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超短編2

がっこうへいく。

作者: しおん

 カタコトカタコト。

 バスに揺られて学校へ行く。



 楽しくはないけれど。

 苦しくもないけれど。

 今日も私は学校へいく。



 理由なんてなかった。

 それは私にとって生きることぐらい当たり前だったから。

 意味なんてなかった。

 それはいつの間にか身に付いてしまった習慣めいたものだったから。



 だから私は不思議だった。

 サボることが、学校へ行かないことが。



 なんで来ないの?



 そんなことを訪ねても、


 嫌だから。

 つまんないから。

 行きたくないから。


 二言目には答えが返ってくる。

 学校は嫌な場所って、当たり前に返ってくる。



 そんなことを考えたことがなかった私は、それを聞いてなんとも不思議な気分になるのだ。


 何が嫌なんだろうって。


 違う感性を持っているからこそ違う世界が見えているのだろうけど、だとしても私には理解できないのだ。



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