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第五話 植物見てカレー作るよ!(二日目)

では、どうぞ

SUPで愁が落とした人数は、12人。

内訳は樹、フランをはじめとした茨城、笹木、古河、他クラスの古林鳴海、杉浦聡太、田中拓郎、女子の蘆田絢香、吉田信濃、大塩金太郎。←誰?


SUPでクラスメイトを次々に池に落としていった愁達は着替えて、バスに乗り、宿付近の植物観察に向かった。


愁「なぁ、暑くね?」


茨城「暑い。……どこの読者か知らんが俺のことを犬と言ったな?(←タローだから)」


レミィ「と言うかあんたは犬でしょうが」


茨城「うっ……麗美さんに犬って言われた……!」


霊夢「コイツ、どうしようもないドMね」


フラン「何も言わない方が得策なんじゃない?」


茨城「放置プレイ……!ゾクゾクする……!!」


クラスメイト『うわぁ……気持ち悪っ』


茨城「罵りプレイ……!クラスメイトからの罵りプレイ……!!もっとして欲しい……!!!」


レミィ「……こいつ、え……?ドM?愁も大概にMな気がするけど……これは超々ドMだよ……?」


愁「ちょっと待って!?え?僕がMだと思う?え?なんで?」


霊夢「レミィからのお仕置きはちゃんと受けるじゃない。しかも一番きついやつ」


愁「レミィがするからいいんだよ!」


霊夢「それをMと言うのよ」


愁「なん…だと!?」


樹「お〜い、もう先頭は行っているぞ〜というか愁、カメラ係だろ。彼女ばっかり撮らずみんなも撮れよ」


愁「あ、そうだね。それじゃあ行くか」


〜少年観察&撮影中〜


案内人「ーーこれが猛毒なコバイケイソウという花です。ユリ科で山地から亜高山の草地や湿地のような、比較的湿気の多いところに生えています。全草にアルカロイド系の毒成分を持つ有毒植物なので触らないでくださいね」


愁「怖〜自然ってすごいよね。毒を自分で作って天敵から守るって言う……」


樹「そうだな。……さっきから思っているんだけどさ……全ての写真に麗美さんが映るようにしているように思うのはなんでだろうか?」


愁「ギクッき、気のせいじゃない?」


案内人「この辺の地質は人間の今の科学でも作れないような性質になっていて、一歩でも踏み入れると100年は足跡が残ると言われています。足跡が完全に消えるまで何百年、何千年とかかるのです。なのでこの木道は人間が歩きやすいように整備してあるのではなく、この自然を守るために作られたのです」


樹「なるほどな〜後ろの方のうるさい奴らは木道から落とし合いをしているんだろうけど」


霊夢「ふ〜ん……自然を守るためにここまでするのね」


フラン「壊すのは簡単だけど治して元通りにするのは長い時間がかかるんだね」


レミィ「あなたがよく壊す紅魔館の建物も本当はすごい時間がかかるのよ」


フラン「……最近壊してないし。壊れても河童達が喜んで直してくれるじゃん」


レミィ「咲夜のお陰というのを忘れないでよね」


フラン「はーい」


愁「咲夜さんにはお世話になっているな〜」


とこんな感じで2時間に及ぶ植物観察は終わり、7、8組が止まっているホテルの裏手でカレーライスを

どれだけ少ない資源で作るのか班対抗で作ると言うエコ飯盒という活動をする。


つまりこの勝負はキャンプをしていた人に勝機が上がる。

愁はかなり万能なので3班は強い。

メンバーは愁、レミィ、霊夢、フラン、樹、笹木の六人だ。


係分けは、愁がリーダーで、火起こし係である。俗に言う雑用係である。

レミィ、霊夢、フランが野菜や肉を切ったり炒めたり煮たり……調理係である。

残った樹と笹木は火の調整係。


栗田先生「さぁてお前ら!まずいのを作ったら夜の星空観察連れて行かないからな!」


クラスメイト『それは横暴すぎるぞ!!!!』


栗田先生「ガハハ!!それぐらい本気で作れってことだ!!!!」


愁「それを言われちゃったら本気で作らないとな……」


レミィ「愁、愁!あまりやばいのを作らないでよね!天照お義母さんにわたされたレシピの中には美味しすぎて普通の人は倒れていく人が多いのがたくさんあったよ!?普通のにしていてね!というか謎の香辛料も持って来てないよね!?」


愁「……モッテキテナイヨ」


レミィ「出しなさい!!!!」


愁「はい……」


笹木「樹、見ろよ。あの愁が麗美さんに土下座してるぞ」


樹「……愁の名誉のためにあまり詳しく言わないでおくがあれは麗美さんに怒られているんだぞ」


笹木「そうなのか!?」


樹「あまり関わらない方がいいぞ……あれはあれでイチャイチャしているのだからな。邪魔した絶対後で愁からの報復を受けるぞ……」


樹はレミィとのイチャイチャを邪魔したためちょっとしたお仕置きを受けていたが……触れないでおこう。


霊夢「さて、私たちはこの二人が痴話喧嘩している間に野菜の下処理を済ましておきましょ」


フラン「私ニンジンの皮を剥く!」


霊夢「じゃあ私はジャガイモの処理をするわね」


笹木「……なぁ、野菜の処理がめちゃくちゃ早いんだが?どう言うことだ?」


樹「愁の手解きを受けているんだからな」


笹木「なるほど。なぜか納得してしまうが」


樹「それが愁って言うやつだ。覚えておけ」


フラン「霊夢、終わったよ」


霊夢「それじゃあ皮を剥き終わった野菜を洗ってきてくれる?」


フラン「わかった!」


レミィ「ーーこれでわかった?」


愁「はい……よく分かりました」


レミィ「分かればよろしい!……さて、私は肉の下処理をするね!」


霊夢「……愁、飯盒の方は準備できたから火をつけていいわよ」


愁「りょーかい」


愁が固形燃料にマッチで火をつけ、薪に火を移した。

ご飯を真ん中に置いて、十五分ぐらい蒸す。

その間に野菜を切って鍋に入れていく。

ご飯が十分蒸せたら一旦火からおろし、鍋を置く。

鍋の中に入っている肉を炒め、じゃがいも、にんじんという順番で入れていく。

最後に水を足して煮込んでルーを入れて完成だ。


笹木「なぁ、俺らいらなかったよな?」


樹「そうだな……」


ほとんど愁が作ったため、男子二人には仕事という仕事をしていなかった。

強いて言うなら、使ったまな板や包丁などの調理器具を洗うぐらい……


飯盒の中に入っていたご飯を皿に盛り付けてカレーを入れていく。

ついでに先生の分も入れる。

回ってきた人からスプーンとサラダをもらい、全員でいただきますで食べはじめた。

周りはまだ作っているが。


栗田先生「これ、お前らが作ったのか?」


愁「え?そうですけど?」


栗田先生「なんで家で着く時みたいにしっかりしているんだ?」


愁「慣れと勘?」


霊夢「勘ね」


フラン「慣れ」


レミィ「手伝い」


笹木「ほとんど何もしてない」


樹「薪入れただけ」


栗田先生「……返答しずらい回答だな!」


とこんな感じで午後2時半に昼ご飯を食べはじめたのだった。


作ったカレーはめちゃくちゃ美味しかったです。by樹






どうでしたか?

作者の実体験のところはどこだと思いますか?

たぶんここだろうと思った方は感想欄に書いてください。


感想・評価してくださると作者のモチベーションがあがり、テストの点数が上がります……!

誤字があれば教えてください。


それでは、また明日。

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