ー第五話ー 戦いの終結
前々回前回と「~だった――――」終わりにして、すみません。
話を続ける都合と自分の文章力のなさが合わさり、あのようにしないと続きませんでした。
もう二度と使わないと言えば無理ですが、回数を減らしたいと思います。
そして、お願いとして、また「~だった――――」終わりを使ったら、「また、使ったな」ぐらいで見ていただけると嬉しいです。
長々と前書きを書いてしまって、申し訳ありません。それでは本文へどうぞ!
――――戦いの蓋は切って開かれた。
俺は最悪の亜竜の咆哮に怯まず、前進する。
最悪の亜竜は、迎撃する姿勢になる。
その瞬間、俺はスキルを発動する。
「天地両断!!!!」
【NAJN KCJHBJKKNJCBXCNCZNCXMCNNNVNBCN】
またもや、メッセージがバグるが気にしない。
俺はスキルを発動したと同時に更に加速し、0.1もしないうちに最悪の亜竜の前に着く。
着いたと同時に数百という数の連続攻撃をする。そして、ラストに縦回転をし最悪の亜竜の首を切りつける。しかし、切断するまでに至らない。
なら、もう一回。その瞬間俺は意識を失いそうになる。
なぜなら、MPが付きかけていたからだ。スキル「神龍合体」による翼の飛行は大量にMPを使用するようだ。
「やっぱり、代償あるじゃねぇか」
そう呟き、気合いを入れなおす。それと同時に最悪の亜竜の首を見る。もうほとんど再生しているが、完全再生はしていない。
「これならまだ間に合うな!」
「天地両断!!!!」
【NJJAFJKKJCNVHVKJFNJBKVLJKNJKVKNJJKMNJNMNNJKMJN】
再びバグるがまた無視。
MPがとっくに0になっており、少しでも気を緩めると、気絶してしまう。
そう心に呟きながら、数百連撃をする。
腕が痛い。全身が痛い。そういった痛みを伴いながら攻撃をする。
「これで、最後だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
そう叫び、縦回転しながら最悪の亜竜の首を切りつける。
最悪の亜竜の首が真っ二つに切れたのを確認しながら落下していく。
スキルによって作られたミスリルの剣も、神竜合体によって得られた翼も消えていく。
元の姿に戻ったと同時に地面に激突した。――――
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――――SIDE:???
「ミッション失敗」
「どうしてだ?」
「一人の少年により、討伐された」
「その少年、興味深いな。それは別として、次の作戦の会議をするぞ」
「はっ!」
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――――SIDE:主人公
「知らない天井だ」
とりあえずそう言ってみる。
目が覚めると高そうなベットの上で横になっていた。
「というか、普通あの高さから落ちたら死ぬだろ。なんで生きてんの俺」
そう呟きつつスキルの確認をする。
「武具作成」は残っているが、「神竜合体」は消えている。
おそらく「天地両断」も消えているだろう。
そこまで確認したところで、部屋がノックされる。
「どうぞ」
そう言い、ノックした人を中に入れる。
知らない人が入ってきた。
「あら。起きていましたのね」
「はっ。はい」
声が上ずったのでもとに戻しながら返事する。
「あの。ここって一体」
「あぁ。ここはね、王宮の医務室よ」
「おっ。おうきゅ……」
そこまで言って絶句する。
「王が命令したのです」
驚き過ぎてなにも言えない。
「あっと。話がそれました。体で痛いところはありませんか?」
「あっ。なっ。ないです」
半分現実逃避しようとしてた自分をまき戻して返事をする。
「それはよかった。」
そういって看護婦らしき人物は笑顔になる。
俺も作り笑いをする。その人が放った爆弾に気づかずに。
「起きて、痛いところがないのなら、王が謁見なさるようです。ので、私についてきてください」
「え? あ。はい」
そう言われ、俺はついていく。
しばらく歩くと、看護婦らしき人物はある部屋の中で止まった
「王に伝えになるので、この部屋で少々お待ち下さい」
「あ。はい」
そう言われたので、返事を返す。すると看護婦らしき人物は俺に礼をし、出て行ってしまう。
とりあえず、一人になったので思考をまとめようとする。しかし、焦っているのかまとまらない。
そこにヘルクレットが爆弾発言をする
(お前、王に謁見するみたいだぞ)
(は?)
俺はその発言に思考停止する。
(お前、もしかして、焦って話をよく聞いてなかったな?)
(うっ。うん)
(はぁ。わかりやすく言うと)
そういってヘルクレットは説明してくれる。
お前が、最悪の亜竜を討伐し、お前が落下したのを王が見た→王が部下に命令し、お前を救助させる。→救助し、回復魔法で治療する→お前がおきる。→お前がいう看護婦らしき人物が、痛いところの確認→それにお前は、ないと答える→その看護婦らしき人物は、王からの命令でお前と謁見すると伝えてこの部屋に通せと言われてたことを話す→お前をこの部屋に連れていき、自分は王に伝えてくると退出する。→今の状況に至る。
(はあぁぁぁぁぁ!?)
(はあぁ! じゃない!)
(俺みたいなちっぽけな一般しみ……)
(いや、お前最悪の亜竜討伐してる時に一般市民からも見られてたぞ)
(OH! JESUS!)
そこで会話を止め意識を現実に引き戻す。
すると、話しかけられる
「王が謁見なさるようです。ついてきてください」
そう言われついていく。