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かでんポータブル  作者: today
第一章かでんがとどくまで
7/35

違うだろ!

はーい、もうマンネリ化しましてごめんなさい。(一ヶ月間謝ってばかりですね。)

今回もちょびっとだけ書かせていただきました。


「あの、冷たすぎました?」


上目使いで、不安げな顔を向けられたら流石に文句を言うのがためらわれる。


「いや、氷一個にしてはやけに冷えてるなと思っただけだ。」


その言葉を聞くと、不安げな顔から一転。

少し自慢気な顔をして口を開く。


「多機能ですから。」


どうも話が分からん。

何のこっちゃさっぱり。


多機能?いや、家事万能な女子とかこれだけじゃ分からないだろ。

ふと、何かを思いついたらしく、念じるように眼を閉じる少女。

すると、室温が下がり始め、心地よい風が何処からか吹いてくる。


「どうでしょう。若干室温を下げ、湿度をとりました。」


「へ?」


手品の様な出来事に脳が追いつかない。


「やはり、これが私の領分ですから。」


いやいや、そんなエアコン見たいな事を人間が出来る訳が…。

エアコン?


「あの、もしかして、本当に君が、エアコン本体なの?」


認めたくは無いが、目の前で機能を見せられては信じざるを得ない。

すると、何を今さらと言う表情で


「はい、エアーコンディショナー・ポータブルタイプpexb-12218ですよ。」


と言う。


ポータブルっつうか、アンドロイドだろこれは!


「それで、なぜエアコンが人型なのか説明して欲しいのだが。」


当然の疑問をぶつけてみる。


「それは、説明に記述されていた通り、家事において活躍するためです。」


またしても、若干自慢気だ。

そんな理由のために徘徊するエアコンを作る企業に対し、呆れを通り越し、ある種関心してしまう。


「多機能化するためには人型が一番ですから。ほら、人型の方が介護とか、心のケアとかに効果があるらしいですから。」


無駄に高水準な家電だ。

いや、ロボットを家電に入れていいのか?


「熱電素子や、熱変換素子、ソーラーパネルをボディーの表面に付けているため、熱を吸収し周りを冷却しながら発電もできます。」


「風は、どうやって起こすの?」


「秘密です♡」


「可愛子ぶってもダメ」


「本当に企業秘密ですので。」


どうやら、譲れないラインらしい。

まあ、良く考えてみれば、それほど重要でもない質問だし、知らなくてもいいだろう。


それよりも、こんな非常識な家電をどう扱うかが問題だ。

さてどうするか…。

次で、プロローグっぽいのが終了です。

いやー、一か月かけて書いたのが、プロローグだけって酷いっすね。

次回も、頑張って書きます。

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