命綱無しのバンジージャンプ
光眩しい扉を開けるとそこはさっきまでの真っ暗な、なにもない空間と違い緑と青空が広がっていた
「さぁ~て、行くか!!」
と進藤は扉を思いっきり蹴り出し、その緑色の大地に飛び込んだ
「これが異世界か~。おっ!!なんかデカイ竜みたいなのが飛んでるぞ(笑)ありゃ~暫く勝てないんだろうな~。うん?あれ??なんか地面遠くない!?おい!!これは死ぬんじゃね??おい!ミントなんだこれ!?」
進藤は大きな声で怒鳴り倒していた
「勝手に扉開くからですよ!!早く【飛べ】と頭の中で唱えて飛んでいるイメージを浮かべてください!!」
飛ぶ??飛ぶってなんだよ!?
飛べるか!!いや、これは言われた通りにやるしかない!!
「飛べ!!」
だよね~
そりゃ~落ちるよね~
飛んだ人間なんかみたことないもん・・・
いや!!なんか飛んでる動物を思い浮かべるんだ!進藤は迫り来る地面を見ながら子どもが言ってた言葉を思い出す
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「パパ~雀ってなんで飛べるの??」
「パパも詳しくないけど翼で飛んでるんだよ~」
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マジか・・・雀って・・いや!これしかない!!
進藤は雀を思い浮かべ、手をばたつかせもう一度魔法を唱えた
「飛べ!!」
あっ・・飛べた・・
初めての投稿ですので暖かい目で見てもらえると幸いです。何かご指摘ありましたら、ご教示よろしくお願い致します。