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破門

「この…大馬鹿者が!」


ダマトのおっさんの開口一番がそれだった、ジムに戻り、マイク率いるユースティティア穏健派に力を貸すといった、これだった。


「おい、ビクター・タイソンとの試合の件は、どうするんだ?ここに来ておじゃんにする気なのかい? 」


タケシがおろおろしてる様子で、俺に聞いた。


「いや、試合はする、ただユースティティアの穏健派と手を組む、そして…そこからボスに俺はなってみる…いやならなければいけない、マークの為にも」


「お前の決意は、分かったよ…だが、マフィアの連中と手を組んでる男に力を貸す訳には、いかないな…タイソンとの試合を最後にお前は破門だ、勿論、Jプロモーションとの契約を破棄にしてもらう」


「ダマトよ…それは、やり過ぎではないか? スカーフェイスにも事情があるんだろう」


ブレンダンが俺を擁護する。


「ブレンダンよ、そうもいかないんだ、仮にも、マフィアと繋がってるボクサーをうちに在籍させとくわけにはいかん」


「ダマトのおっさんの言う通りさ、タイソン戦終わったら、俺は、ここを去るよ」


全ては、承知の上だ、だから…ユースティティアめ、今に見てろ、内部から崩壊させてやるからな。

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