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世界は終わりを告げている。  作者: 現実みかん
0世界目
1/16

始まり始まりの物語

「あと1時間で世界は終わるんだよ」


ある暑い夏の日。

俺は、白いワンピースの少女に言われた。


「忘れたのは…この人類みんななんだよ」


少女は言葉を続けた。



「君が…、君が世界を救わないから。

ここの時間軸は何重にも重なっちゃった。」


「全ては君次第なんだ。」


「この世界はもう何度も終わりを繰り返してるんだから。」


「前の世界は赤に包まれて、その前の世界は青に包まれちゃった。

…世界を終わらせたくないなら。

全部の世界を救わなきゃ…。君にしかできないことなんだ。」



太陽が俺をジリジリと焼き続けていて、

汗が身体中の穴から出た。


「なんで…、なんで俺が…?」







「君が…君が頑張らなきゃ」






否、視界がぼやけだした。

あの少女も微睡みの中に消えていく……





「今度の世界は救ってあげてね。」





俺に…できることなのか……?

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