勝利の方程式
自身の文才のなさに涙する作者……
ナバリル学園の卒業式……、あれから3年か……色々なことがあったな
「アーサー!」
後ろから声が聞こえた、この声は恐らくアンリだろう、
ヨグ大国の第1王女、そして俺の婚約者でもある
そんなわけあるか!まだ数分しかたってねぇよ!
「試験だけでもお願いできませんか?」
「無理です」
このクソ野郎が……
666
フリーメイソン
もう俺の殺意の箱開けちゃったよね!
「そこを何とか……」
「後ろの方が控えているので、お帰りください
時間の無駄です」
確かに後ろには行列ができいる
逆に考えて欲しい。俺はこの行列に並んでやっと受け付ける権利を得たのだ
だが、どうだ?このクソ女め!俺の時間を返せ!
「そ「しつこいです」」
言葉を遮りやがった、もう決めた、こういう時のチートだろ
俺は心の中で唱えた、(傀儡)
瞬間、ビイィィィィィィィィィィ、
という耳をつんざぐような音がした
それは警報だった……、恐らく受付嬢に何らかの魔法などをかけるやからがいるのだろう。そう、俺みたいな
ガシャガシャガシャ、と、音をたてながら鎧を着た約20名の騎士が来た
幸いにも今俺がたっている場所は外なので逃げるのは簡単だ
目の前の受付嬢は目を見開いている、恐らく何をされたのか分からないのだろう、てかスキルかかってねえじゃん!まさか俺のスキルが無効されたの!?
いやいや、傀儡というスキルが基本中の基本なのか?、
今はそんな事どうでもいい、
とりあえず逃げる、エッ?スキルで殺せよだって?
分かってないな…………
俺は騎士が向かってきた時には既に勝利の方程式が出来上がっていた……
そう!この国に恩をうって入学してるー!
あわよくば王女様とムフフな関係に……、とね
幸いにも入学まで2ヶ月、2ヶ月までに俺はこの国に恩を売り
はらに王女様と婚約し!!!
入学!!!
どうよこれ?
話をトントン拍子で進めてきましたが
次回からの約10話は2ヶ月間の話を書きます