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激おこぷんぷん丸だよ。

 激おこぷんぷん丸という言葉を知ったのは、既に廃れ始めたときだ。

 とても残念に思った。廃れているのに使うのは癪に障るからだ。


 でもさー、なんとなく響きが可愛いじゃないか。

 語呂だっていいし。だから気に入ったのだ。

 未だにこの響き好きなんだけどね。



 わたしにとっての、激おこぷんぷん丸って

スポーツ界にもファッション界にも存在する。

 きっと、その世界を知らないだけで、もっともっと沢山あるはず。


 例えば、ラグビー。

 数年前に日本でラグビーのワールドカップが開催されたとき。

 その少し前の五郎丸選手にスポットライトが当たったときのこと。


 こぞってメディアが放送していたはずだ。

 追随してファンも獲得したように見えた。


 しかし実際の今はどうだろう。

 ときどき国内ラグビーの放送を衛星放送で見るのだが……。

 

 観戦者が少ないのは国際大会では無いから?

 関係ないよね。

 好きだったらどこの国だろうが会社だろうがファンなら応援したいはずじゃん。

 

 当時、昔からのラグビーファンですらチケットが取れなかったと聞いた。

 今はどうなんだろう。

 不思議ですね。



 ファッションでも同じようなことがある。

 来年の流行色が徐々に増え、気付いたたときには時代遅れの色。

「この夏はコレに決まり!!」と雑誌で書きたてた形は、半年後には見向きもされない。


 まぁ、来年の流行色が決まっていること自体不思議ともえる。

 なんか理由あったよね。流行色が決まる方法。

 映画【プラダを着た悪魔】でメルリ・ストリープが説明していた気がする。


 ついでに言えば、芸人のヒロシ。

 あの「ヒロシです、ヒロシです、ヒロシです」にネタのかた。

 彼のネタに人気絶頂のころの

『「ファンレターにヒロシさん一生ついていきます」と書いていた人たちはみんな死んだんでしょうか』

という内容がある。


 当時だけのラグビーファンはきっと死んだんでしょうね。

 そして今は他にはやっている物を追いかけているんでしょう。

 

 それは、いい。何を追いかけようと本人の自由だから。

 苦手に思うのは、流行る前から好きだったものなのに、

流行が廃れた後も使ったり見ていたりすると「あれ昔の流行じゃん」と言う世間の雰囲気だ。


 解せん。



 そりゃね、激おこぷんぷん丸は人気無くなり始めた頃に知りましたよ。

 とはいえやっぱり今も好きなんだ。

 使いたくても使えないんだ。困るじゃん。


 仕方ない。

 笹の葉で作った船にでも、ぷんぷんって名前付けて

激おこぷんぷん丸の記憶を流しちゃいましょうかね。

 

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