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誓約書

 お顔真っ赤なバカ王子の戯言が30分くらい続いた。さて、そろそろ反撃しましょうか。

「殿下の言い分は以上でしょうか?」

「お、ぉう。お前がいかに悪逆非道かわかったか!」

「では婚約破棄で構いません。証人はこちらにいる皆様でよろしいですか?」

「も、もちろんだ!」

「では誓約書をこの場で書きましょう。誰か紙とペンをお持ちかしら?あと承認してくださる方はいらっしゃいますか?」

どこからともなく給仕服を着たバカ王子の執事が紙、羽ペン、インク壺をトレイに乗せて現れた。彼は我が家で再雇用してあげましょう。

「僕で良ければ承認しよう。」

「私も協力しますわ。」

宰相のご令息とその婚約者様だ。両者共に身分も高いので有り難い。丁重にお願いをし、手短に簡易的な書類を二枚作成した。一枚は馬鹿王子に押し付けておいた。思わず笑顔になってしまう。これでバカ王子を我が家で養う必要性がなくなった♪

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