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私の名前は千奈!中学1年生だよ!
「千奈!おはよ。早く学校行こうぜ!」
この人は隼人。私の幼なじみ!実は・・・私の好きな人///
チョーーーーカッコいいんだ❤えへへ❤
「どうした?」
「へ?あ、ごめんごめん。行こ!」
学校までは歩きで10分ぐらい。その間が最高の時間❤
「今日さ、放課後時間ある?勉強、教えてもらいたいとこがあって・・・だめかな?」
「全然ok!」
本当は友達と遊ぶ約束あったんだけど・・・隼人のためなら!
「じゃ、お願いしてもいいか?」
「まかせて!隼人の家行けばいいの?」
「うん。じゃ、放課後、門の前ね!」
いつの間にか学校についていた。隼人と話していると時間が進むのが早い。
「おっはよ~!千奈。」
この子は私の親友の凛。明るい性格で背が小っちゃくてかわいいんだ❤ でも今日遊ぶ約束をしていた本人・・・
「あ、あのね凛・・・えっと~今日行けなくなちゃったw」
「え~そうなの~。なんで~。」
凛が私に抱き着いてくる。かわいい❤
凛は私に好きな人がいるのを知らない。今まで隠し通してきた。
「いや~お母さんが「少しは家の手伝いしなさい!」って・・・」
「そっか~。仕方ないね。また今度遊ぼうね!」
「ごめんね~・・・」
キーンコーンカーンコーン・・・
「やばい!予鈴なった!」
「遅刻だ~!!!」
バタバタバタ・・・
2人は、急いで教室に向かうのだった・・・
放課後・・・
隼人まだかな~。隼人の部屋にはしょっちゅう行くけど毎回ドキドキする。妄想だけが膨らんでいく。
「ごめん。先生につかまって・・・待った?」
「ううん。私も今来たところ。」
本当はワクワクして20分前に来たんだけど。
「じゃ、行こっか」
「隼人、何の問題がわかんないの?」
「俺数学苦手で・・・ピンチなんだよな~」
「そ~いえば!小学校の頃、算数のテストで10点とってなかったっけw」
隼人は前から理数系が苦手で私が毎回教えてあげてた。
「そ、それは3年の時の話だろ///」
恥ずかしながら言った。それもかわいい❤
会話が弾みマンションに着いた。
「どうぞw」
「おじゃましま~す。」
「あら、千奈ちゃん!いらっしゃ~い。」
隼人のお母さんだ。ご近所さんだから私のお母さんと仲が良く、休みの日はお茶に行っているぐらいだ。
「俺の部屋行ってて」
隼人の部屋は男の子っぽくてサッカーのポスターがいっぱい貼ってある。
そしてねこもいる。名前はチロ。アメリカンショートヘアーのメスだ。きれいな顔立ちをしている。
チロはいつも隼人の部屋にいる。起きる時も、寝る時も一緒だ。
「チロはいいな~。隼人の部屋にいつも居るし、学校も行かないんだもんね~。」
そうゆうといきなり黄色い光が目の前をおそった。
「きゃ!!!!」
目を開けるとそこには自分が立っていた。
「!?」
すると、目の前の自分がしゃべりだした。
「鏡を見てみて」
言われた通り鏡を見ると、そこにはチロが立っていた。
「にゃ~にゃ~にゃ!?(なにこれ!?)」
猫語しかしゃべれない。すると私の姿をした奴が
「あんた、私になったのよ。」
ということは、私がチロになってチロが私になったの!?
「にゃ~にゃにゃにゃ~!!(どうしてくれるのよ!!)」
「おまたせ~。じゃあ勉強始めようぜ」
隼人がジュースを持って入ってきた。
「にゃ~~にゃにゃにゃにゃ!(隼人!私よ!千奈よ!)」
「ど~した~チロ。騒がしいな。」
きずいてくれない・・・。
「いーよいーよ勉強しちゃお!」
チロが私の振りをして話を進める。
「にゃにゃにゃ~!(助けてよ~)」
私が何度呼びかけてもきずいてくれるはずがない・・・
1時間後・・・
「サンキュー!これで数学もばっちりだぜ!」
「うん!じゃあ私帰るね!」
ええええええええええ!!!帰っちゃうの!?
「にゃにゃ~~~~にゃ~~~!!!!(あんたどうする気よ~~~~!!!)」
「なんだチロ。千奈が帰るのがそんなにさびしいかw」
「にゃ~にゃにゃ~(違うの隼人~)」
本物のチロはくすくす笑いながら
「じゃあまた明日ね~隼人。チロ❤」
私は帰ってしまった。
どうなっちゃうのーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!! 続く・・・
千奈の立場になって読んでいただけたら、嬉しいです!!