

前編をお読みでない方は前編からお読みするのをおすすめします。

-2時間後-

 

 「ふぁあああ。よく寝た。今何時だ?」

 

 そういって俺は時計を見る。

 まだ9時のようだ。

 時計を確認すると横から話かけてくるやつがいた


「おはよう。護くん」

「おう。おはよう」

「すごい、気持ちよさそうに寝てたね」


 話しかけてきたのは宮水 玲佳(きゅうみず れいか)という、学年で一番の美少女だ。

 なぜかこいつは、俺が剛と戯れてなくて、人目に付かないところで話かけてくる。

 まあ今思い切り人目に付くところで話かけてきたが。

 そのせいで周りから嫉妬の視線がゲリラ豪雨のように降り注いでくるけどね。


「今どこだろうな」


 と呟いたら


「今は東京の上空だよ。さっき先生がそう言ってたよ」

「まじか! てことは、起こそうとしてくれてた?」

「起こそうとしt……」


 玲佳の言葉は最後まで続かなかった。

 何故なら、途中で警告音が鳴り、電子掲示板に


【WARNING】


 という文字が表示されながら、操縦士さんからのアナウンスが入った


「ただいま、突如制御不能に陥り、原因を調べたところ、『バード・ストライク』が起こった模様です。どこか、近隣の住宅地外の安全そうな場所に不時着致します」


 とアナウンスが入った

 その瞬間機内は騒然となった


「怖いね護くん」

「そっそうだな」


 と俺は返しながら思考した

 最近、日本上空で、バードストライクって起こってないはずだ。なぜ起こった。

 これで、もし不時着に失敗したら、多大な死亡者、負傷者がでるはずだ。

 どうか、安全に着陸してくれ。

 と、困ったら神頼みという、日本人らしいことをしたが、そうは問屋が卸さなかった

 何故なら、またアナウンスが入ったからだ。


「操縦失敗! このまま、森に突っ込みます!!!!!!!」


 とアナウンスが繰り返された

 おいおいおいおいおいおいやばいなそれ、よし、こうなったら、玲佳だけでも守ろう。


「……君! 護君!」


 とここで玲佳がよんでたことに気が付いた


「ん? 何?」

「何じゃないよ! これは絶対に多大な被害者でるよね!」

「そうだな。」

「何、そんな落ち着いているの! やばいでしょ!」

「うん。そうd…… ッ! 玲佳口を閉じろ! 追突するぞ!」


 といった瞬間俺は玲佳を守る姿勢にでたと同時に追突した


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


-追突から4時間後-


「息があるみたいだ! そこのを助けろ!」


 ッ!声が……聞こえた……誰…のだ……

 あぁ……救助……隊が……きた……のか…

 今……運ばれ……ていくのは…誰だ……

 あれは……玲佳か……よかった……助けられたようだ……

 にしても……放れてしまった…の…か…

 

「他いるか! いるなら返事しろ!」


 こ……こに……いる……

 しかし、護の声は届かない。

 ここ……に……いる……ぞ……

 尚も、声は届かない。

 護のこの世界最後の声は誰にもとどかなかった。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 魂は旅をする。

 それは、人や動物に宿り、そのものが亡くなったとき、また違うものに宿ることの繰り返しである。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


-side:???


「我も、ここにしばらくいるが、暇だの」


 そう言った瞬間???の魂は吸い込まれた。

 

「ぬぐお!? なんだ!?」


 ???の魂は抵抗しようとするが、抵抗は虚しく吸い込まれてしまった。

 そして???の魂は記憶を失いかけてた魂と合わさり、再構築していった。

お読みいただきありがとうございます。

次回は遅くなりますが、頑張って投稿します

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お読みいただき有難うございます
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逆境の騎士〜誰にもない属性魔法と特性でピンチをチャンスに〜
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