表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩歌集

心に咲く百合の花



この世に生まれ落ちた子供


穢れをしらない無垢なその子の心に


一輪の花が咲いた


真っ白で美しい百合の花


透明ななみだ


ぽたり


百合の花弁を震わせる


雫で煌めく百合の花は


いっそう、綺麗で美しくて





純白だった百合はだんだん


色んな色に染まっていく


オレンジになったり


黄色になったり


ピンクになったり


赤になったり






すると


だんだん色が抜けなくなり


その色たちが混ざっていく


純白だった百合の花は


気づけば


真っ黒な花になっていた


黒百合はその子の心を暗く澱ませる





黒く染まってしまった百合は


もう、白い百合には戻れない───







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] いろんな色に染まれば虹色になれるかもですよ! 百合って…?と考えてしまったわたしは、何か穢れてるかもしれない…。
[良い点] 「私の心は何色かしら」 ……的な言葉を、〝色づく世界の~〟の台詞にあったのを想い出しましたよ。 タクト+さん♡♪(*´ω`*)☆彡 お名前少~し、変えられたのですね♡♪ 決意表明ですかね……
[良い点] いつまでも真っ白でありたいですね。 雫と書いて涙と読むの、とっても素敵です! 読ませていただきありがとうございました(✿ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾
2024/05/23 01:35 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ