バハムート州、児童施設
車を走らせる事、六時間、バハムート州、児童施設に着いた。
子供達は、クタクタだ。
児童施設は大きく、トラックに乗ってた、子供達、述べ五十二人を受け入れてくれた。
児童施設の職員さんに、アダルベルトとヨーゼフは事情を説明してた。
「まあ、それは大変でしたね…でも、ここまで来たら安心よ、子供達の事は安心して」
「ミス・キャリー、ありがとう、君の様な…美し、ぎゃあ!」
「女を見るなり、口説きまくるな、それよりだ、これからどうするんだ!」
俺はアダルベルトの襟を掴み、俺の向かせ、今後の方針と目的を確認しようと、問いただす。
「そうだね、先ずはフィクサー達と合流する事だね、それから…パトリオット・アセンブリをどうするかだね…あとスカーフェイス、これを着けとけ」
渡されたのは、仮面だった。
それも、狐面の仮面で俺に似合いそうにない。
俺が嫌そうな顔をすると「君は仮にもプロボクサーで活躍してたからね、正体がバレるのは不味い…そうだな、このドミノマスクでも着けとけ」
さっきより、マシかと思って、その黒いドミノマスクを着けた。
「これから、フィクサー達と合流する」
「こちらから出向くのか?」
「いや、フィクサー達の方からこっちに来るみたいだ」
「疑問なんだが…何で、そんなに状況が分かるんだ」
「ああ、それは…だね」
アダルベルトは、耳に付けてたインカムらしき物を外して、俺に渡した。
「これは?」
「フィクサー特製の通信機さ、YOUPHONEだと、盗聴されるからね、この通信機はされないように工夫されてるのさ」
へー、そんな便利な物を使ってたのか…なら、さっさとこっちにも、寄こせって話だが…




