登場人物紹介(キャラクターデザインあり)
アイリーン・クロノス
第1章では12歳、第2章以降は14歳。
時の国の公爵令嬢。
白銀の髪、黄金がかった琥珀色の瞳、白い肌と神秘的な見た目をしている。
由緒正しい魔法一族、クロノス家の一人娘。曽祖父は大陸随一と言われた大魔法使い。その影響かアイリーンも類い稀なる魔法の才能を持っている。
“考えること”が大好きで、考え事を始めると周りが見えなくなるほど熟考してしまう。性格は、内向的でコミュニケーションが少し苦手。臆病で心配性。しかし内に秘めている好奇心や向上心は高い。
1度目の人生は悪い結果で終わってしまったが、本来は逆境を跳ね除けられるほどの実力を持っている。
セルシス・ラグナ
第1章では12歳、第2章以降は14歳。
容姿端麗な時の国の王太子。アイリーンの婚約者。
金色の髪、菫色の澄んだ瞳、整った顔立ちと麗しい見た目を持つ。
魔法は使えないが実は身体能力が驚く程高い。
優しく穏やかで夢見がちな母の影響からか、空気を読むことが苦手な、所謂天然なところがある。しかし大切な人の気持ちの機微には敏感。
優しい性格の持ち主だが、同時に強い意志も併せ持っている。アイリーンの1度目の人生ではある原因があり婚約破棄となってしまったが、本来はアイリーンを大事に思っている。
オルフェ
アイリーンの前にいきなり現れた謎の青年。歳は大体18〜20歳あたり。アイリーンの1度目の人生ではアイリーンの魔法の師だったらしい。2度目の人生でもアイリーンに魔法を指導している。出生については謎に包まれている。
線が細いというか、繊細で儚げな印象も覚える見た目の持ち主。顔はそこそこ整っているが、つり目がち。
面倒見のいい性格で頼り甲斐がある。ただ皮肉屋な面もあり、アイリーンとはたまに喧嘩になる。また、繊細な見た目に反し大胆なところがあり、パワープレイで物事を解決するタイプ。アイリーンの為ならどこまでも体を張る男。