『戦記』とは、何でしょう?
公式様からのお題には乗っかって行こう!というスタンスなのですが、十二月から始まる『戦記』にかなりこう…やられております。
『戦記』とは何でしょう?
戦いの記録、戦争の記録、戦闘の記録、それらを題材にした物語。
作品とすれば古くは「太平記」とかでしょうか(軍記か?)。
機動戦士ガンダムのファーストは戦記色が強い気がします。
パンプキンシザーズは戦後の話ですが、ある意味で戦いの記録ですよね。
ワールドトリガーは戦いの記録ではありますがあれはSFアクションでしょうか。
ゲド戦記シリーズは『戦記』と訳されましたがハイファンタジーの王道ですよね(原題:Earthsea)。
いえ、読む側は良いんです。何を読んでも面白いので…実際の所、『戦記』と銘打とうと打たなかろうとジャンルを気にして読んだことはありません。
ですが、いざ書こうと思うと疑問符が沢山湧きました。
何を以て『戦記』とすれば良いのでしょう。
なぜこんな疑問を持ったかと言いますと、『戦記』というものは長いお話が多い気がするのです。運営さんがイベント開催するからちょっと書いてみちゃおうかしら?という覚悟で書けるものでは無い気がするのです。
ですが、乗ってみたい乗っておきたい。
短編を書きたいのになぜか長くだらりとなる私ですのでお話を長くすることはできると思うのです。ですが、それは冗長になっているだけとも言えるわけで…。
実は『小説家になろう』に登録したきっかけは、ある日突然、なぜだか頭の中にひとつの物語ができてしまい、年表を作ってみたら数百年に及ぶものになってしまったため、せっかくだから書いてみようかしら…から始まりました。
ちなみにそちらはさっぱり書いておりません。収拾がつかなくて書き始められない。手が付けられない。
そこで、手始めに三つくらい投稿してみよう!と、始めたうちのひとつが現在も脳内で増殖するので書き続けている『ある王宮の…』なのですが。話が逸れまして。
『戦記』です、『戦記』。
戦争や戦闘の記録。長くなるのは当然ですよね。
争いや諍いは残念ながら日常ですが、大掛かりな戦争や戦闘は非日常の最たるもの(そうあって欲しいと願っています)。戦略知略、武技のみならず、どんな立場、どんな些細なことでもドラマになりますし、深く掘れば掘るほど溢れ出すものは多い。
とはいえ、長く書くだけの気力も体力も知識も持ち合わせていません。古代中国史などは好きで良く読みますが、読むのと知識がついているのは違う。
では、その戦争や戦闘のうちのほんのひとこまを切り取ったものは『戦記』と銘打って良いのかどうか。
どこまでを『戦記』って言って良いのでしょうか。
………言ったもん勝ち?
私の疑問に気付いてくださった方…。
よろしければご意見をちょうだいできますと幸いです。
ちょっと、ドツボです(しょんぼり)。




