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第2ラウンド
インターバルが終わり、第2ラウンドが始まる。
ガードを緩め、相手の攻撃を誘う俺は、コーベットから、カウンターで迎撃する気だ。
しかし、コーベットは、打ってこない、まだ、様子を伺ってやがる。
しびれをきらしてた俺は、コーベットを攻めた。
ガードを固めてるが、隙間からジャブを通しダメージを与える。
ガードの上からでも、お構いなしにワン・ツーを打ち、どうにかしてガードを崩そうかと思った。
すると、「もっと来いよ」っとコーベットが挑発してくる。
俺は乗った、ロープ際まで追い詰めて―――右へスライドし、左アッパーを繰り出し――――――――――――――――――何と、倒れたのは俺だった。
レフェリーがカウントを取るので、ギリギリ冷静になる7カウントで立ち上がった。
―――――試合は続行。
コーベットが向かってくる、俺に畳み掛けるように、ラッシュを!
俺は、ガードを固め、なるべく後ろに下がらないように、ポジションニングに気を払いながら、打たれるばかりだけでは、なく、レフェリーストップが掛からないように、なるべく打ち返すようにした。
攻防は続き、第2ラウンドは終わった。




